『花粉症ボトックス』導入しました!
花粉症ボトックスとは?
花粉症ボトックスとは、ボトックスの薬剤を鼻の粘膜に染み込ませることによって、鼻水・鼻詰まりや目の痒みの症状まで抑えることが可能な治療法です。注射をするわけではないので痛みがなく、副作用やダウンタイムがないのが利点です。
ボトックスには、神経伝達物質の「アセチルコリン」という副交感神経を働かせる物質の分泌を抑える作用があります。
花粉症では、アレルギー反応によって副交感神経が働き、アセチルコリンが分泌されることで、鼻水・鼻詰まりや目の痒みの症状が出現します。鼻の粘膜にボトックスを染み込ませることによって、副交感神経の働きを弱めることで、花粉症による症状を軽減します。
花粉症ボトックスの施術方法
花粉症ボトックスの施術方法には、「鼻腔内滴下法」と「ガーゼパッキング法」の2種類があります。
◆ 鼻腔内滴下法
ボトックスを鼻腔内に滴下する方法です。
◆ ガーゼパッキング法
高濃度のボトックスを浸透させたガーゼを鼻腔内に詰めて、約10分間横になって鼻腔内の粘膜にボトックスが吸収されるのを待ちます。
鼻腔内滴下法よりもボトックスが高濃度であり、また効果持続も高いと言われています。
当院ではより効果の高い、「ガーゼパッキング法」で施術を行います。
花粉症ボトックスの効果
花粉症ボトックスは早い方で施術当日から効果実感があらわれます。
約1週間程で効果のピークが訪れます。
ガーゼパッキング法は効果持続が長いと言われていますが、アレルギー症状の強さは人それぞれであり、明確な期間は分かりませんが、一般的には、2週間~3週間程度持続すると言われています。
1シーズンで2〜3回の施術を行うと、花粉症の症状をあまり感じることなく過ごせます。
花粉症ボトックスの単位数・薬剤について
当院では、しっかりと効果を出すために20単位(両側の合計)と他院よりも多い量のボトックスを使用します。
薬剤に関しては、アラガン社のボツリヌストキシン(アメリカ製)とHugel 社のボツラックス(韓国製)からお選びいただけます。
治療の流れ
◆ 診察
医師が状態を診察して適応があるかを判断します。
施術説明やご不明点への質問にもお答えします。
◆ 施術
横になっていただき、ボトックスを染み込ませた綿球を鼻腔内に入れます。
10分ほど経過したら、ピンセットで綿球を取り施術は終了です。
◆ 帰宅
日常生活で制限することは特になく、通常通り過ごしていただけます。
料金
◆ アラガン社製ボトックスビスタ(20単位):1回 25,000円(税込)
◆ Hugel社製ボツラックス(20単位):1回 13,000円(税込)
とても辛い花粉症のアレルギー症状を、お痛みや大きなリスクなくボトックスで治療可能です。
ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
院長 野口