2月から院長に就任した野口です
自己紹介
2025年2月から、ON-CLINIC Beautyの院長に就任した野口あかねです。
福岡県桂川町の出身で、高校生まで地元で育ちました。
大学は福岡県のお隣にある佐賀大学を卒業しました。
その後、福岡県の市中病院で研修医を終えて、福岡大学の精神神経科に入局しました。
もともと学生の時から精神科医になることを決めており、研修医の間にも気持ちが変わることなく、臨床研修終了後にすぐに精神科に入局しました。
うつ病などで働けなくなり休職した患者さんを治療して、再度社会復帰することができれば、患者さんだけではなく、社会のためになると思い、精神科医を目指していました。
しかし、入局後は大学病院での勤務で、重度の精神疾患の患者さんや自殺の方の初期対応などがメインの役割で、自分自身の思い描いていた役割と少し違っている点などから、メンタル面でも落ち込んでしまったり、悩むことが増えてきました。
気持ちを整理するために少しお休みをいただき、その間に美容クリニックでの勤務の機会を得たのが美容医療との最初の出会いでした。
もともと私は自分自身の見た目へのコンプレックスがかなり強かったのですが、その頃は激務だったこともあり、医療脱毛しか経験がありませんでした。
美容クリニックで勤務するために美容に関する知識を学ぶうちに、美容医療の奥深さに気がつきました。
また、美容クリニックではホスピタリティが重視されますが、私は人の気持ちに寄り添って一緒に考えることが好きな性格だったので、美容医療は自分に向いているのではないかと感じるようになりました。
美容医療において、患者さんはこちらから見ればあまり気にならないことでも真剣に悩まれていることがあり、その悩みを解決するために一緒に考え、美容医療で解消し、患者さんが笑顔で自信を持たれるというプロセスは、”精神疾患”というもともと自分が考えていたフィールドではないものの、同じく患者さん自身と、自信を持ってより輝いた患者さんが以前よりも積極的に社会に交わっていくことができるという風に考えると、自分がやりたかった役割と似ているな、と感じました。
その後は美容皮膚科医にシフトチェンジし、美容皮膚科医としてのキャリアは5年目になります。
自分自身も美容医療が好きなので、コンプレックスだった部分を医療の力で解消したり、肌をきれいに保つことなどで以前よりも自分に自信を持つことが出来ました。
美容医療に対しての考え
美容医療の世界は、医療とサービス業の狭間にあると個人的には思っています。お悩み自体は疾患ではないですし、自由診療なので医療保険も使えない領域です。世間では利益を追求するために、患者さんに適していない治療を勧めているクリニックもあると思っています。
私は医師であり、患者さんのお悩みに適していないものは勧めないと決めています。当院にない施術でも、患者さんにそちらの方が合っていると思う場合には詳しく説明します。
一方で、患者さんは「この施術をやりたい」と強く思ってご来院されている場合もあり、それを頭ごなしに否定するのも違うと考えていて、希望されている施術のメリット・デメリットを説明した上で、それでも患者さんが希望される場合には、患者さんに不利益のないものであれば行うように心がけています。
対人関係全てにおいて、例え医者と患者さんという関係性でも、『共感』を忘れてはいけないと常に思っています。
医者の方が知識があるのは当然だからと言って、患者さんの気持ちに寄り添うこともなく正論だけを言うのは、患者さんに共感していないと私は思います。
例え他人から見たら些細な悩みでも、当人にとっては重大な悩みだということは往々にしてあります。
当院はカウンセリング無料なので、なんでもお気軽にご相談ください。
おまけ:趣味など
私は割と多趣味で、主な活動としては、フォトグラファー、アングラー(釣り)、ハンドメイド作家などがあります。
写真に関してはセミプロレベルで、仕事として撮影することもあります。撮影の対象は”人”です。
釣りは始めたばかりですが、東京湾や全国各地で「マゴチ」という魚だけを狙って釣りをしています。マゴチが好きなので、オリジナルのキャラクターも作りました。
ハンドメイドも好きなので、自分が着けているアクセサリーは自分で作っています。

施術中に皆さまと色んなお話をするのが好きです。
私自身、患者さんのお話で色々な気づきを頂いています。
今後とも、ON-CLINIC Beautyをよろしくお願いいたします。
院長 野口