低用量ピルは、正しく服用すれば、非常に高い確率で避妊効果を期待できる経口避妊薬です。
ピルの避妊効果は、理想的な服用をした場合(飲み忘れがない場合)の妊娠率が0.1%、飲み忘れを含めた一般的な服用方法で5%と言われており、確実な避妊ができます。(0.1%とは1000人の女性が1年間ピルを服用した時、1人が妊娠するということです。)
引用:青森労災病院 うみねこ通信No66
また、月経困難症や子宮内膜症の治療・予防目的としての処方もされています。
低用量ピルは、避妊や生理痛・PMSの改善などに役立つ一方で、タバコを吸う方が服用すると健康上のリスクがあるため、注意が必要です。
たとえば、喫煙者が低容量ピルを服用する場合、非喫煙者と比較して心筋梗塞のリスクは増大すると報告されています。(引用:日本産科婦人科学会 低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン)
特に35歳以上で1日15本以上タバコを吸う方は、ピルの服用が禁忌となります。
本記事では、低用量ピルとタバコの関係やリスク、喫煙者でも服用可能なピルの種類、タバコがやめられない場合の対処法について詳しく解説します。

低用量ピルの服用中にタバコは吸えない
低用量ピルを服用している間は、原則としてタバコ(喫煙)は吸えません。
喫煙とピルの併用は、健康リスクを大きく高めるためです。
低用量ピルとタバコについての注意点について、次の3つのポイントに絞って解説します。
低用量ピルとタバコについての注意点
35歳以上で1日15本以上タバコを吸う方は低用量ピルが服用できない
35歳以上かつ、1日15本以上の喫煙習慣がある方は、低用量ピルの服用がNGです。
低用量経口避妊薬の使用に関するガイドラインでは、低用量ピルの服用と喫煙に関する利益とリスクについて、以下のように適用基準を定めています。
低用量ピル使用と喫煙に関する医学的適用基準 | |
---|---|
35歳未満での喫煙者 | リスクを上回る利益(低用量ピルを処方できるに該当) |
35歳以上で、1日15本未満の喫煙者 | 利益を上回るリスク(低用量ピルを処方できない場合に該当) |
35歳以上で、1日15本以上の喫煙者 | 容認できない健康上のリスク(低用量ピルを処方できない場合に該当) |
引用:日本産科婦人科学会 低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン
特に、35歳以上で1日15本以上のタバコを吸う方の場合、健康上のリスクが非常に高いとされ、国内外の医療ガイドラインで低用量ピルの服用が禁忌とされています。
英国の疫学調査15)において,経口避妊薬服用中に死亡した症例の背景を,年齢別に喫煙および経口避妊薬服用の有無で層別化して比較した結果,35歳以上で1日15本以上喫煙している経口避妊薬服用中の女性において,急激に死亡率が増加したと報告している.そのため,ノルエチステロン・エチニルエストラジオール配合錠(ルナベル配合錠 LD)など月経困難症治療薬の添付文書16)上にも,35歳以上で1日15本以上の喫煙者については「禁忌」とされている.
引用元:J-Stage「食品・嗜好品との相互作用カフェイン・喫煙・ドリンク剤・チアミン含有食品」
35歳未満での喫煙者の場合、低用量ピルの使用はリスクを上回る利益が期待できるとされていますが、健康上のリスクを考えると「禁煙」「減煙」が推奨されます。
喫煙は35歳未満では OC 禁忌にならない(分類2)が,喫煙自体の健康上のリスクについても指導し,可能なら禁煙や減煙を勧める.
引用元:J-Stage「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」
低用量ピルの服用中は加熱式タバコ(アイコス)も吸えない
低用量ピルを服用している間は、加熱式タバコや電子タバコ(アイコス)も含めて喫煙は避けるべきです。
一般的に加熱式は紙タバコより害が少ないと誤解されがちですが、ニコチンは含まれているため、血栓症などのリスクは依然として高いとされています。
実際に、以下のように紙タバコと加熱式タバコには共通して有害成分が含まれており、ピルの安全な服用を妨げる恐れがあります。
成分 | 紙タバコ | 加熱式タバコ |
---|---|---|
ニコチン | 2,100μg | 1,200μg |
一酸化炭素 | 33mg | 0.44mg |
ベンゼン | 110μg | 0.66μg |
ホルムアルデヒド | 41μg | 4.8μg |
タバコ特異的ニトロソアミン | 838ng | 70ng |
グリセロール | 1800μg | 4000μg |
粒子状物質総量 | 34mg | 39mg |
参照元:社会福祉法人恩賜財団済生会「本当は怖い「新型タバコ」 電子タバコと加熱式タバコの影響とは?」
数値上は一部成分が少なく見えるものの、血管収縮や血液凝固に関与するニコチンの影響は加熱式でも無視できません。
ニコチンの影響による血栓症のリスクがあるので、紙巻きタバコと同様に、加熱式タバコもピル服用中は控える必要があります。
低用量ピル服用時は受動喫煙も注意すべき
低用量ピル服用中は自身が喫煙を控えるだけではなく、周囲の人のタバコによる受動喫煙にも注意すべきです。
受動喫煙であっても、血栓症のリスクが高まる可能性があるからです。
一方、受動喫煙は喫煙者が吐き出した副流煙を吸い込むことになるので、四六時中、これを吸い続けると喫煙者以上に危険性が高くなります。
特に、次のような場面では、自分が喫煙していなくても、長時間タバコの煙を吸い続ける可能性が高くなります。
受動喫煙で特に気をつけるべき場面
- 家族や同居人が自宅でタバコを吸う
- 職場や飲食店など、喫煙可能な場所に頻繁に出入りする
- 車内や個室などの密閉された空間でタバコの煙にさらされる
低用量ピルを安全に服用するためにも、タバコの煙のある場所を極力避けるようにしましょう。
低用量ピルの服用中にタバコがNGな理由
低用量ピルは、避妊やPMSの改善、生理痛の緩和など多くの女性に利用されていますが、服用中にタバコを吸うことには大きなリスクが伴います。
ここでは、低用量ピルと喫煙が相性の悪い理由について、医学的な根拠をもとに詳しく解説します。
低用量ピルの服用中にタバコがNGな理由
血栓症のリスクが高まるから
低用量ピルを服用すると、ホルモンの影響で血栓症のリスクが高まるとされていますが、喫煙により血栓症のリスクはさらに高まります。
血栓症とは、血管の中の血液が固まって血栓ができ、血管をふさいで血流を妨げてしまう病気の総称です。
低容量ピルの服用と喫煙との血栓症のリスクの関係 | |
---|---|
低容量ピルの服用 | ・低用量ピルに含まれるエストロゲンの影響により血液が固まりやすくなる |
喫煙 | ・ニコチンが血管を収縮し、血流を阻害し血液が固まりやすくなる ・ニコチンや一酸化炭素が血管を傷つけ、血小板が集まりやすくなり、血が固まりやすくなる |
低容量ピルの服用と喫煙は、どちらも単体で血栓症のリスクを高めますが、併用するとリスクは何倍にもなります。
安全に避妊したいのであれば、低用量ピルの使用前に喫煙を真剣に考えてください。
重大な疾患のリスクが高まるから
低用量ピルを服用中に喫煙を続けると、血栓症のリスクが高まり、結果として心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる疾患を引き起こす可能性があります。
血栓が血管を塞ぐことで、様々な重篤な疾患を引き起こすからです。
低用量ピルの服用中に喫煙をすると、次のような疾患を引き起こすリスクが高まります。
疾患名 | 症状 | 発症メカニズム |
---|---|---|
深部静脈血栓症(DVT) | ・ふくらはぎの腫れ ・脚の痛みやだるさ ・皮膚の色の変化 ・脚の熱感 ・表面の血管が浮き出る |
血液が固まりやすくなる、静脈内に血栓ができる |
肺血栓症(PE) | ・息切れ ・胸の痛み ・動悸 ・呼吸困難 ・咳や血の混じった痰 ・意識障害・めまい・失神 ・チアノーゼ |
深部静脈血栓症でできた血栓が肺に飛び、肺動脈で詰まる |
脳梗塞 | ・手足の麻痺や痺れ ・言語障害 ・意識障害 ・重い後遺症 |
血栓が脳の血管を塞ぎ、脳の一部が酸欠状態になる |
心筋梗塞 | ・強い胸の痛み ・冷や汗 ・呼吸困難 ・放置すれば致命的になる可能性が高い |
心臓の動脈が血栓などで詰まり、心臓の筋肉への血流が途絶える |
命にも関わる重大な疾患を引き起こすリスクを大幅に上げるため、低用量ピルの服用中の喫煙は控えるようにしてください。
PMSのリスクが高まるから
PMS(月経前症候群)の改善を目的として低用量ピルを服用する方も多いですが、喫煙習慣があると効果を十分に得られない可能性があります。
喫煙がPMSのリスクが高いのは、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素などの成分に、ホルモンの分泌を乱したり、自律神経のバランスを崩したりする作用があるからです。
喫煙の影響 | PMSとの関係性 |
---|---|
ホルモンの乱れ | エストロゲンなどの変動が激しくなり、情緒不安定になる |
血流の悪化 | 冷えやむくみが出やすくなり、体の不快感が増す |
自律神経の乱れ | イライラや不安感、睡眠障害が起こる |
喫煙によるホルモンや自律神経の乱れにより、PMSでよくみられる次のような症状を悪化させる可能性があります。
喫煙により悪化する可能性があるPMSの症状
- 強いイライラや落ち込み
- お腹の張りや下腹部の痛み
- 頭痛や乳房の張り
- 疲労感や無気力感
低用量ピルにはPMSを和らげる効果があるとされていますが、喫煙をするとPMSを悪化させる可能性があります。
PMSへの治療効果を最大限にするためにも、低用量ピルの服用を考えている方は禁煙に取り組むようにしましょう。
PMSには低用量ピルがおすすめ|種類・料金・保険の有無や即日配送のクリニックも紹介
低用量ピルを服用したいけどタバコがやめられない時の対処法
低用量ピルは避妊やPMS、生理痛の改善などに効果的ですが、喫煙との併用には重大な健康リスクが伴います。
特に35歳以上でタバコを吸っている方は、血栓症などの副作用リスクが高まるため、低用量ピルの服用はNGとされています。
ここからは、低用量ピルを服用したいけどタバコがやめられない時の対処法を紹介します。
低用量ピルを服用したいけどタバコがやめられない時の対処法
禁煙に挑戦する
喫煙者の方で低用量ピルの服用を検討している場合、まずは禁煙に挑戦しましょう。
禁煙する場合、次のような方法があります。
禁煙する方法
- 禁煙外来の利用:最も成功率の高い方法、医師によるカウンセリングや禁煙補助薬を服用して禁煙に取り組む
- ニコチン代替療法を使う:ニコチンパッチやニコチンガムを使って、タバコへの欲求を軽減させる
- 禁煙アプリを利用する:スマホのアプリを利用して、日々の記録をつけたり、応援メッセージによるサポートを受ける
- 周囲に宣言する:周囲に禁煙を宣言して、途中でやめられない環境をつくる
低用量ピルを安全に服用するためにも、禁煙を前向きに検討しましょう。
黄体ホルモン製剤を使用する
どうしてもタバコがやめられない場合には、エストロゲンを含まない、黄体ホルモン製剤の使用が選択肢になります。
黄体ホルモン製剤とは
女性ホルモンの一種であるプロゲステロン(黄体ホルモン)のみを含む医薬品で、避妊や月経トラブルの改善に使われます。
エストロゲンとプロゲスチンは、どちらも低用量ピルに含まれる成分です。
低用量ピルに含まれるエストロゲンとプロゲスチンには、次のような違いがあります。
エストロゲン | プロゲスチン | |
---|---|---|
役割・特徴 | ・子宮内膜増殖 ・女性らしさの維持 |
・排卵抑制 ・子宮内膜の調整 |
血栓のリスク | 高い | 比較的低い |
低用量ピルと比較して、黄体ホルモン製剤には避妊効果や、PMS症状の改善などの作用が弱いというデメリットがあります。
黄体ホルモン製剤を使用する際には、医師とよく相談し、自分の体質や目的に合った処方を受けるのが大切です。
タバコを吸っていても服用できるピルを検討する

喫煙者の方がピルを使いたい場合、エストロゲンを含まない種類のピルを検討することもおすすめです。
具体的には、ミニピル・アフターピル・中用量ピルは、エストロゲンによる血栓リスクがない・または比較的低いため、喫煙者でも医師の判断のもとで服用可能とされるケースがあります。
ミニピル
ミニピルは、黄体ホルモン(プロゲスチン)のみを含むピルであり、エストロゲンを含まないため、喫煙による血栓症リスクの影響を受けにくいとされています。
なお、避妊効果はありますが、毎日決まった時間に服用する必要があり、一般の低用量ピルよりも服用管理に注意が必要です。
目的 | 避妊 |
---|---|
ホルモンの種類 | 黄体ホルモンのみ(プロゲスチン) |
喫煙者の服用 | ◯(医師判断のもと可能) |
特徴 | エストロゲンを含まず、血栓症リスクが低い。 毎日同じ時間に服用が必要。 |
アフターピル
アフターピルは緊急避妊薬であり、喫煙者でもリスクが比較的低いとされています。
72時間以内・120時間以内に対応する種類があり、いずれも喫煙者への禁忌には該当しない場合が多いです。
しかし、アフターピルはコンドームの破損や避妊に失敗したときなど、いざという時のための薬であり、日常的な避妊法として使用される薬ではありません。
アフターピルを頻回に使用すると体への負担が強く、不正出血や頭痛、腹痛などの副作用が出やすくなります。
目的 | 緊急避妊 |
---|---|
ホルモンの種類 | 黄体ホルモン系 |
喫煙者の服用 | ◯(短期服用であれば問題なし) |
特徴 | 性交渉後72時間または120時間以内に服用することで避妊効果が得られる。 |
アフターピルおすすめオンライン処方12選【2025年4月】口コミから安さ・即日配送・安全性を比較
中用量ピル
中用量ピルにはエストロゲンが含まれていますが、短期的な使用(例:月経移動など)を目的とする場合、喫煙者でも処方されるケースがあります。
ただし、使用期間が長引くとリスクが高まる可能性があるため、服用目的や体調によっては注意が必要なため、使用前には必ず医師と相談しましょう。
目的 | 月経移動や治療(生理日調整など) |
---|---|
ホルモンの種類 | エストロゲン+黄体ホルモン |
喫煙者の服用 | △(短期間使用時に限り医師判断で可能) |
特徴 | ホルモン量が多く、長期服用には不向き。 生理日を調整したいときに用いられる。 |
タバコを吸う方でも飲めるピルが購入できるオンラインクリニックおすすめ3選
先述したように、黄体ホルモンのみを含む「ミニピル」や、緊急避妊用の「アフターピル」など、喫煙者でも使用できるピルは存在します。
そこで下記では、タバコを吸う方でも服用可能なピルを取り扱うおすすめのオンラインクリニックを紹介します。
オンライン クリニック名 |
アフピル![]() |
エニピル![]() |
特急ピル![]() |
---|---|---|---|
ピルの種類 | ・アフターピル | ・低容量ピル ・超低用量ピル ・ミニピル ・中用量ピル(月経移動ピル) ・アフターピル |
・アフターピル |
アフターピルの料金 | 120時間有効ピル:13,200円(税込) 72時間有効ピル:8,580円(税込) |
・低容量ピル:1,848円/シート(税込)〜(※2) ・超低用量ピル:4,180円/シート(税込) ・ミニピル:2,772円/シート(税込)〜(※2) ・中用量ピル:4,378円/月(税込)〜(※3) ・アフターピル:10,978円(税込) |
120時間有効ピル:13,750円(税込) 72時間有効ピル:8,800円(税込) |
診察料 | 無料 | 無料 | 無料 |
配送料 | 550円 お急ぎ便5,500円〜(23区内のみ) |
550円(税込) ※バイク便は9,900円(税込)(東京都・神奈川県の配送限定) |
配送事務手数料:1,100円 ※お急ぎ便は追加料金5,500円〜(23区内のみ) |
最短スピード | 最短1時間(※1) | 最短1時間(※4) | 最短30分(※1) |
診察時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 |
詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
(※1)23区内限定のスピード配送利用時(追加料金)、他地域は最短翌日着
(※2)初回限定、12シートおまとめセットの1ヶ月あたりの価格
(※3)毎月発送プランでの価格
(※4)東京都・神奈川県への配送限定
アフピル|最短60分で届く

アフピルの詳細 | |
---|---|
ピルの種類 | アフターピル |
料金 | 120時間有効ピル:13,200円(税込) 72時間有効ピル:8,580円(税込) |
診察料 | 無料 ※システム利用料3,300円(税込) |
診療方法 | ・LINE ・電話 |
診療時間 | 24時間 |
配送時間 | ・最短1時間(23区内のみ) ・他地域は原則翌日(当日配送の場合) |
配送料 | 550円 お急ぎ便5,500円〜(23区内のみ) |
支払い方法 | ・クレジットカード ・後払い |
年齢制限 | 18歳以上 |
保険適用の有無 | 自由診療(実費) |
アフピルのおすすめポイント
- 最短60分でアフターピルが届く(※1)
- 通常配送でも原則翌日にはアフターピルが届く(※1)
- 診察料無料
アフピルは、プライバシー配慮とスピード配送に優れたアフターピルのオンライン診療サービスです。
診察はLINEで完結し、顔出し不要・保険証も不要のため、家族に知られずに利用できます。
東京23区内では最短60分で配送されるうえに、通常配送でも原則翌日に受け取り可能です。(※1)
診察料は永久無料で、費用は薬代・送料・システム利用料のみとなっており、費用面でも安心して利用できます。
アフターピルは喫煙者でも利用できる(※2)ため、避妊目的でピルを服用したい方はまずは気軽に相談してみみましょう。

(※1)地域・診察時間・天候などでも異なる、お急ぎ便5,500円〜
(※2)アフターピルは日常的に服用するピルではありません
アフピル | |
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運営会社 | よりそいメンタルクリニック |
住所 | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目1−17 エキニア新宿 302 |
アフピルのアフターピルの口コミは?怪しい?評判をもと料金・配達時間・効果・特徴を紹介
エニピル|17種類のピルを取り扱っている

エニピル | |
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ピルの種類 | 【低用量ピル】 トリキュラー/ファボワール/ラベルフィーユ/アンジュ/マーベロン/ルナベル配合錠/フリウェル配合錠 【超低用量ピル】 ドロエチ配合錠「あすか」/フリウェルULD「モチダ」21錠/フリウェルULD「モチダ」28錠/ヤーズ配合錠/ヤーズフレックス配合錠 【中用量ピル】 プラノバール 【アフターピル】 レボノルゲストレル/エラ 【アフターピル】 セラゼッタ/ジエノゲスト |
料金 | ・低容量ピル:1,848円/シート(税込)〜(※1) ・超低用量ピル:4,180円/シート(税込) ・ミニピル:2,772円/シート(税込)〜(※1) ・中用量ピル:4,378円/月(税込)〜(※2) ・アフターピル:10,978円 (※1)初回限定、12シートおまとめセットの1ヶ月あたりの価格 (※2)毎月発送プランでの価格 |
診察料 | 無料 ※初回のみシステム利用料3,300円(税込) |
診療方法 | オンライン通話 |
診療時間 | 24時間診療可能 |
配送時間 | 当日発送(15時までの支払い完了) |
配送料 | 550円(税込) ※バイク便は9,900円(税込) |
定期配送 | 【12シートおまとめセット】 初月1,848円(税込)〜 【3シートおまとめセット】 初月2,178円(税込)〜 【毎月発送プラン】 初月2,563円(税込)〜 ※2回目以降2,980円〜/シート(税別) ※すべて医師の診察後に配送・決済。 ※途中での変更や解約も可能。 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・後払い(コンビニ・郵便局・銀行・LINE Pay) ・分割払い(2・3・5・6・10回) |
エニピルのおすすめポイント
- 17種類のピルを取り扱っている
- 24時間いつでもピルの相談ができる
- プライバシーに配慮した梱包で届く
エニピルは、全部で17種類のピルを取り扱っているオンラインクリニックです。
ミニピルや中用量ピル、アフターピルなど、タバコを吸っていても服用可能なピルが豊富に揃っています。
また、エニピルはプライバシーに配慮した梱包で自宅ポストへ届くため、家族に知られたくない方にも安心です。
さらに、LINEで24時間いつでも相談ができるため、ピルに関する疑問・不安がある方でも安心して利用できます。
(※1)地域・天候によって翌々日になる可能性あり

エニピル | |
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運営会社 | 株式会社サルース |
住所 | 〒150-6221 東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー 21階 |
エニピルの口コミ・評判は?偽物?届かない?料金・配送スピード・特徴を紹介
特急ピル|最短30分で届く

特急ピルの詳細 | |
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ピルの種類 | アフターピル |
料金 | 120時間有効ピル:13,750円(税込) 72時間有効ピル:8,800円(税込) |
診察料 | 0円 |
診療方法 | ・LINE ・電話 |
診療時間 | 24時間対応 |
配送時間 | ・最短30分(原則3時間以内に配達※) ※23区内のみ ・他地域は最短翌日 |
配送料 | 配送事務手数料:1,100円 ※お急ぎ便は追加料金5,500円〜(23区内のみ) |
支払い方法 | ・クレジットカード ・後払い ・銀行振込 |
年齢制限 | 18歳以上 |
特急ピルのおすすめポイント
- 最短30分でアフターピルが届く
- 24時間いつでも受診できる
- 診察料無料
特急ピルは、24時間いつでもオンラインで診察を受けられるアフターピル専門のオンラインクリニックです。
東京23区内なら最短30分で届く(バイク便)ため、急なトラブルにも迅速に対応できます。(※1)
また、診察や相談はすべてLINEで完結し、顔出し不要でプライバシーにも配慮されているうえに保険証の提出が不要で、男性名義での支払いも可能な点も魅力です。
さらに、診察料・相談料は何度でも無料なので、費用面でも安心して利用できます。

(※1)配送時間は地域・診察時間・天候などで異なる、お急ぎ便5,500円〜
特急ピル | |
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運営会社 | よりそいメンタルクリニック |
住所 | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目1−17 エキニア新宿 302 |
特急ピルの口コミは?怪しい?評判をもとに料金・安全性・配達スピードも紹介
低用量ピルとタバコに関するよくある質問
ここからは、低用量ピルとタバコに関するよくある質問を紹介します。
低用量ピルとタバコに関するよくある質問
低用量ピルはタバコ5本でも服用できない?
タバコの本数が少なくても低用量ピルは処方してもらえない可能性があります。
特に35歳以上の喫煙者は、たとえ1日5本程度の喫煙でも血栓症リスクが高まるとされており、医師の判断によっては処方を断られることもあります。
低用量ピルを飲んでいる時にタバコを吸ってしまったらどうなる?
低用量ピルを服用している期間にタバコを吸ってしまうと、血液が固まりやすくなり、血栓症・心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まります。
1本吸っただけ重大な症状が出るとは限りませんが、継続的な喫煙は命に関わる健康被害に直結します。
タバコを吸ってしまった場合は、すぐに医師へ相談しましょう。
喫煙者でも飲めるピルはある?
喫煙者でも使用できるピルとしては、「ミニピル」「中用量ピル」「アフターピル」などがあります。
「ミニピル」「中用量ピル」「アフターピル」などはエストロゲンを含まず、血栓症リスクが比較的低いため、タバコを吸っている方でも処方されるケースがあります。
ただし、必ず医師の診断を受けたうえで使用しましょう。
アフターピルはいつまでに飲めば良い?72時間過ぎたら意味ない?服用目安・副作用も紹介
タバコを吸っていても低用量ピルを処方してもらえる人はいる?
基本的に35歳以上かつ喫煙者には低用量ピルの処方は推奨されていませんが、健康状態が良好で、医師の判断でリスクが低いと認められた場合に限り処方されることもあります。
しかしその場合でも、喫煙量の制限や、他のピルへの切り替えを提案されるケースが多く、安全のためには禁煙の検討が重要です。
低用量ピルを飲むならタバコはNG!禁煙できない場合は他のピルも検討しよう!
低用量ピルは避妊やPMS、生理痛改善に有効な一方、喫煙との併用は血栓症や重大な疾患のリスクを高めます。
特に35歳以上で喫煙習慣のある方は、低用量ピルの服用が禁忌とされているため注意が必要です。
禁煙が難しい場合は、ミニピルや黄体ホルモン製剤など、より安全性の高い代替ピルを検討しましょう。
ピルの種類や選び方は医師と相談し、自分の体と生活に合った方法を見つけることが大切です。
なお、今回紹介したオンラインクリニックは無料相談もできるため、気になる方はまずは気軽にLINEを追加してみましょう。