メデリピルは健康保険が適用される?保険適用・適用外(自由診療)の違いや安く抑える方法も紹介

メデリピルは保険適用される?
メデリピルの
保険適用の有無
保険適用外(自由診療)
保険適用
条件
・病気の治療目的(月経困難症や子宮内膜症など)か
・ピルの種類が保険適用されるものか
・クリニックが保険治療に対応しているか

メデリピルでは健康保険は適用されず、処方されるピルはすべて自由診療となります(参照元:メデリピル「健康保険は適用されますか?」)

自由診療のため、ピルの費用はもちろん、診察料や配送料も全額自己負担です。

ただし、メデリピルではクーポンキャンペーンや定期配送割引といった割引制度があるため、他サービスと比べても料金体系はリーズナブルです。

本記事では、メデリピルが保険適用されない理由保険適用される条件保険適用のクリニックとの違い保険適用外でも安く抑える方法を紹介します。

メデリピルは保険適用される?

冒頭でも紹介したように、メデリピルでは健康保険は適用されません

ここでは、メデリピルが保険適用されない理由について解説します。

メデリピルは保険適用されない(自由診療)

メデリピルで処方されるピルは、すべて健康保険の適用外となる自由診療です。

そのため、ピル代はもちろん、診察料や配送料すべて全額自己負担となります。

オンラインでのピル処方が原則として避妊目的で行われるケースが多く、保険適用条件の「治療目的の処方」に該当しないからです。

オンラインピル(メデリピル含む) 保険適用 保険適用外 違い

なお、月経困難症やPMSなど治療目的でピルが処方される場合に保険適用となるケースもありますが、条件や具体的な違いについては、次の見出しで詳しく解説します。

メデリピルの保険適用について
保険適用の有無 ×(すべて自由診療・保険適用外)
対象となるピル メデリピルで処方されるすべてのピル
自己負担となる費用 ピル代・診察料・配送料すべて全額自己負担
自由診療となる理由 保険適用条件の「治療目的の処方」に該当しないから

メデリピルの取扱いピルは全15種類!料金一覧とお得に買う方法も紹介

オンラインピル(メデリピル以外)で保険適用される条件

オンラインピル(メデリピル以外) 保険適用 条件

オンラインピルは基本的に自由診療が多いものの、条件を満たせば保険が適用されるケースもあります。

保険適用の可否は一律ではなく、処方目的やクリニックの体制、処方されるピルの種類などによって異なります

ここでは、メデリピル以外のオンラインピルで保険適用が認められる主な条件について解説します。

病気の治療目的(月経困難症や子宮内膜症など)か

オンラインピル(メデリピル以外)で保険適用される条件1つ目は、「病気の治療目的(月経困難症や子宮内膜症など)か」です。

ピルは避妊以外にも、以下のような疾患の治療にも用いられています。

ピルの用途(避妊以外)

  • 月経困難症の治療目的
  • 子宮内膜症の治療目的
  • PMS(月経前症候群)の治療目的など

上記のような症状に対して、医師が治療上必要と判断した場合に限り、公的医療保険が適用されます(※参照元:TOKYO YOUTH HEALTHCARE避妊のためだけじゃない、ピルのこと、もっと知ろう」)

一方で、避妊を主な目的として処方されるピルは治療とは見なされないため、原則として保険は適用されず、自由診療扱いになります。

オンライン診療であっても対面診療であっても同様で、ピルを処方してもらう目的が治療かどうかによって、保険が使えるかどうかが決まります。

そのため、オンラインピルで保険適用を希望する場合は、単なる避妊目的ではなく、症状の有無や治療の必要性を医師が医学的に判断できるかどうかが重要なポイントとなります。

ピルの種類が保険適用されるものか

オンラインピル(メデリピル以外)で保険適用される条件2つ目は、「ピルの種類が保険適用されるものか」です。

すべてのピルが保険対象になるわけではなく、あらかじめ「治療薬」として承認されているピルのみが対象とされています。

たとえば、月経困難症や子宮内膜症の治療目的で使用されるLEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)は、医師が治療目的と判断した場合に限り、保険適用となるケースがあります(参照元:働く女性のウェルネス向上委員会生理痛、更年期……女性ホルモン由来の不調・治療の第1選択「ホルモン治療」を正しく知って、上手に味方につける」)

一方で、避妊目的として広く使われているOC(経口避妊薬)や、自由診療向けに提供されているピルは、治療目的であっても保険適用外となることが一般的です。

そのため、保険適用を希望する場合は、「どのピルが処方されるのか」「そのピルは保険対象か」を事前に確認することが重要といえます。


OC(保険適用外)とLEP(保険適用)の違い
項目 OC(経口避妊薬) LEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)
主な目的 避妊目的 治療目的(月経困難症・子宮内膜症など)
保険適用 ×(自由診療) ◯(条件を満たせば保険適用)
処方される場面 避妊・生理日の調整など 月経痛の緩和・病気の治療
オンライン診療 多くのサービスで対応 一部対応(初診は対面が必要な場合あり)
費用負担 全額自己負担 原則3割負担(保険適用時)

クリニックが保険治療に対応しているか

オンラインピル(メデリピル以外)で保険適用される条件3つ目は、「クリニックが保険治療に対応しているか」です。

たとえ月経困難症や子宮内膜症など、一般的には治療目的として扱われるケースであっても、クリニック自体が自由診療であれば保険は適用されません

実際、メデリピルは月経困難症や子宮内膜症などの治療で使われる保険適用のピル「超低用量ピル(LEP)」(※)を取り扱っていますが、サービス自体が自由診療のため、保険は適用されません(※参照元:TOKYO YOUTH HEALTHCARE避妊のためだけじゃない、ピルのこと、もっと知ろう」)。

そのため、保険適用を希望する場合、オンラインピルでも対面診療クリニックでも公式サイトや診療案内ページで「保険診療対応」「保険適用可」といった記載があるかを事前に確認してから受診しましょう。

メデリピルを含む保険適用外のオンラインピルと保険適用時の料金相場

オンラインピルは、自由診療・保険適用のどちらを選ぶかによって料金が大きく変わると思われがちですが、実際の相場を見ると必ずしも大差があるとは限りません

たとえば、低用量ピルは、険適用時と自由診療時で1シートあたりの価格帯が近いケースも多く、サービスごとの割引や特典によって実質負担が変わることもあります。

ここでは、メデリピルを含むオンラインピルと、保険適用時の料金相場の違いや考え方について解説します。

保険適用の有無で料金は大きく変わらない(1シート2,000〜3,000円ほど)

低用量ピルは、保険適用か自由診療かによって料金が大きく変わると思われがちですが、実際の相場を見ると1シートあたり2,000〜3,000円前後で大きな差はありません

以下、参議院の質問主意書でも、月経困難症などの治療目的で保険適用となる場合であっても、自費診療と比べて価格が大きく下がるわけではないとの指摘がされています。

避妊目的で低用量ピルを内服する場合、保険適用ではないため、費用は自己負担となる。また、子宮内膜症に伴う月経困難症と機能性月経困難症の治療目的であれば、低用量ピルの一部は保険適用であるが、自費診療に比べて大きく値段が下がるわけでもないとの指摘がされている。

引用元:参議院質問主意書」

「保険適用だから大幅に安く買える」訳ではなく、料金面だけで見ると自由診療のオンラインピルと大きな差が出にくいのが実情です。

そのため、オンラインピルを選ぶ際は、料金だけでなく、初月割引の有無や診察の手軽さ、配送スピードなども含めて総合的に比較しましょう。

ピルはオンラインと病院どっちが安い?比較・保険適用の条件・安く購入する方法も紹介

メデリピルは低用量ピルが初月無料

メデリピル 初月無料

メデリピルでは、初回利用者向けの初月無料キャンペーンが用意されています。

具体的には、「1シート定期便」「6シートおまとめ定期便」「12シートおまとめ定期便」の3つのプランがあり、「1シート定期便」は初回0円で始められるため、まずは試してみたいという方にもおすすめです。

一方、6シート・12シートのおまとめ定期便は、長期服用を前提としたプランで、1シートあたり1,800円台〜購入できます。

いずれのプランも診療料は無料で、まとめ定期便の場合は送料もかからないため、継続利用しやすい料金設計です。

保険適用の有無による価格差が大きくない中で、初月無料やまとめ割引といった特典がある点は、メデリピルを選ぶメリットの1つといえます。

プラン 1シートあたり 初回支払額 2回目以降 送料 診察料
1シート定期便 2,970円(税込) 0円(初月無料) 2,970円(税込) 550円 無料
6シートまとめ定期 約2,300円(税込) 14,108円(税込) 17,820円(税込) 無料 無料
12シートまとめ定期 約1,800円(税込) 22,236円(税込) 33,000円(税込) 無料 無料

※1シート定期便は3シート受け取り完了するまで解約不可

メデリピルの初月無料キャンペーン【2025年最新】クーポンコードの有無や全4種の割引情報

メデリピルを含む保険適用外のオンラインピルを安く抑える方法

メデリピルを含む 保険適用外 オンラインピル 安く抑える方法

先述したように、保険適用の有無でピルの料金に大きな差はないものの、保険適用された場合の方が費用を抑えられる傾向があります。

とはいえ、保険適用外のオンラインピルでもピルを安く買える方法は存在します

ここでは、メデリピルを含む保険適用外のオンラインピルを少しでも安く利用するための具体的な方法を解説します。

メデリピルを含む保険適用外のオンラインピルを安く抑える方法

診察料無料のオンラインピルを利用する

メデリピルを含む保険適用外のオンラインピルを安く抑える方法の1つ目は、「診察料無料のオンラインピルを利用する」です。

診察料がかからなければ、毎月の支払いは基本的にピル代と送料のみとなるため、トータルの負担額を抑えやすくなるからです。

オンラインピルでは、1回の診察ごとに500〜数千円の診察料が設定されているケースも少なくありません。

特に定期的にピルを処方してもらう場合、診察料が毎回発生すると、1シートあたりの実質的な料金は想像以上に高くなるケースもあります。

その点、診察料無料のサービスであれば、長期的に利用しても費用が膨らみにくいという点がメリットです。

自由診療のオンラインピルを選ぶ際は、表示されているピル代だけで判断せず、診察料が毎回かかるのか、無料なのかを含めて比較することが、結果的に費用を抑えるポイントです。

クーポンや定期便割引があるオンラインピルを利用する

メデリピルを含む保険適用外のオンラインピルを安く抑える方法2つ目は、「クーポンや定期便割引があるオンラインピルを利用する」です。

クーポンや定期便割引を活用することで、1シートあたりの実質負担を下げられるからです。

オンラインピルには、初回限定クーポンや定期便割引を用意しているサービスも多く、通常料金よりも安く購入できるケースも多いです。

先述したように、メデリピルは「1シート定期便」は初月無料、「12シートおまとめ定期便」は1シート1,853円(税込)など、割引制度が整っています。

保険適用外であっても、割引制度を上手に活用すれば、ピルが安く継続できるため、オンラインピルを利用する際は事前に確認しましょう。

メデリピルの保険適用に関するQ&A

ここからは、メデリピルの保険適用に関するQ&Aを紹介します。

メデリピルで保険適用されるピルの種類は?

メデリピルで処方されるピルに保険適用される種類はありません

一般的には保険適用される超低用量ピルの取り扱いもありますが、メデリピル自体が自由診療サービスのため、健康保険は適用されません。

ただし、メデリピルでは「初月無料」「1シート1,853円(税込)〜」など、他社と比べても比較的リーズナブルな価格でピルが買えます

オンラインピルは医療費控除が受けられる?

オンラインピルでかかった費用が医療費控除の対象になるかどうかは、処方の目的によって異なります

原則として、避妊や生理日の調整など予防・生活上の目的で処方されたピルは、保険適用の対象外のため、医療費控除も対象外です。

一方で、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で医師の診断を受け、必要性が認められたうえで処方された場合は、医療費控除の対象となる可能性があります

避妊目的だけど病気の治療目的と嘘をついても良い?

嘘をついて保険適用にしてもらうことはNGです。

診察時に正確な目的や症状を伝えないことで、自分に合う種類とは違うピルが処方される恐れがあるからです。

ピルは、避妊目的か、月経困難症や子宮内膜症などの治療目的かによって、使用される成分やホルモン量が異なります。

目的を偽った場合、目的とする効果が得られないだけでなく、副作用が強く出る可能性もあるため、嘘の申告はNGです。

メデリピルは保険適用されないがピルの料金はリーズナブル!

メデリピルで処方されるピルは保険適用外の自由診療です。

そのため、ピル代や診察料、配送料は全額自己負担となります。

ただし、メデリピルはオンラインピルの中でも比較的安いサービスです。

たとえば、低用量ピルは初回1シートが無料で始められるほか、6シート・12シートのおまとめ定期便では1シートあたり約1,800円台と、リーズナブルです。

また、保険適用となるピルであっても1シートあたり2,000〜3,000円前後が相場とされており、価格差が大きいわけではありません。

通院の手間がないうえに、割引制度を活用できる点を踏まえると、メデリピルは費用と利便性の両方を兼ね備えたオンラインピル処方サービスといえます。

保険は適用されませんが、リーズナブルな料金でピルを継続・購入できるため、まずは気軽にチェックしてみてはいかがでしょうか。

ON-CLINIC Beautyのオンラインピル処方

ON-CLINIC Beauty

ON-CLINIC Beauty」は当サイトが運営するオンライン診療サービス「ON-CLINIC」の美容皮膚科部門です(保険適用外)。

オンラインによるピル処方にも対応しており、「低用量ピル」をはじめ、「アフターピル」「ミニピル」「中用量ピル」を取り扱っています。

低用量ピルは「ファボワール(国内製)」「ラベルフィーユ(国内製)」「トリキュラー(国内製)」の3種類があり、全て月額2,980円(税込)で、診察料は無料です。

なお、配送料は550円(税込/オンライン診療の場合)、診療時間は10:00~19:00(年中無休)で、対面診療にも対応しています。

ON-CLINIC Beautyのピル処方
取扱ピル
料金
【低用量ピル】
・ファボワール(国内製):月額2,980円(税込)
・ラベルフィーユ(国内製):月額2,980円(税込)
・トリキュラー(国内製):月額2,980円(税込)
【アフターピル】
・レボノルゲストレル1.5mg(国内製/72時間有効):12,500円(税込)
・エラ(海外製/120時間有効):9,500円(税込)
【ミニピル】
・セラゼッタ(海外製):月額3,850円(税込)
【中用量ピル】
・プラノバール(国内製):月額4,980円(税込)
診察料 無料
送料 550円(税込)
診療時間 10:00~19:00(年中無休)
オンライン診療
対面診療
〒116-0014
東京都荒川区東日暮里5丁目48-2第一ビル 7F

NEW ARTICLES | 新着記事