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ピル処方

ピルはオンラインと病院どっちが安い?それぞれの比較・保険適用の条件・安く購入する方法も紹介

ピルは、「オンラインクリニック」または「病院」で購入できますが、どっちが安いのか疑問に感じている方は多いです。

特に継続的に服用していく低用量ピルを購入したい方からすると、できるだけ安く購入したいものです。

結論、ピルの料金は「オンライン」「病院」ともに大きな違いはありません

ただし、「ピル以外の料金」を含めると、「オンライン」の方が安く購入できるケースが多いです。

今回の記事では、ピルの料金は「オンライン」「病院」ともに大きな違いはない理由と、ピルをできるだけ安く購入する方法ピルが保険適用される条件を詳しく解説します。

エニピル 低用量ピル

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ピルはオンラインと病院どっちが安い?

ピルはオンラインと病院どっちが安い?

ピル自体の価格は、オンラインと病院で大きな差はありません

オンラインも病院もどちらも低用量ピルは3,000円前後、アフターピルは10,000円前後で購入できます

ピルの価格(オンライン・病院同様)
低用量ピル 3,000円前後
アフターピル 10,000円前後

以下では、ピルの価格がオンラインと病院で変わりがない理由について詳しく解説します。

ピル自体の価格はほぼ変わらない

ピルの価格は、オンライン診療と病院の対面診療のいずれも、処方されるピルの種類や製薬会社が共通しているため、大きな価格差はないのです。

また、ピルには保険適用される場合と自由診療となる場合があり、保険適用であれば原則3割負担になりますが、保険適用の対象となるピルは種類が限定されているほか、薬価自体が異なるため、実際に支払う金額が大きく変わるとは限りません

そのため、ピルの費用を比較する際は、保険の有無ではなく、処方される薬剤の種類と料金体系を基に判断しましょう。

なお、ピルの価格差が生じる要因は、ピルそのものの価格ではなく、「診察料」「送料」「交通費」など、「ピル以外の費用」です。

以下では、ピル以外の価格はオンラインと病院のどっちが安いのかを比較紹介します。

低用量ピルの種類おすすめ一覧|避妊・PMS・ニキビ改善別の人気ピルや違いを紹介

ピル以外の価格はオンラインと病院どっちが安い?

オンラインと病院は、ピルそのものの価格で大きな差はないものの、その他の費用には違いがあります。

具体的には、「診察料」「交通費」「送料」などは、オンラインと病院で大きく異なります

費用項目 オンライン診療 病院(対面診療)
診察料 無料のクリニックが多い 1,000円〜2,000円程度かかるケースが多い
交通費 かからない 数百円〜1,000円前後(通院距離による)
配送料 数百円〜1,000円程度かかる かからない(その場で受け取り)

ここからは、オンラインと病院の「ピル以外の価格」を比較紹介します。

オンラインは診察料無料のケースが多い

オンライン診療は、初診料や再診料が無料のクリニックが多いです。

ピルの処方は自由診療として行われるケースが多いため、診察料は医療機関ごとに自由に設定されています。

対面診療の場合、初診時に1,000円〜2,000円程度、再診でも数百円の費用がかかるのが一般的です。

一方、オンライン診療では診察料(初診・再診)を無料にしているクリニックも多く、結果的に費用を大幅に抑えられる場合があります

項目 オンライン診療 病院(対面診療)
初診料 無料のクリニックが多い 1,000円〜2,000円程度かかるケースがある
(自由診療)
再診料 無料のクリニックが多い 数百円程度

ただし、「診察料無料」と表記されていても、初診料のみが別途必要なケースもあるため、事前にしっかり確認しましょう。

オンラインは交通費がかからない

オンライン診療は、予約・診察・処方まですべてがオンラインで完結するため、通院時の交通費は一切かかりません。

病院でピルを処方してもらう場合、往復の交通費が1回あたり数百円〜1,000円程度の費用がかかることもあります。(徒歩・自転車以外の場合)

特に、定期的な通院が必要な低用量ピルを使用している場合は、交通費だけでも年間で数千円単位の負担になる可能性があります。

その点、オンラインであれば、どこに住んでいても交通費ゼロで利用できるため、経済的にも効率的にもメリットが大きいです。

項目 オンライン診療 病院(対面診療)
交通費 かからない 数百円〜1,000円前後/回
通院の必要 不要 必要

通院のたびに発生する交通費は、積み重なると意外と大きな負担になります。少しでもコストを抑えたい方は、交通費がかからないオンライン診療を活用するのがおすすめです。

病院はピルの配送料がかからない

対面診療の病院は、その場でピルを受け取るため、配送料は一切かかりません。

オンラインの場合は薬が自宅へ配送されるため、1回あたり数百円〜1,000円程度の送料がかかります。(送料無料のクリニックもある)

定期配送を利用する場合でも、配送料が都度加算されることもあり、長期的に見るとコストが積み重なる可能性があるのです。

その点、病院では薬を直接受け取れるため、送料が不要な分、1回ごとの支払いが抑えられるメリットがあります

項目 オンライン診療 病院(対面診療)
配送料 数百円〜1,000円程度 かからない
薬の受け取り 自宅に配送 その場で受け取り

配送料は1回あたりの金額が小さく見えても、継続することで無視できない負担になります。送料を抑えたい方は、直接薬を受け取れる病院での処方も選択肢の1つです。

ピルはオンラインと病院のどっちがおすすめ?

ピルを購入・服用する際、オンライン診療と病院のどちらを選ぶべきか悩む方も多いです。

どちらの方法にもメリットとデメリットがあり、費用・利便性・医師との相談のしやすさなど、何を重視するかによって最適な選択肢は異なります

ここでは、「安くピルを続けたい」「医師に直接相談したい」といったニーズに応じて、オンライン診療と病院のどちらが向いているのかを比較しながら解説します。

トータルコストを抑えたいならオンラインがおすすめ

ピルの価格自体に大きな差はありませんが、以下のように「診察料」「交通費」「配送料」といったトータルコストを含めて比較すると、オンライン診療の方が安く済むケースが多いです。

オンラインクリニック

  • 診察料無料のクリニックが多い
  • 定期便の割引キャンペーンがあるクリニックが多い
  • 交通費がかからない

病院での対面診療は、初診料や再診料が発生し、通院のたびに交通費もかかります

薬はその場で受け取れるため配送料は不要ですが、その他の費用を合算すると割高になることも少なくありません。

そのため、トータルコスをを抑えたい方はオンラインクリニックがおすすめと言えます。

もちろん、全てのオンラインクリニックが病院での対面診療より安い訳ではないため、事前に比較しましょう。

対面で医師に相談したいなら病院がおすすめ

服用中の体調変化や副作用について直接相談したい方には、病院での対面診療がおすすめです。

オンライン診療は電話やビデオ通話、チャットでの対応が中心となるため、些細な体調の違和感や細かな相談には対応しきれない場合もあります。

その点、病院での対面診療は医師と直接話せるため、不安や疑問をその場で解消しやすいです。

費用面ではオンラインに比べてやや高くなるケースもありますが、安心感を優先したい方には病院での対面診療がおすすめです。

ピルが安いオンライン処方クリニックおすすめ3選

オンライン診療でピルを購入できるクリニックは年々増えていますが、価格や診察体制、サービス内容はクリニックによって大きく異なります

特に継続的に服用する場合は、診察料の有無・初回料金・割引プラン・配送スピードなど、コストと利便性をトータルで比較することが大切です。

ここでは、ピルの処方をオンラインで安く・安心して受けられるおすすめクリニックを3つ厳選して紹介します。

ピルが安いオンライン処方クリニックおすすめ3選

エニピル|低用量ピルが1シート1,848円(税込)/月〜

エニピル
エニピル
低用量ピルの種類 トリキュラー/ファボワール/ラベルフィーユ/アンジュ/マーベロン/ルナベル配合錠/フリウェル配合錠
低用量ピル以外のピル アフターピル/月経移動ピル
低用量ピルの料金 初月1,848円(税込)〜
診察料 無料
※初回のみシステム利用料3,300円(税込)
診療方法 オンライン通話
診療時間 24時間診療可能
配送時間 当日発送(15時までの支払い完了)
配送料 550円(税込)
※バイク便は9,900円(税込)
定期配送 【1ヶ月ごとの定期配送】
初月1,680円(税込1,848円)、2ヶ月目以降2,948円(税込)〜
【3シートまとめ配送】
8,085円(税込)〜
【12シートまとめ配送】
1シートあたり最安2,254円(税込)、合計27,050円(税込)
※すべて医師の診察後に配送・決済。
※途中での変更や解約も可能。
支払い方法 ・クレジットカード
・後払い(コンビニ・郵便局・銀行・LINE Pay)
・分割払い(2・3・5・6・10回)

エニピルのおすすめポイント

  • 初月1,848円(税込)〜低用量ピルが購入できる
  • 24時間いつでも受診できる
  • ピルの種類が豊富(17種類以上)

エニピルは、24時間いつでも受診できるオンラインクリニックです。

低用量ピル・アフターピルなど、全部で17種類のピルを取り扱っており、目的や体質に最適なピルが購入できます。

エニピルは、診察料は無料で、定期便なら初月1,848円(税込)からスタートできる点が特徴です。

また、2回目以降も3,278円(税込)とリーズナブルな価格設定であり、継続しやすいです。

決済後最短翌日には届くため、スピードを重視する方にもおすすめできます。

エニピル 低用量ピル
エニピル
運営会社 株式会社サルース
住所 〒150-6221
東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー 21階

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スマルナ|低用量ピルが1シート1,880円(税込)/月〜

スマルナ
スマルナ
低用量ピルの種類 ・アンジュ28錠
・トリキュラー錠28
・ファボワール28錠
・マーベロン28
・ラベルフィーユ28錠
低用量ピルの料金 初回:1,880円(税込)
2回目以降:2,380〜3,380円(税込)/1シート
診察料 1,500円(税込) ※初診時に必要
診療方法 スマホアプリ(オンライン問診・チャット)
診療時間 24時間受付(医師による処方判断は営業時間内)
配送時間 最短翌日
配送料 550円(税込) ※3シート以上の購入で送料無料
定期配送 ・1シートごとに毎月配送(2,380円〜/月)
・3シートずつ3回に分けて配送(例:7,140円〜×3回)
・12シートまとめて一括配送(28,560円〜)
※すべて12シート(12ヶ月分)の定期契約
※契約満了後は再診が必要
支払い方法 ・クレジットカード
・コンビニ後払い
・キャリア決済
・Apple Pay/Google Pay

スマルナのおすすめポイント

  • 24時間診療が受けられる
  • チャットで無料相談ができる(365日)
  • 最短翌日に低用量ピルが届く

スマルナは、専用アプリで診察から配送まで完結できるオンラインピル診療サービスです。

医師の顔や経歴を見て選べる安心設計に加え、診察料は無料です。

低用量ピルは、1シート税込1,880円〜と低価格で、12シートまとめ払いにも対応しています。

18時までの決済で当日発送、最短翌日に届くスピード感も魅力です。

助産師や薬剤師への365日相談や吐き気止め処方など、サポート体制も万全です。

スマルナ
運営会社 株式会社ネクイノ
住所 〒530-0002
大阪市北区曽根崎新地1-13-22 御堂筋フロンティア WeWork

東京オンラインクリニック|保険適用のピルあり

東京オンラインクリニック
東京オンラインクリニック
低用量ピルの種類 ラベルフィーユ/ファボワール/マーベロン/トリキュラー など
低用量ピルの料金 1,890円(税込)〜/1シート
診察料 無料(ピル料金に含まれる)
診療方法 オンライン診療(スマホ・PC)
診療時間 10:00〜19:00(最終受付18:30)
配送時間 最短当日発送
配送料 550円(税込)
※ゆうパケットでポスト投函
定期配送 ・1シートずつの定期配送(1,958円〜)
・まとめ配送プランあり(3・6・12シート)
・契約縛りなし、スキップ・休止自由
支払い方法 ・クレジットカード
・Apple Pay/Google Pay
・あと払い(Paidy)

東京オンラインクリニックのおすすめポイント

  • 保険診療可のピルを取り扱っている
  • ピルの種類が豊富(12種類)
  • 定期配送の割引あり

東京オンラインクリニックは、保険診療に対応しているオンラインクリニックです。

月経困難症などの治療目的であれば、ピルの費用を3割負担に抑えられるため、費用を抑えつつ継続できます。

また、低用量から中用量まで全12種類のピルがあり、医師の診療を経て最適な処方が受けられます。

再診なしでの再配送や、定期便割引(最大10%OFF)もあり、コスト面と利便性を両立させたい方におすすめです。

東京オンラインクリニック
運営会社 東京オンラインクリニック
住所 〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目8-7第二窪島ビル5階

ピルを安く購入するコツ

先述したように、ピルの価格はどこで購入しても大きな差がないように見えて、選ぶクリニックや購入方法によってトータルコストに差が出るケースも少なくありません

ここでは、ピルの価格を抑えるために注目すべきポイントや、見落としがちな診察料・配送料の違い、割引制度の有無など、具体的な節約のコツを紹介します。

ピルの割引があるクリニックを選ぶ

ピルを少しでも安く購入したい場合は、割引制度があるクリニックを選ぶのがおすすめです。

オンライン診療クリニックでは、定期便の割引や初回限定クーポン、継続利用での割引制度を導入しているところも多いです。

また、初回の診察や処方時に使える割引コードを発行しているクリニックもあります。

ピルの割引例

  • 定期割引
  • まとめ買い割引
  • 初回割引
  • 継続利用割引など

割引があるクリニックを選ぶことでトータルコストが抑えられるため、ピルをできるだけ安く購入するためには割引のあるクリニックを選びましょう。

ピル以外の料金が安いクリニックを選ぶ

ピルを少しでも安く購入したい場合は、ピル以外の料金が安いクリニックを選ぶのもおすすめです。

先述したように、ピルの価格はほとんど変わらないものの、診察料や送料などの「ピル以外の料金」はクリニックごとに大きな差があるからです。

ピル以外でかかる主な費用

  • 初診料・再診料
  • 配送料
  • システム利用料(オンラインの場合)など

1回あたりの費用は数百円〜1,000円程度と小さく見えるかもしれませんが、継続して服用する場合は年間で数千円〜1万円以上の差になることもあります。

そのため、ピルの価格だけで判断するのではなく、診察料・送料など、「ピル以外の料金の安さ」もしっかり確認しましょう。

費用の詳細は各クリニックの公式サイトに記載されているため、初回利用前にしっかり確認しておきましょう。キャンペーンや定期便の有無も併せてチェックすると、さらにお得に続けられるクリニックが見つかります。

どれだけ安くても個人輸入のピルはNG

どれだけ安くても個人輸入のピルはおすすめできません。

そもそもピルは、医師の診察を受けてから処方されるものであるうえに、個人輸入のピルは偽造品や成分の品質が不明なものが混在している可能性があるからです。

個人輸入のピルは、効果が得られないだけでなく、重篤な副作用や健康被害を引き起こすリスクもあるため、価格の安さだけで選ぶのは危険です。

また、個人輸入で購入したピルで副作用が発生してしまった場合、救済対象から除外されてしまいます。(以下引用参照)

⑤重大な健康被害が生じた場合、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象とならない

引用元:J-Stage「平成 28 年度 社会薬学フォーラム報告テーマ:リスクが潜む医薬品の個人輸入:偽造医薬品だけにとどまらない危険性」

個人輸入のピルがNGな理由

  • ピルは医師の診察を受けてから処方されるものだから
  • 偽造品や成分の品質が不明なものが混在している可能性があるから
  • 救済対象にならないから

上記のように、個人輸入のピルは危険が多いため、必ず正規の医療機関で処方してもらいましょう

ピルが保険適用で安く購入できる条件

ピルは、自由診療で全額自己負担になるケースが多いですが、ある条件を満たせば保険適用となり、自己負担額を大幅に抑えることができます

ここでは、ピルの保険が適用される条件について解説します。

病気の治療目的か

ピルを保険適用で購入するためには「治療を目的として医師から処方されていること」が条件です。

たとえば、月経困難症や子宮内膜症といった婦人科系疾患の治療に対してピルが処方される場合、健康保険が適用され、自己負担額は3割で済みます

一方で、避妊を目的とした服用や、生理日をずらす目的、ニキビなど美容目的での使用は保険適用外となり、自由診療扱いです。

また、月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)の緩和目的での服用についても、保険適用の対象外です。(「病気」として認定されていないため)

ピルが保険適用される種類か

ピルを保険適用で購入するためには「処方されるピルが保険適用の対象であること」も条件です。

クリニックで処方されるピルには、「保険適用の医療用ピル」と「保険適用外のピル(自由診療扱い)」の2種類があり、病気や疾患の治療目的であっても、保険適用外のピルだと全額自己負担となってしまうため注意が必要です。

なお、「保険適用の医療用ピル」と「保険適用外のピル(自由診療扱い)」は、以下表の通りです。

「保険適用の医療用ピル」と「保険適用外のピル(自由診療扱い)」
保険適用のピル ルナベルULD、ルナベルLD、フリウェルULD、フリウェルLD、
ヤーズ、ヤーズフレックス、ドロエチ、ジェミーナ
保険適用外のピル シンフェーズ、トリキュラー、アンジュ、
ラベルフィーユ、ファボワール、マーベロンなど

なお、保険適用ピルは「治療目的でのみ処方が可能」とされているため、避妊や生理日の調整などには使用できません

したがって、保険でピルを安く手に入れたい場合は、対象となる病気があるかどうかだけでなく、処方されるピルの種類も事前に確認することが大切です。

クリニックが保険治療に対応しているか

ピルを保険適用で購入するためには「受診するクリニック自体が保険診療に対応していること」も条件です。

保険診療が可能な医療機関では、治療内容が公的に認められている範囲内で提供され、自己負担は3割に抑えられます

一方、保険診療に対応していないクリニックでは、すべての費用が自由診療扱いとなり、ピルの処方も全額自己負担になるため注意が必要です。

各クリニックの公式サイトには「保険診療対応」または「自由診療」の明記があるため、初回利用前に必ずチェックしましょう。

「ピルはオンラインと病院どっちが安い?」に関するQ&A

ここからは、「ピルはオンラインと病院どっちが安い?」に関するQ&Aを紹介します。

ピルが保険適用される条件は?

治療目的で、かつ保険適用対象のピルを、保険診療に対応している医療機関で処方された場合のみ保険適用になります

具体的には、月経困難症や子宮内膜症など、婦人科疾患に対する治療として医師からピルが処方されたケースが該当します。

避妊や生理日移動、美容目的(ニキビなど)での使用は自由診療扱いとなり、保険は適用されません。

また、保険適用にはクリニックが保険診療に対応していることも条件となるため、事前に確認しておきましょう。

アフターピルは保険適用される?自己負担?値段・もらい方・安く購入する方法も紹介

ピルの値段がクリニックごとに違う理由は?

診察料・送料・割引制度など、ピル以外にかかる費用やサービス内容が異なるからです。

ピル自体の価格は、同じ薬であれば大きくは変わりませんが、自由診療の場合、各クリニックが自由に価格設定を行えるため、トータルの費用に差が出ます。

オンライン診療では診察料が無料であったり、定期便割引や送料無料サービスを実施している場合もあり、結果的に安く利用できることがあります。

ピルは個人輸入のものでも良い?

どれだけ安くても、個人輸入のピルは使用すべきではありません

個人輸入で入手したピルには、成分が正確でないものや偽造品が含まれているリスクがあるからです。

健康被害を引き起こす可能性もあり、実際に副作用が出て入院に至ったケースも報告されています。

そのため、ピルは正規の医療機関で処方してもらいましょう。

ピルの安さはオンラインと病院で変わりはない!トータルコストを抑えたいならオンラインがおすすめ!

ピルの価格自体には、オンライン診療と病院で大きな差はありません。

しかし、診察料・交通費・配送料といった「ピル以外の費用」まで含めたトータルコストで比較すると、オンライン診療の方が安く済むケースが多いです。

特に、初診料無料・定期便割引・交通費不要・送料無料などの条件がそろったオンラインクリニックを選ぶことで、費用を大幅に抑えつつ、ピルの服用を継続できます

今回紹介したクリニックは、診察料無料・割引制度ありなど、安くピルを購入できるため、気になる方は気軽にLINEを追加してみてはいかがでしょうか。

エニピル 低用量ピル