「低用量ピル」と「超低用量ピル」は、似ているようで実際は「含まれるホルモン量」や「医薬品としての目的」「保険適用の有無」「副作用の出やすさ」などに明確な違いがあります。
「低用量ピル」と「超低用量ピル」の主な違い
- ホルモン量
- 医薬品としての目的
- 保険適用の有無
- 副作用の出やすさなど
そのため、「低用量ピルと超低用量ピルのどっちがいい」と悩む方も少なくありません。
そこで本記事では、「低用量ピル」と「超低用量ピル」の違いを詳しく解説するとともに、「避妊を目的とする場合」「PMSや生理痛を改善したい場合」「副作用を避けたい場合」など、目的別・体質別にどちらがおすすめかを紹介します。

PMSには低用量ピルがおすすめ|種類・料金・保険の有無や即日配送のクリニックも紹介
低用量ピルと超低用量ピルの違い
ピルには、含まれるホルモン量に応じて「低用量ピル」と「超低用量ピル」の2種類があります。
いずれも排卵を抑制する作用があり、避妊や生理痛・PMS改善などに用いられますが、副作用の出やすさや効果の強さ、医薬品としての位置付けに違いがあります。
一般的に、低用量ピルは自費診療で避妊目的に使用されることが多く、超低用量ピルは治療目的で処方されるケースが多いです。
比較項目 | 低用量ピル | 超低用量ピル |
---|---|---|
主な使用目的 | ・避妊 ・PMS、生理痛の軽減 |
・月経困難症の治療 ・子宮内膜症の治療 ・PMSの軽度改善 |
診療区分 | ・自由診療が多い(保険適用外) ・処方に医師の診察が必要 |
・保険診療(LEP製剤) ・治療目的でのみ処方可 |
ホルモン量 | ・エストロゲン30〜35μg | ・エストロゲン20μg |
服用継続性 | ・比較的安定して継続しやすい ・不正出血は少なめ | ・不正出血が起こりやすいことも ・服用中断の判断が難しい |
おすすめされるケース | ・避妊が主目的の方 ・ホルモンによる効果を優先したい方 |
・副作用が出やすい体質の方 ・月経困難症やPMSで医師の診断を受けた方 |
低用量ピルと超低用量ピルの違い
ホルモン量と配合成分の違い
低用量ピルと超低用量ピルの違い1つ目は、「ホルモン量と配合成分」です。
具体的には、低用量ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)が30〜35μg含まれており、避妊やPMS・生理痛の改善に対して一定の効果が期待できます。
一方、超低用量ピルはエストロゲン量が20μgと低用量ピルと比較すると少なく、ホルモンによる副作用が出やすい体質の方に処方される傾向があります。
また、ピルに含まれるプロゲスチン(黄体ホルモン)の種類にも違いがあり、同じ「低用量」「超低用量」でも薬剤ごとに特性が異なります。
成分によって、アンドロゲン(男性ホルモン)を抑える効果や、皮脂分泌への影響、むくみ・体重増加の出やすさなどが変わるため、目的に応じた成分の選定が重要です。
比較項目 | 低用量ピル | 超低用量ピル |
---|---|---|
エストロゲン量 | 30〜35μg | 20μg |
主な代表成分 | ・エチニルエストラジオール ・デソゲストレル ・レボノルゲストレル |
・エチニルエストラジオール ・ドロスピレノン ・ノルエチステロン |
代表的な製品例 | ・マーベロン28 ・トリキュラー28 ・ラベルフィーユ28 |
・ヤーズ配合錠 ・ヤーズフレックス ・フリウェルULD |
避妊効果の違い
低用量ピルと超低用量ピルの違い2つ目は、「避妊効果」です。
いずれも排卵を抑制する働きがあり、理論上の避妊効果は非常に高く、特に低用量ピルは正しく服用すれば妊娠率はわずか0.1%未満とされています。 (以下引用参照)
OCは飲み忘れのない理想的な服用の場合,妊娠する確率は0.1%(1,000人の女性が1年間飲み続けた場合,1人が妊娠する)以下であるが,飲み忘れなどを含めた一般的な服用における妊娠率は5%である。1周期中で飲み忘れた錠数が増えると,妊娠の確率も増加する。
ただし、超低用量ピルは避妊を目的とした国内での臨床試験が行われていない製剤もあり、医師によって避妊効果の意見が異なるため、避妊を主目的とする使用には注意が必要です。
比較項目 | 低用量ピル | 超低用量ピル |
---|---|---|
避妊率 | 妊娠率0.1%未満 (正しく服用した場合) |
医師によって効果に対する意見が異なる |
避妊目的の適性 | ・避妊効果が科学的に証明済 ・医師の処方で広く使用されている |
・治療用ピルとしての処方が中心 ・避妊目的での使用は医師確認が必要 |
副作用の違い
低用量ピルと超低用量ピルの違い3つ目は、「副作用」です。
低用量ピルはエストロゲン量が30〜35μgと比較的多いため、頭痛・吐き気・乳房の張り・むくみなど、ホルモン由来の副作用が出やすい傾向があります。
一方、超低用量ピルはエストロゲンが20μgと少ないため、副作用が出にくい点がメリットとされます。
その反面、ホルモン量が少ないことで体内のホルモンバランスが不安定になり、不正出血が起こりやすくなる傾向もあります。
副作用の種類や頻度は個人差が大きいため、どちらを選ぶかは体質や過去の服用経験などをふまえて医師と相談のうえ決めましょう。
ピルによる副作用は、体質によって強く出ることもあれば、まったく感じないケースもあります。服用初期は一時的な体調変化が起こることがあるため、一定期間の様子見も推奨されます。
比較項目 | 低用量ピル | 超低用量ピル |
---|---|---|
副作用 | ・吐き気 ・頭痛 ・乳房の張り ・むくみなど |
・副作用は少なめ ・軽度の頭痛や倦怠感など |
不正出血のリスク | ・少なめ ・服用継続で安定しやすい |
・比較的起こりやすい ・継続が難しくなるケースあり |
生理痛・PMS改善効果の違い
低用量ピルと超低用量ピルの違い4つ目は、「生理痛・PMS改善効果」です。
低用量ピルはエストロゲン量が30〜35μgと比較的多く、排卵抑制作用とホルモン安定効果が強いため、生理痛やPMS(月経前症候群)の症状を改善する効果が高いとされています。
一方、超低用量ピルはホルモン量が少ないため、副作用が出にくい反面、低用量ピルに比べてPMS改善効果が感じられないケースがあります。
ただし、ヤーズやヤーズフレックスなどは月経困難症やPMS治療薬として保険適用されており、症状が軽度の場合には十分な効果が期待できます。
PMSや生理痛への効果は、ピルの種類だけでなく、含有されているホルモンの種類や配合比率、服用方法(21錠・28錠・休薬期間)によっても変わります。
比較項目 | 低用量ピル | 超低用量ピル |
---|---|---|
生理痛の改善効果 | ・排卵抑制効果が高く痛みを抑えやすい ・子宮内膜が薄くなり経血量が減少 ・月経困難症への効果も高い |
・個人差が大きい ・軽度な症状には対応可能 ・ヤーズ等は治療薬としても使われる |
PMS改善効果 | ・ホルモン変動を安定化しやすい ・精神的・身体的症状の軽減が期待できる ・継続服用で効果が出やすい |
・ホルモン量が少なく効果が穏やか ・副作用が少ない分、効き目も軽やか ・フリウェルULDなどが使用される |
おすすめされるケース | ・症状が重い人 ・強い生理痛やPMSがある人 ・ホルモン安定化を優先したい場合 |
・副作用に敏感な人 ・PMSが軽度で、副作用を避けたい人 ・保険適用を希望する治療目的 |
低用量ピルの種類おすすめ一覧|避妊・PMS・ニキビ改善別の人気ピルや違いを紹介
低用量ピルと超低用量ピルはどっちがいい?
低用量ピルと超低用量ピルのどちらが良いかは、目的や体質、症状の程度によって異なります。
ここからは、目的別に低用量ピルと超低用量ピルのどちらが良いかを詳しく解説します。
選び方の基準 | 低用量ピルがおすすめな人 | 超低用量ピルがおすすめな人 |
---|---|---|
避妊を重視したい | ・確実な避妊効果を求める ・避妊目的で自費使用を検討している ・服用継続が安定している |
・避妊目的での使用は非推奨 ・医師と相談しながら慎重に使用 |
PMSや生理痛を改善したい | ・症状が強い場合に効果的 ・ホルモン変動の抑制を重視したい |
・症状が軽度で副作用が気になる ・治療目的で処方されるLEPを希望 |
副作用が心配 | ・エストロゲン量にある程度耐性がある人 ・副作用が出ても効果を優先したい人 |
・ホルモンに敏感な体質の人 ・過去にピルで副作用が出たことがある |
保険適用を希望 | ・自由診療でも問題ない ・選択肢の多さを重視 |
・月経困難症 ・子宮内膜症などの診断がある ・保険診療で治療を進めたい |
なお、低用量ピル・超低用量ピルのどちらが良いかは人によって異なるため、必ず医師と相談してください。
避妊を重視したい場合は低用量ピル
避妊を重視したい場合は、低用量ピルがおすすめです。
なぜなら、低用量ピルは避妊を主目的とした経口避妊薬(OC)であり、臨床的にも避妊効果の高さが確立されているためです。
低用量ピル:正しく服用した場合の妊娠率0.1%未満
また、飲み忘れなく継続的に服用することで、排卵抑制効果が安定し、月経周期のコントロールもしやすくなります。
一方、超低用量ピルの多くは治療目的のLEP(Low dose Estrogen Progestin)として保険診療に用いられており、避妊目的での使用は想定されていない製剤も存在します。
そのため、避妊目的での服用であれば「低用量ピル」がおすすめです。
PMSや生理痛がつらい場合は低用量ピル
PMSや生理痛がつらい場合は、低用量ピルがおすすめです。
なぜなら、低用量ピルには排卵を抑制し、ホルモンの急激な変動を抑える働きがあり、生理痛の原因となる子宮内膜の増殖や、PMSの症状を引き起こすホルモンバランスの乱れを安定させる効果があるためです。

出典元:日本スポーツ振興センターFemale Sportナビ「低用量ピル・プロゲスチン製剤とは?」
特に月経時の腹痛・腰痛・頭痛、またイライラや情緒不安定といった精神的なPMS症状の改善を目的として処方されるケースは多く、一定期間の服用で症状が大きく緩和される例も少なくありません。
一部の超低用量ピルも月経困難症治療薬として使用されますが、ホルモン量が少ないため、症状が重い方には低用量ピルのほうがより安定した効果が期待できます。
そのため、PMSや生理痛がつらい場合の服用であれば「低用量ピル」がおすすめです。
副作用が心配な場合は超低用量ピル
避妊を重視したい場合は、低用量ピルがおすすめです。
なぜなら、超低用量ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)の含有量が20μgと少なく、吐き気・頭痛・むくみなどのホルモン由来の副作用が軽減されやすい設計になっているためです。
従来の低用量ピルに比べてホルモン負荷が少なく、体質的に副作用が出やすい方や、過去にピルの服用で体調を崩した経験がある方にも選ばれやすい特徴があります。
ただし、超低用量ピルを服用する際は以下の点に注意が必要です。
超低用量ピルの注意点
- 種類によっては避妊効果が証明されていないものがある
- ホルモン量が少ないことで体内バランスが崩れやすくなり、不正出血が起こりやすい傾向がある
そのため、副作用を抑えつつ症状改善を図りたい場合は、超低用量ピルの利点と注意点を医師と相談のうえで選択しましょう。
ピルをやめてよかった理由は?体調が悪くなる?リスク・注意点も紹介
低用量ピル・超低用量ピルの切り替え時の注意点
低用量ピルと超低用量ピルは、どちらもホルモンを含む医薬品ですが、配合成分やエストロゲン量、処方目的などに違いがあり、いくつか注意すべき点が存在します。
そこで下記では、低用量ピル・超低用量ピルの切り替え時の注意点を具体的に解説します。
低用量ピル・超低用量ピルの切り替え時の注意点
自己判断で切り替えない
低用量ピル・超低用量ピルの切り替え時の注意点1つ目は、「自己判断で切り替えない」です。
なぜなら、そもそも低用量ピル・超低用量ピルは含まれるホルモン量や配合成分が異なるからです。
自己判断で切り替えると、ホルモンバランスの急激な変化により不正出血や副作用が出やすくなるほか、避妊効果が一時的に不安定になる可能性があります。
自己判断での切り替えがNGな理由
- 薬ごとに含有ホルモン量や成分が異なり、体質に合わない可能性がある
- 不正出血や体調不良などの副作用が出やすくなる
- 避妊効果が一時的に不安定になるリスクがある
- 服用スケジュールのミスで排卵が再開する可能性があるなど
ピルの切り替えは、医師の診断のもと、自身の体質や症状、服用目的に合った処方を受けることが基本です。
保険適用の有無が変わる可能性がある
低用量ピル・超低用量ピルの切り替え時の注意点2つ目は、「保険適用の有無が変わる可能性がある」です。
超低用量ピルの多くは、「月経困難症」や「子宮内膜症」などの治療目的で処方されるLEP製剤であり、これらの疾患に該当する場合は健康保険の対象となります。
一方、低用量ピルは基本的に自由診療扱いとなり、保険は適用されないことが多いです。
ピルの切り替えで保険適用が変わるケース
- 治療目的(LEP)から避妊目的(OC)に切り替えた場合
- LEP製剤の処方条件(診断・症状)が満たされなくなった場合
- 医師の判断で自由診療に切り替えられた場合
処方目的の変更や薬剤の変更を伴う場合は、保険証の利用条件にも関わるため、安易に切り替えず、必ず医師と相談しながら手続きを行いましょう。
ピルはオンラインと病院どっちが安い?それぞれの比較・保険適用の条件・安く購入する方法も紹介
副作用がきつい時はすぐに医師に相談する
低用量ピル・超低用量ピルの切り替え時の注意点3つ目は、「副作用がきつい時はすぐに医師に相談する」です。
副作用は服用初期に一時的に現れることもありますが、症状が強く続く場合や日常生活に支障が出る場合は、すぐに医師に相談しましょう。
特に、低用量ピルから超低用量ピルへの切り替えでは副作用が出やすい傾向があるため、注意が必要です。
副作用が強く出たときの相談目安
- 吐き気や頭痛が数日以上続く
- 出血が止まらず生活に支障が出ている
- 気分の落ち込みや不安感が強くなる
- ふくらはぎの痛みやむくみなど、血栓症の疑いがある
- 体調の変化が今までと明らかに異なる
低用量ピル・超低用量ピルが処方してもらえるオンラインクリニックおすすめ3選
低用量ピル・超低用量ピルは、体質や目的に合わせて選ぶ必要があるため、処方実績や取り扱い種類が豊富なオンラインクリニックの利用がおすすめです。
ここでは、低用量ピル・超低用量ピルが処方してもらえるおすすめオンラインクリニックを厳選して3院紹介します。
エニピル

エニピル | |
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取扱ピル | ・低用量ピル ・超低用量ピル ・月経移動ピル ・アフターピル |
低用量ピルの種類 | ・トリキュラー ・ファボワール ・ラベルフィーユ ・アンジュ ・マーベロン ・ルナベル配合錠 ・フリウェル配合錠 |
低用量ピルの料金 (12シートおまとめ) |
初回1,848円(税込)〜 【ファボワール】22,176円(税込) 【ラベルフィーユ】22,176円(税込) 【アンジュ】22,176円(税込) 【トリキュラー】22,176円(税込) 【マーベロン】22,176円(税込) 【フリウェル配合錠LD】43,956円(税込) 【フリウェル配合錠LD】5,170円(税込) ※フリウェル配合錠LDは「毎月発送のみ」 |
超低用量ピルの料金 | 4,180円(税込) ※毎月発送プランのみ |
診察料 | 無料 ※初回のみシステム利用料3,300円(税込) |
診療方法 | オンライン通話 |
診療時間 | 24時間診療可能 |
配送時間 | 当日発送(15時までの支払い完了) |
配送料 | 550円(税込) ※バイク便は9,900円(税込) |
定期配送 | 【12シートおまとめセット】 初月1,848円(税込)〜 【3シートおまとめセット】 初月2,178円(税込)〜 【毎月発送プラン】 初月2,563円(税込)〜 ※2回目以降2,980円〜/シート(税別) ※すべて医師の診察後に配送・決済。 ※途中での変更や解約も可能。 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・後払い(コンビニ・郵便局・銀行・LINE Pay) ・分割払い(2・3・5・6・10回) |

エニピルのおすすめポイント
- 低用量ピルをはじめ全17種類のピルがある
- 決済後最短翌日に受け取れる(スピード配送なら最短1時間)(※1)
- 24時間受診できる
エニピルは、17種類のピルを取り扱うオンライン診療サービスです。
診察料は無料、診療は24時間体制で行われ、15時までの決済で最短翌日にはポストに届く迅速な配送も魅力です。
また、低用量ピルは「12シートおまとめセット」での購入で初回1,848円(税込)でお試しできるうえに、2回目以降も2,980円〜/シート(税別)とリーズナブルな価格で継続できます。
配送時は中身が分からない梱包で家族に知られる心配がなく、プライバシー面にも配慮されています。
継続しやすい価格設計と柔軟なプラン構成で、長期利用にも適したサービスです。
(※1)地域・天候によって翌々日になる可能性あり
エニピル | |
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運営会社 | 株式会社サルース |
住所 | 〒150-6221 東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー 21階 |
エニピルの口コミ・評判は?偽物?届かない?料金・配送スピード・特徴を紹介
メデリピル

メデリピルの詳細 | |
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取扱ピル | ・低用量ピル ・超低用量ピル ・中用量ピル ・アフターピル |
低用量ピルの種類 | ・ファボワール28錠 ・ラベルフィーユ28錠 ・マーベロン28 ・トリキュラー28 ・アンジュ28錠 |
低用量ピルの料金 | 初月無料(定期便プラン) 2回目以降:2,970円(税込)〜/1シート ※送料別 |
診察料 | 無料(何度でも) |
診療方法 | オンライン(LINEチャット・ビデオ通話) |
診療時間 | 24時間受付 ※医師対応は診療時間内 |
配送時間 | 最短当日発送 |
配送料 | 定期便プラン:550円(税込) ※12シート・6シートおまとめプランは送料無料 |
定期配送 | 【12シートおまとめプラン】 ・初月:27,225円(税込) ・2回目以降:33,000円 【6シートおまとめプラン】 ・初月:14,108円(税込) ・2回目以降:17,820円(税込) 【定期便プラン】 ・初月:無料 ・2回目以降:2,970円(税込) |
支払い方法 | ・クレジットカード ・あと払い(Paidy) ・Apple Pay/Google Pay |
メデリピルのおすすめポイント
- 低用量ピルが初月無料で試せる
- 処方実績145万枚以上
- LINE1つで予約・診察などが完結する
メデリピルは、定期プラン利用時に初月無料で低用量ピルを試せるオンラインクリニックです。
診療から処方までLINE上で完結できるため、アプリのインストール不要で手間がかかりません。
また、診療は24時間対応しており、予約から発送までスピーディーに対応してくれます。
さらに、処方後は最短で即日発送されるため、急ぎで必要な場合にも便利です。
実績も豊富で、すでに累計145万枚以上のピルを処方している点も信頼の証といえるでしょう。
メデリピル | |
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運営会社 | mederi株式会社 |
住所 | 〒153-0044 東京都目黒区大橋2-22-6 唐木ビル5F |
ルナルナおくすり便

ルナルナおくすり便 | |
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取扱ピル | 低用量ピル |
低用量ピルの種類 | ・マーベロン28 ・ファボワール錠28 ・トリキュラー錠28 ・ラベルフィーユ錠28 ・アンジュ28錠 |
低用量ピルの料金 | 【定期プラン13シート】2,937円(税込) 【定期プラン13シート】 1,898円(税込) |
診察料 (初回のみ) |
1,500円(税込) |
診療方法 | スマホ診療(チャット+ビデオ通話) |
診療時間 | 24時間受付(診察は医師対応時間内) |
配送時間 | 最短当日発送(ポスト投函) |
配送料 | 無料(料金に含まれる) |
定期配送 | ・定期プラン(1シートずつ/1,898円) ・まとめ買いプラン(6シートずつ/1シートあたり2,937円) ・13シートなど中長期プランもあり ※契約の縛りなし、次回決済日前日までキャンセル可 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・後払い(Paidy) |
ルナルナおくすり便のおすすめポイント
- 20年以上の運営実績を持つ「ルナルナ」が運営
- 便利な機能が豊富なアプリがある
- 送料は常に無料
ルナルナおくすり便は、20年以上の運営実績を持つ「ルナルナ」が提供するオンラインピル処方サービスです。
体調管理や服薬サポート機能がアプリに集約されており、利便性の高さが特徴です。
1シートから気軽に始められる定期プランに加え、6シートまとめ買いならコストを大幅に抑えられます。
最短当日発送、送料は常に無料、プライバシーを考慮した梱包など、コスト面・利便性の高さが評価されています。
ルナルナおくすり便 | |
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運営会社 | 株式会社エムティーアイ |
住所 | 〒163-1435 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー35F |
「低用量ピルと超低用量ピルはどっちがいい?」よくあるQ&A
ここからは、「低用量ピルと超低用量ピルはどっちがいい?」よくあるQ&Aを紹介します。
「低用量ピルと超低用量ピルはどっちがいい?」よくあるQ&A
超低用量ピルはなぜ避妊効果がないの?
超低用量ピルは避妊効果が「ない」のではなく、避妊を主目的として開発・承認された薬剤ではないという点に注意が必要です。
国内で処方される超低用量ピルの多くは「LEP製剤」と呼ばれ、月経困難症や子宮内膜症といった疾患の治療を目的として保険適用されています。
そのため、避妊効果に関する国内の臨床試験が行われていない薬剤もあり、「避妊効果がある」とは正式には案内されていません。
避妊を目的とする場合は、避妊用に設計された低用量ピル(OC)を選ぶのが基本です。
超低用量ピルから低用量ピルに変えたい時に注意すべきことは?
超低用量ピルから低用量ピルに切り替える際は、必ず医師に相談のうえ、適切なタイミングと服用方法で変更することが重要です。
具体的な注意点は以下の通りです。
切り替え時の主な注意点
- 自己判断で変更すると、ホルモンバランスが乱れやすくなる
- 避妊効果が一時的に低下する可能性がある
- 副作用の出方が変わることがある
- LEPからOCへの変更は保険適用が外れる
正確な移行スケジュール(何日目から開始するか等)については、処方医の指導に従ってください。
低用量ピル・超低用量ピルはどんな種類がある?
ピルの種類は、含まれるホルモンの種類や配合比率により複数に分かれます。
代表的な製品を以下にまとめました。
分類 | 主な製品名 | 特徴 |
---|---|---|
低用量ピル(OC) | マーベロン/トリキュラー/アンジュ/ファボワール/ラベルフィーユ | 避妊目的で処方される自由診療薬 |
超低用量ピル(LEP) | ヤーズ/ヤーズフレックス/フリウェルULD/ルナベルULD/ドロエチ | 治療目的で保険適用。避妊効果の臨床試験は未実施のものもある |
超低用量ピルの副作用は?
超低用量ピルはエストロゲン量が少ないため、吐き気・頭痛・むくみなどの副作用が出にくいとされています。
一方で、ホルモン量が少ない分、体内のホルモンバランスが崩れやすく、不正出血が起こりやすい傾向があります。
副作用がつらい場合は、薬の種類変更や服用スケジュールの見直しが必要になるため、早めに医師に相談してください。
低用量ピルと超低用量ピルはどっちがいいかは目的・体質で異なる!切り替える際は医師に相談しよう!
低用量ピルと超低用量ピルは、ホルモン量や使用目的が異なるため、「どちらがいいか」は人によって異なります。
避妊を重視したい場合やPMS・生理痛の改善を目的とする場合は、効果が安定しやすい低用量ピルが適しています。
一方、副作用が出やすい体質の方や、治療目的で保険適用を受けたい方には超低用量ピルが選ばれるケースもあります。
いずれもホルモンバランスに直接関わる薬剤のため、自己判断での切り替えは禁物です。
効果的かつ安全に服用を継続するためにも、必ず医師に相談し、自分の目的や体質に合ったピルを選びましょう。
なお、今回紹介したエニピルは「診察料無料」のため、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
