マンジャロは一本だけでも購入できる?効果ある?1本の料金相場・副作用を解説

マンジャロは一本だけでも購入できる

マンジャロは1本=1週間分の使い切りタイプの注射薬で、多くの医療機関では4本セット(4週間分)で処方されるのが基本です。

しかし、医療機関によっては1本だけでも処方・購入が可能で、料金相場は4,000円程度(2.5mgの場合)です。

ただし、ダイエット目的で減量効果を期待するには1本だけでは十分ではなく、数ヶ月間継続使用する必要があります。(参考:マンジャロ添付文書より)

一方、マンジャロを1本だけ購入することで、以下の3点が分かる点はメリットです。

【マンジャロ1本だけの購入で分かること】

  • 副作用の出かた
  • 自分の体質との相性
  • 自己注射の可否

この記事では、マンジャロを1本だけ購入する方法や、用量ごとの1本分の料金相場・副作用の出かたを徹底解説します。

マンジャロ1本だけから始めるのが向いている人・向いていない人の特徴も紹介しているので、マンジャロをまずは1本だけ試してみたい人は必見です。

Contents
  1. ON-CLINIC Beautyは1セット(4本分)のマンジャロ処方が可能
  2. マンジャロは1本だけでも購入できる!購入方法2ステップ
  3. マンジャロ1本だけの料金相場
  4. マンジャロ1本だけで得られる効果
  5. マンジャロ1本だけを購入するメリット
  6. マンジャロを1本だけ購入する際のデメリット・注意点
  7. マンジャロ1本だけから始めるのが向いている・向いていない人の特徴
  8. マンジャロ1本だけに関してよくあるQ&A
  9. マンジャロ1本だけを試してみて自分の体質に合うか確認してみよう!

ON-CLINIC Beautyは1セット(4本分)のマンジャロ処方が可能

ON-CLINIC Beauty マンジャロ処方

当サイトが運営するオンライン診療サービス「ON-CLINIC」の美容皮膚科部門「ON-CLINIC Beauty」では、残念ながらマンジャロ1本だけの処方はしていません。

1セット4本分(30日分)での処方になります。

処方可能な用量は「2.5mg」「5mg」「7.5mg」「10mg」の4種類です。

料金は1セット月額19,500円~52,000円(税込)で、用量ごとに料金が異なります。

10:00~19:00(年中無休)で診察に対応しており、対面診療・オンライン診療のいずれかを選べます。

ON-CLINIC Beauty「マンジャロ処方」
詳細情報
マンジャロ料金
(税込)
・2.5mg:19,500円(4本/30日分)
・5.0mg:27,500円(4本/30日分)
・7.5mg:32,000円(4本/30日分)
・10mg:52,000円(4本/30日分)
診察料 無料
送料 550円(税込)
※クール便で配送
診療方法 ・オンライン診療
・対面診療
診療時間 10:00~19:00(年中無休)
住所 〒116-0014
東京都荒川区東日暮里5丁目48-2第一ビル 7F

マンジャロは1本だけでも購入できる!購入方法2ステップ

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マンジャロは医療用医薬品であり、購入方法は市販薬のように一律ではありません。

マンジャロを1本だけ購入したいという場合、どの医療機関でも対応しているわけではなく、処方形態や条件はクリニックごとに異なります。

ここでは、マンジャロを1本だけ処方・購入する代表的な方法について2ステップで解説します。

STEP1:医療機関で受診する

マンジャロは医療用医薬品であるため、原則として医師の診察を受けたうえで処方されます。

1本だけであっても、医師の診察なしでマンジャロを購入することはできません。

現在は、対面診療だけでなくオンライン診療でも処方を行う医療機関が増えており、地域に関係なく受診できるケースが一般的です。

診察では既往歴、服用中の薬、BMIなどを確認したうえで、処方可否や用量を医師が判断します。

STEP2:マンジャロ1本だけを処方してもらう

多くの医療機関では、マンジャロは1セット(4本・4週間分)単位での処方が基本です。

しかし一部の自由診療クリニックでは、「初回のみ」「体質確認目的」といった条件付きで1本単位の処方に対応しています。

また、近年は「まずは1本から試したい」というニーズの増加を受け、マンジャロ1本のみを対象としたお試しプランを用意するクリニックも見られます。

お試しプランは自由診療・オンライン診療で主に提供されており、初回限定や用量限定(多くは2.5mg)として設定されることが一般的です。

ただし、通常の定期処方と比べると1本あたりの単価が高くなる傾向があり、診察料や送料(クール便)が別途必要な場合もあります。

そのため、1本だけを希望する場合でも、薬代だけでなく諸費用を含めた総額で比較検討することが重要です。

マンジャロ1本だけの料金相場

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マンジャロは自由診療で処方される医療用医薬品であり、料金は医療機関・用量・処方形態によって大きく異なります。

1本だけ購入する場合、マンジャロ2.5mgの料金は4,000円程度が相場で、増量するごとに料金が高くなります。

ここでは、マンジャロ1本だけの料金相場と、一般的な1セット(4本・4週間分)の料金相場について解説します。

マンジャロ1本だけ(1週間分)の料金相場は4,000円~

前述のとおり、マンジャロは1本=1週間分の使い切り注射として処方されます。

マンジャロの料金は2.5mgで1本あたり4,000円程度です。

マンジャロの用量 料金相場
2.5mg 4,000円
5mg 7,000円
7.5mg 9,000円
10mg 11,000円

1本単位で処方するクリニックは限定的ですが、初回限定や体質確認目的として2.5mgを中心に1本から購入できるクリニックもあります。

ただし上記はあくまで相場で、実際の料金はクリニックによって差があります。

また、マンジャロの代金の他、診察料や送料など追加費用が発生するのが一般的です。

マンジャロ1セット(4週間分)の料金相場は22,000円~

多くの医療機関では、マンジャロは1セット(4本・4週間分)での処方が基本です。

マンジャロ1セットの用量ごとの料金相場は以下になります。

マンジャロの用量 料金相場
2.5mg 22,000~25,000円
5mg 43,000~50,000円
7.5mg 60,000~70,000円
10mg 74,000~93,000円

導入用量である2.5mgの場合、1セットあたり22,000~25,000円が相場です。

用量が5mg、7.5mg、10mg以上へ増量されると、セット価格も段階的に上昇します。

マンジャロ1本だけで得られる効果

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マンジャロ1本だけで、どのような効果を得られるかについて解説します。

食欲の変化の兆候を感じられる

マンジャロ(チルゼパチド)は、GIP受容体およびGLP-1受容体の両方に作用するアゴニストであり、中枢神経系を介した食欲調節作用を有することが確認されています。

実際、副作用の1つとして食欲減退の発生頻度は5%以上と報告されています。(参照:マンジャロ添付文書より)

また、マンジャロ(チルゼパチド)は胃排出を遅延させる作用がありますが、最初の投与後の影響が最も大きく、投与開始後の比較的早期から食事量の減少や満腹感の変化が生じる可能性が示されています。(参照:PrMOUNJARO®)

このため、マンジャロ1本だけ(初回用量)を使用した場合でも、食欲の変化という初期反応を確認できるケースがあります。

体重減少を感じるのは継続使用した場合が一般的

マンジャロによる体重減少効果は、1本だけの投与ではなく継続投与を前提として評価されています。

実際、日本人の2型糖尿病患者を対象とした臨床試験では、52週の継続投与によりマンジャロ5mgで-5.8kg、10mgで-8.5kg、15mgで-10.7kgの体重減少が報告されています。(参照:マンジャロ添付文書より)

他の日本人の肥満症患者を対象にした臨床試験でも、72週の継続投与による体重減少が確認されており、マンジャロの体重減少効果は継続使用することが前提になっていることが分かります。

一方、1本だけの使用で明確な体重変化を感じたという根拠のあるデータはありません。

マンジャロ1本だけを購入するメリット

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マンジャロ1本だけを購入するメリットや、1本だけの使用で分かることについて詳しく解説します。

初期副作用を確認できる

マンジャロを1本だけ使うことで、少なくとも使い始めに副作用が出るかどうかを確認できる点はメリットです。

主な副作用として、以下が挙げられます。

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 便秘
  • 食欲減退

上記の副作用は、使い始めてすぐから最初の数週間に出やすい傾向があります。

マンジャロは最初は少ない量から始め、約4週間後に量を増やしていく使い方が基本です。

そのため、最初の1本を使う期間は「体に合うかどうか」を確認する段階と考えられています。

一方で、臨床試験データでは、マンジャロを増量するほど吐き気などの副作用が出る人の割合が高くなる傾向が確認されています。(参照:PrMOUNJARO®)

ただし副作用の出かたには個人差があるため、自分自身が増量したときにどの程度影響が出るかは、1本だけでは判断できないという点には注意が必要です。

自己注射の手順に慣れられる

マンジャロは週に1回、自分で注射する薬ですが、自分自身に注射を打つこと自体に不安を感じる人も少なくありません。

また、注射は使い切りタイプの専用ペンを使い、決められた場所に打ち、使用後は廃棄する、など一定の手順が定められています。

1本だけ使用することで、実際の自己注射の流れを体験し、操作が難しくないか、不安なく続けられそうかを確認できます。

1回で継続治療するか判断できる

マンジャロは継続使用することで、体重の変化や血糖値の改善といった効果を期待できる薬です。

1本だけ使ってみて副作用の有無、注射への抵抗感、食欲の変化などの初期の反応を確認することで、「この治療を続けるかどうか」を判断しやすくなります。

また、初期費用を抑えて継続の可否を判断できる点もメリットです。

医師とも相談のうえ、マンジャロを継続使用するかどうか冷静に判断しましょう。

マンジャロを1本だけ購入する際のデメリット・注意点

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マンジャロを1本だけ購入するメリットがある一方で、事前に理解しておくべきデメリットや注意点もあります。

特に体重の変化や費用面については、期待とのズレが生じやすいため、使用前に確認しておくことが重要です。

1本だけでは大きな体重変化は感じられない

マンジャロは、継続して使用することで体重の変化が確認される薬です。

複数の臨床試験では、数ヶ月から1年程度の継続使用によって体重が減少したデータが報告されていますが、1回分(1本)だけの使用で大きな体重変化が起こったという明確なデータはありません。

1本目は少ない量から体を慣らす目的で使われるため、体重への影響よりも、食欲の変化や副作用の有無を確認する段階と位置づけられます。

そのため、「1本でしっかり痩せたい」と考えている場合は、期待と実際の効果に差が出る可能性があります。

セット購入の方が安い場合がある

マンジャロは1本ずつ購入するよりも、複数本をまとめて購入した方が、1本あたりの価格が安くなるケースがあります。

多くの医療機関では、1ヶ月分(4本)を1セットとして処方することが一般的で、セット価格が設定されているためです。

一方、1本だけ購入できるプランは、初回限定やお試し目的として提供されることが多く、1本あたりの単価が割高になる傾向があります。

また、薬代とは別に診察料や送料がかかる場合もあり、結果的に総額ではセット購入の方が安くなることもあります。

費用面を重視する場合は、1本あたりの価格だけでなく、継続した場合の月額費用も含めて比較することが重要です。

マンジャロ1本だけから始めるのが向いている・向いていない人の特徴

マンジャロは、継続して使用することで効果を期待できる薬ですが、最初から複数本を使う必要があるとは限りません。

ここでは、マンジャロを1本だけから始めるのが向いている人と、向いていない人の特徴を詳しく解説します。

マンジャロ1本だけから始めるのが向いている人の特徴

マンジャロを初めて使用する人や、薬が自分の体に合うかどうかを慎重に確認したい人は、1本だけから始める方法が向いています。

  • これまでGLP-1系の薬を使用したことがない人
  • 吐き気や下痢などの副作用が出やすいか不安な人
  • 自己注射に抵抗があり、実際にできるか試したい人
  • まずは食欲の変化など、初期の反応を確認したい人

1本だけ使用することで、初期費用を抑えながら、初期の副作用の有無や注射への適応、生活への影響を確認できます。

マンジャロ1本だけから始めるのが向いていない人の特徴

一方で体重減少を期待している人には、マンジャロ1本だけの使用は向いていません。

マンジャロの体重変化は継続使用によって現れることが多く、1本のみでは十分な変化を感じにくいためです。

また、以下のような人は、最初からセット購入や定期処方を選択した方が、結果的に費用や手間を抑えられる場合があります。

  • 早く体重を落とすことを最優先に考えている人
  • 初めから継続治療を前提としている人
  • 費用面を重視し、1本あたりの単価をできるだけ抑えたい人

マンジャロ1本だけに関してよくあるQ&A

マンジャロ1本だけの購入について、よくある質問に回答します。

マンジャロ1本だけでも購入できる?

医師の診察を受けているのであれば、医師が適切と判断した場合は1本だけの処方が可能です。

医療機関の多くは4本セット(1ヶ月分)を1セットとして処方する傾向にあります。

しかし近年は「まずは1本だけ試したい」というニーズに対応し、1本単位で処方しているクリニックも増えています。

なお、マンジャロ処方の可否は医師の判断によります。

マンジャロ1本だけの効果は?意味ある?

マンジャロを1本だけ使用した場合、食欲の変化や副作用を確認できる可能性があります。

一方で、体重の大きな変化は、継続して使用した場合に現れることが一般的です。

そのため、1本だけの使用は「体重を減らすため」というより、副作用の有無や自分の体に合うかどうかを確認する目的として意味があります。

マンジャロは効果を感じ始めるまで何本必要?

効果の感じ方には個人差がありますが、早い人ではマンジャロを投与してから4週間程度で効果を感じ始めるケースがあります。

その場合、マンジャロ1本は1週間分なので、効果を感じ始めるまでに必要な本数の目安としては4本(4週間分)になります。

ただし、大きな体重変化を感じるには、長期的に継続投与する必要があります。

マンジャロ1本だけの処方と定期処方の違いは?

マンジャロ1本だけの処方では、初回のお試しとして副作用の有無や自己注射への適応を確認し、継続するかどうかを判断できます。

一方、定期処方は継続使用を前提に1ヶ月分などをまとめて処方されることが多く、1本あたりの費用が抑えられる傾向があります。

どちらが適しているかは、「まず試したいのか」「継続治療を前提としているのか」など目的によって異なります。

マンジャロ1本だけを試してみて自分の体質に合うか確認してみよう!

マンジャロは継続して使用することで効果に期待できる薬ですが、初回から複数本を購入する必要があるとは限りません。

1本だけの使用でも、食欲の変化や初期の副作用、自己注射への適応といったポイントを確認できます。

一方、1本だけの使用では明確な体重変化には期待できず、増量後の影響についても確認できません。

マンジャロを1本だけ試す方法は、治療を続けるかどうかを判断するための選択肢として捉え、目的や費用、リスクを整理したうえで、自分に合った進め方を検討することが重要です。