看護師を専門学校・専修学校で目指す場合、学費を大学より抑えつつ、在学中から長期間の臨地実習を通じて医療現場の経験を積むことが可能です。
大学、短期大学に比べ、現場での実践力を養う教育に比重が置かれている。大学編入学可能(3年次)
引用:日本看護学校協議会「看護師等学校養成所の選択」
看護師養成課程を持つ専門学校・専修学校は、文部科学省および厚生労働省が定める指定基準に基づき運営されており、修業年限やカリキュラム、実習時間が全国で一定水準に保たれています。
そのため、看護分野が初めての人でも、制度上の仕組みを理解すれば進路選択の判断がしやすいのが特徴です。
本記事では、看護師を専門学校・専修学校で目指す場合のおすすめの学校や、専門学校と大学・短大との違いを解説します。
看護師を目指せるおすすめの専門学校
看護師を目指せるおすすめの専門学校を厳選して紹介します。
看護師を目指せるおすすめの専門学校
JCHO 大阪病院附属看護専門学校
| JCHO 大阪病院附属看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護学科 |
| 修業年限 | 3年課程(全日制) |
| 募集定員 | 40名 |
| 国家試験合格率 | 99.4%(過去10年間の看護師国家試験合格率) |
| 選考方法 | ・自己推薦入学試験 ・公募推薦・特別選考入学試験 ・一般入学試験(前期・後期) |
| 入試科目 | ・自己推薦入学試験:小論文、適性検査、集団面接 ・公募推薦・特別選考入学試験:学科試験(2科目)、面接試験 ・一般入学試験(前期):学科試験(2科目)、面接試験 ・一般入学試験(後期):学科試験(1科目)、面接試験 |
| 入学金 | 30万円 |
| 授業料 | 42万円(年額) |
| その他費用 | 3年間で約50万円(教科書、被服費、実習管理費および教材費などの必要経費の概算) |
JCHO大阪病院附属看護専門学校は、独立行政法人・地域医療機能推進機構(JCHO)が運営する看護専門学校です。
国内に多数の病院・医療施設を持つ大規模な医療組織であり、実習・臨地指導の環境が充実していることが特徴です。
看護職に不可欠な知識・技能・態度をバランス良く育成する教育を行い、教育理念に基づき自律した看護師の育成を目指しています。
また、併設病院等と連携した実習体制により、現場での実践力が養われる点で高く評価されています。
JCHOグループのネットワークを活かした研修やキャリア支援も充実しており、卒業後も継続してスキルアップを目指せる環境も強みです。
在学中から卒業後まで、手厚い教育支援が用意されているので、安定した学びと実践経験を積みながら看護師を目指せる学校としておすすめです。
| 名称 | JCHO大阪病院附属看護専門学校 |
| 連絡先 | 06-6441-5451 |
| 所在地 | 〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島4-2-78 |
至誠会 看護専門学校
| 至誠会 看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護学科 |
| 修業年限 | 3年課程(全日制) |
| 募集定員 | 40名 |
| 国家試験合格率 | 令和5年度:97.0% 令和4年度:100% 令和3年度:100% |
| 選考方法 | ・推薦入学 ・一般入学試験(Ⅰ期〜Ⅵ期) |
| 入試科目 | ・推薦入学:面接試験 ・一般入学試験(Ⅰ期〜Ⅵ期):現代の国語、書類審査および面接試験 |
| 入学金 | 25万円 |
| 授業料 | 48万円(年額) |
| その他費用 | 年額21万6,000円(実習教材費、施設維持費) |
至誠会看護専門学校は、東京女子医科大学の同窓会組織である一般社団法人至誠会が設立・運営する看護専門学校です。
創立以来、地域医療に貢献する看護師の育成に注力しており、平成2年の開校以来、看護専門職として必要な基礎力と専門力を段階的に身につけられる教育カリキュラムを提供しています。
また、少人数制教育を採用しているため、一人ひとりにきめ細かい指導が行われる環境が整っています。
校舎が新しく設備が充実していることに加え、実習病院として至誠会第二病院が隣接し、学内で学んだ知識をすぐに現場で実践する機会が多い点も魅力です。
さらに、学生生活面の支援としてカウンセリングや学生寮・託児施設の整備など、さまざまな生活支援制度が用意されています。
こうした教育体制と学生支援の両面が充実しているため、看護師国家資格取得を目指す学生にとって学びやすい環境が整っている学校と言えます。
| 名称 | 至誠会 看護専門学校 |
| 連絡先 | 03-6279-6601 |
| 所在地 | 〒157-0065 東京都世田谷区上祖師谷5-23-1 |
報徳看護専門学校
| 報徳看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護学科 |
| 修業年限 | 3年課程 |
| 募集定員 | 40名 |
| 国家試験合格率 | ー |
| 選考方法 | ・総合型選抜入試 ・社会人入試 ・推薦入試 ・一般・社会人入試 |
| 入試科目 | ・総合型選抜入試:書類審査 ・社会人入試:書類審査、小論文、面接試験 ・推薦入試:書類審査、小論文、面接試験 ・一般・社会人入試:書類審査、学科試験(国語総合及び数学Ⅰ)、小論文、面接試験 |
| 入学金 | 15万円 |
| 授業料 | 60万円(年額) |
| その他費用 | 3年間で83万3,000円〜86万7,000円(施設維持費、実習費、教科書、実習着など) |
報徳看護専門学校は2007年に開校された看護師養成の専門学校で、「報徳の教え」を教育理念の基盤として看護師としての倫理観や豊かな人間性の育成を重視しています。
実践的な職業教育として文部科学省の「職業実践専門課程」の認定を受けており、現場で即戦力となる看護技術と判断力を学べるカリキュラムが組まれている点が特徴です。
放送大学との連携による学士取得制度や、厚生労働省の教育訓練給付制度による経済的支援など、専門教育に加えて学びやキャリアアップを支える体制が整っている点も強みとなっています。
こうした実践教育と柔軟な学習支援体制により、看護師として必要な専門性と実践力を身につけられる学校としておすすめです。
| 名称 | 報徳看護専門学校 |
| 連絡先 | 028-688-4040 |
| 所在地 | 〒321-0106 栃木県宇都宮市上横田町1302-12 |
津島市立看護専門学校
| 津島市立看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護科 |
| 修業年限 | 3年課程 |
| 募集定員 | 30名 |
| 国家試験合格率 | 96.2%〜100%(過去10年間) |
| 選考方法 | ・社会人特別入学試験 ・推薦(市内枠を含む)入学試験 ・一般入学試験(1回目・2回目) |
| 入試科目 | ・社会人特別入学試験:小論文、面接試験 ・推薦(市内枠を含む)入学試験:学力試験(数学Ⅰ、現代の国語・言語文化)、面接試験 ・一般入学試験(1回目):学力試験(英語コミュニケーションⅠ、数学Ⅰ、現代の国語・言語文化)、面接試験 ・一般入学試験(2回目):小論文、面接試験 |
| 入学金 | 15万円 |
| 授業料 | 年額18万円 |
| その他費用 | 3年間で約41万5,000円(実習・健康診断、教科書代、その他諸経費) |
津島市立看護専門学校は、愛知県津島市にある公立の看護専門学校で、少人数制による丁寧な指導と実践的な学習環境が整っている学校です。
地域包括ケアのなかで他者と協働する力や、倫理的に判断・行動する能力、自己研鑽を続ける姿勢も養われます。
学校は1学年30名の少人数制で、学生一人ひとりと教員の距離が近い特長を活かした学習の場となっています。
隣接する津島市民病院や近隣の医療・福祉施設、保健・教育機関と連携した実習プログラムにより、学校で学んだ知識と技術を現場で活かす機会が豊富にあります。
これにより、臨床力と実践力をバランスよく高めることができます。学習内容は基礎看護学から専門臨床看護まで段階的に進み、在学中には国家試験対策も組み込まれています。
卒業前に看護師国家試験に挑み、資格取得後は看護師として医療機関や福祉施設、地域包括支援センターなど幅広い場で活躍できます。
また、専門士の称号が付与され、保健師・助産師学校への進学や大学編入の資格も得られます。
| 名称 | 津島市立看護専門学校 |
| 連絡先 | 0567-26-4101 |
| 所在地 | 〒496-0038 愛知県津島市橘町6-34 |
福岡水巻看護専門学校
| 福岡水巻看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護学科 |
| 修業年限 | 3年課程 |
| 募集定員 | 80名 |
| 国家試験合格率 | 88%〜100%(過去10年間) |
| 選考方法 | ・総合型選抜 ・学校推薦型選抜 ・一般選抜 ・社会人選抜 |
| 入試科目 | ・総合型選抜:面接試験 ・学校推薦型選抜:面接試験 ・一般選抜:国語総合、面接試験 ・社会人選抜:面接試験 |
| 入学金 | 20万円 |
| 授業料 | 年額50万円 |
| その他費用 | 3年間で約111万5,000円(実習費、施設維持費、教科書代、ユニフォーム代、学習諸経費) |
福岡水巻看護専門学校は文部科学大臣認定の職業実践専門課程に認定されている、看護師をめざす人の夢をかなえる専門学校です。
静かで恵まれた学習環境の中、充実した設備と実践重視のカリキュラムで、基礎から専門まで段階的に学べる体制が整っています。
定員80名・修業年限3年の看護学科では、国家試験受験資格に加え、保健師・助産師学校や4年制看護大学への編入受験資格も取得可能です。
授業では、シミュレーターを使った演習や臨地実習を通じて、現場で通用する看護実践能力を育てます。
講義と実習が連動したカリキュラムにより、基礎看護技術から急性期・在宅・終末期看護まで幅広く学び、チーム医療の一員として活躍できる力を培える点が特徴です。
さらに国家試験対策も徹底しており、計画的な模擬試験と指導で高い合格率を維持しています。
また、就職・進学支援が充実しており、福岡新水巻病院や九州大学病院など地域から全国まで幅広い医療機関との連携を活かして進路選択をサポートしています。
| 名称 | 学校法人巨樹の会 福岡水巻看護専門学校 |
| 連絡先 | 093-201-5233 |
| 所在地 | 〒807-0051 福岡県遠賀郡水巻町立屋敷1丁目14-51 |
熊本労災看護専門学校
| 熊本労災看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護学科 |
| 修業年限 | 3年課程(全日制) |
| 募集定員 | 40名 |
| 国家試験合格率 | 97.3%〜100%(過去10年間) |
| 選考方法 | ・学校長推薦(指定校推薦) ・社会人特別推薦(専願) ・早期試験 ・共通試験 ・後期試験 |
| 入試科目 | ・学校長推薦(指定校推薦):小論文、面接試験 ・社会人特別推薦(専願):作文、学科試験(国語)、面接試験 ・早期試験:学科試験(国語、数学ⅠA、英語)、面接試験 ・共通試験:学科試験(国語、数学ⅠA、英語)、面接試験 ・後期試験:学科試験(国語、数学ⅠA、英語)、面接試験 |
| 入学金 | 18万円 |
| 授業料 | 年額34万円 |
| その他費用 | 3年間で48万8,000円(教科書代、教材費、被服費、国試関係など) |
熊本労災看護専門学校は、独立行政法人労働者健康安全機構(JOHAS)が運営する看護師養成校として、多くの医療・介護等の現場と密接に連携した教育を展開しています。
隣接する熊本労災病院と連携した実践的な実習環境が整っており、基礎から応用まで段階的に学びながら、現場で求められる実践力を身につけられる点が特徴です。
また、少人数制によるきめ細かな指導や充実した国家試験対策により、学生一人ひとりに合わせた学習支援を行っています。
さらに、学費負担が比較的少ないことに加え、大学と並行して学べるダブルスクール制度も導入されており、専門知識だけでなく幅広い教養や将来のキャリア形成につながる学び方ができる環境が整っています。
| 名称 | 独立行政法人労働者健康安全機構 熊本労災看護専門学校 |
| 連絡先 | 0965-33-2009 |
| 所在地 | 〒866-0826 熊本県八代市竹原町1517-2 |
相生市看護専門学校
| 相生市看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護師3年課程 |
| 修業年限 | 3年課程 |
| 募集定員 | 40名 |
| 国家試験合格率 | 87.8%〜91.3% |
| 選考方法 | ・推薦入学試験(専願・併願) ・特別推薦入学試験(専願) ・社会人特別推薦入学試験 ・一般入学試験(一次・二次) |
| 入試科目 | ・推薦入学試験(専願・併願):学科試験(現代の国語)、面接試験 ・特別推薦入学試験(専願):学科試験(現代の国語)、面接試験 ・社会人特別推薦入学試験:小論文、面接試験 ・一般入学試験(一次):学科試験(現代の国語)、面接試験 ・一般入学試験(二次):小論文、面接試験 |
| 入学金 | 市内在住者:16万2,000円 市外在住者:21万円 |
| 授業料 | 月額4万6,000円 |
| その他費用 | 3年間で44万5,000円(教科書・参考書代、制服・看護衣など) 別途保険料として年額4,500円が必要 |
相生市看護専門学校は、「ともに学び、ともに楽しむ」をスローガンに掲げ、地域に根ざした看護師育成を行う公立の看護専門学校です。
人の健康と生活を総合的に捉え、地域社会に貢献できる実践力のある看護師の育成を目標としています。
カリキュラムは3年間で構成され、1年次は人間の心身の仕組みや看護の基礎を学び、2年次からは専門的な知識や臨床実習の基礎を学ぶことが可能です。
3年次には臨地実習が本格化し、家族や地域を含めた幅広い看護実践を養い、国家試験対策にも力を入れています。
実習施設は地域の病院・施設が中心で、実践力を高めながら地域医療への理解を深められます。
看護師国家試験では全国水準を上回る高い合格率を維持しており、卒業後は兵庫県内を中心とした医療機関への就職実績に加え、進学実績も豊富で、幅広い進路選択ができる点も魅力です。
| 学校名 | 相生市看護専門学校 |
| 連絡先 | 0791-22-7110 |
| 所在地 | 〒678-0031 兵庫県相生市旭2丁目19番19号 |
宗像看護専門学校
| 宗像看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護学科 |
| 修業年限 | 3年課程(全日制) |
| 募集定員 | 80名 |
| 国家試験合格率 | 100%(令和6年度・令和7年度) |
| 選考方法 | ・指定校推薦 ・公募推薦 ・社会人専願 ・一般・社会人 |
| 入試科目 | 個人面接 |
| 入学金 | 30万円 |
| 授業料 | 年額69万6,000円 |
| その他費用 | 3年間で55万円(施設維持費、テキスト代、インナーTシャツ代、傷害・賠償保険料など) |
宗像看護専門学校は、地域医療に貢献できる看護師の育成を目指し、基礎から実践まで段階的に学べるカリキュラムを整えています。
講義・演習・臨地実習をバランスよく配置し、看護の知識・技術だけでなく、患者に寄り添う姿勢や判断力を養います。
1年生では看護の基本的な知識を学びながら、「生きるとは?」「死とは?」「人とのコミュニケーション」などについて考え、2年生ではより専門的な看護の知識や技術を学びながら、人の生命を預かる看護師とは何かについて考えます。
さらに3年生では医師や看護師、そして患者さん、その他大勢の方々と交流しながら、自分がめざす“ なりたい看護師像” を見つけます。
また在学中は国家試験対策が充実しており、模擬試験や個別指導を通して理解度を高め、高い合格率を支えています。
宗像水光会総合病院の看護部と常に連携し、看護基礎教育から就職後の卒後教育まで一貫した教育体制を提供しています。
何気ないコミュニケーションの中で看護師になった時の心構えを教わったり、情報交換を行えたりと、学生にとっては非常に心強い環境の中で学ぶことができます。
一人ひとりの希望に寄り添い、安心して看護師としてのキャリアをスタートできる学校です。
| 学校名 | 宗像看護専門学校 |
| 連絡先 | 0940-52-5222 |
| 所在地 | 〒811-3305 福岡県福津市宮司2丁目11-20 |
土浦看護専門学校
| 土浦看護専門学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護専門課程 |
| 修業年限 | 3年課程(全日制) |
| 募集定員 | 40名 |
| 国家試験合格率 | 100%(令和7年度) |
| 選考方法 | 一般入学試験(第1回〜第5回) |
| 入試科目 | ・筆記(一般常識、現代文)、小論文、面接試験 |
| 入学金 | 20万円 |
| 授業料 | 年間60万円 |
| その他費用 | 3年間で約75万8,000円(施設維持費、実習関係費、教科書代) |
土浦看護専門学校は茨城県土浦市にある看護師養成の専門学校で、「徳育(看護倫理)」を基盤とした看護に必要な知識・技術・態度を身につけ、地域医療に貢献できる人材の育成を目指しています。
教育の柱には「徳育(看護倫理)」が掲げられており、専門的な知識や技術だけでなく、人を思いやる心や礼儀、社会人としての姿勢を重視した教育が行われている点が特徴です。
3年の課程により基礎分野・専門基礎分野・専門分野を段階的に学ぶカリキュラムを採用しています。
解剖生理学や病理学などの基礎知識から、看護実践に必要な技術まで幅広く学び、現場での臨地実習を通して実践力を高めていきます。
さらに近くの病院を含む医療機関や介護施設などでの現場重視の教育により、学生は看護観や倫理観を育みながら成長できる環境が整っています。
また、学習環境の充実にも力を入れており、看護実習室や図書室などの施設を備え、仲間と学び合いながら技術を磨ける環境が整っています。
| 学校名 | 学校法人桜水会土浦看護専門学校 |
| 連絡先 | 029-835-3001 |
| 所在地 | 〒300-0839 茨城県土浦市滝田1-7-3 |
看護師を目指せる専修学校おすすめ
専修学校は実践重視のカリキュラムで看護師国家試験に直結した学びができ、一般的な専門学校よりも就職を見据えた教育に特化している点が違いです。
ここでは、看護師を目指せる専修学校の中から、おすすめの学校を厳選して紹介します。
看護師を目指せるおすすめの専修学校
世田谷中央看護高等専修学校
| 世田谷中央看護高等専修学校 | |
|---|---|
| 学科 | 看護専修学校 |
| 修業年限 | 2年間 |
| 募集定員 | 30名 |
| 国家試験合格率 | ー |
| 選考方法 | ・学校長・社会人・自己推薦入試 ・一般入試 |
| 入試科目 | ・作文、面接(適正を含む) |
| 入学金 | 35万円 |
| 授業料 | 月額10万円 |
| その他費用 | 2年間で約85万4,000円(実習費、施設維持費、保険料、教科書代) |
世田谷中央看護高等専修学校は、創立55年の歴史を持つ看護系の高等専修学校です。
推薦入試の受験条件が幅広いことが特徴で、在学中の学校長推薦だけでなく、社会人は職種を問わず上司などからの推薦、さらに推薦者がいない場合でも自己推薦で受験が可能です。
そのため、学生の多くは社会人を含む幅広い年齢層で構成され、多様な価値観に触れながら学べます。
資格試験では高い合格率を維持しており、卒業後に看護資格取得を目指して進学する生徒も多く、高い進学実績を誇ります。
また、臨床実習は世田谷中央病院をはじめとする徒歩圏内の関連施設で行われ、学校と実習先が密に連携した実践的な指導が受けられます。
校舎は世田谷区の閑静な住宅街に位置していることから、落ち着いた学習環境で学ぶことが可能です。
| 学校名 | 世田谷中央看護高等専修学校 |
| 連絡先 | 03-3429-7341 |
| 所在地 | 〒154-0017 東京都世田谷区1-34-10 |
看護師を目指せる専門学校・専修学校とは
看護師を目指せる専門学校・専修学校とは、厚生労働省が定める「看護師養成所指定規則」に基づき、看護師国家試験の受験資格を得るための教育課程を提供する教育機関です。
修了要件を満たすことで、看護師国家試験の受験資格が付与されます。
大学や短期大学と同様に、解剖生理学、看護学概論、基礎看護学、臨地実習など、国家試験に対応したカリキュラムが組まれています。
なかでも専門学校は「職業実践的な教育」に重点を置いている点が特徴です。
ここでは、具体的に看護師を目指せる専門学校・専修学校の特徴を解説します。
看護師を目指せる専門学校・専修学校とは
看護師を目指せる専門学校・専修学校の違い
看護師を目指すうえでの学習内容や国家試験の受験資格に大きな差はありませんが、「制度上の位置づけ」と「卒業後の進路の広さ」に違いがあります。
専門学校と専修学校は混同されがちですが、実は専修学校という大きな枠組みの中に専門学校が含まれています。
引用:文部科学省「専修学校」
看護師養成校の多くは「専修学校専門課程」に該当し、一定の条件を満たすことで看護師国家試験の受験資格が得られます。
一方で、修業年限や文部科学省の認可条件によっては、卒業後に得られる称号(専門士など)や、大学編入の可否に差が出る場合があります。
進学やキャリアアップを見据える人ほど、この違いを把握したうえで学校選びをすることが大切です。
| 項目 | 専門学校 | 専修学校 |
|---|---|---|
| 制度上の位置づけ | 専修学校の一種 | 教育機関の総称 |
| 看護師国家試験 | 受験資格あり | 受験資格あり |
| 実習重視 | ◎ | ◎ |
| 専門士称号 | 条件により取得可 | 課程により異なる |
| 大学編入 | 可能な場合あり | 条件付きで可能 |
| 向いている人 | 就職重視 | 将来の選択肢も重視 |
取得できる資格
看護師を目指せる専門学校・専修学校を卒業すると、看護師国家試験の受験資格を取得できます。
これは厚生労働省が指定する養成課程を修了した者のみに与えられる資格要件であり、専門学校・大学・短期大学のいずれでも制度上の違いはありません。
国家試験に合格した後、厚生労働大臣名で看護師免許が交付され、はじめて「看護師」として就業が可能になります。
なお、准看護師資格とは制度上異なり、専門学校で取得できるのは正看護師(看護師免許)です。
これらの資格制度は全国共通で、地域差はありません。
修業年限
看護師を目指せる専門学校・専修学校の修業年限は、原則3年以上と定められています。
これは「看護師養成所指定規則」により全国一律で規定されています。
3年間で修了する専門学校が最も多く、総授業時間数は3,000時間以上の講義・演習・臨地実習に分かれており、特に実習時間は全体の3分の1以上を占めているのが特徴です。
大学(4年制)と比較すると修業年限は短いですが、国家試験受験資格に必要な教育内容は満たす必要があるため、学習密度は高い構成です。
なお、夜間制や定時制の場合でも、総時間数が不足しないよう修業年限が4年となるケースがあります。
大学・短大との違い
看護師養成における専門学校・専修学校・大学・短期大学の違いは、修業年限・取得できる学位・教育目的にあります。
以下は制度上の主な違いを整理した比較表です。
| 項目 | 専門学校 | 短期大学 | 大学 |
|---|---|---|---|
| 修業年限 | 3年 | 3年 | 4年 |
| 学位 | なし | 短期大学士 | 学士 |
| 国家試験受験資格 | あり | あり | あり |
| 教育の特徴 | 実務重視 | 実務+教養 | 研究・理論重視 |
専門学校・専修学校は学位が付与されない一方、看護師として必要な知識・技術の習得に特化した教育が行われます。
大学は研究・管理・教育分野への進路も想定したカリキュラムである点が制度上の違いです。
看護師になるための学校の選択肢
看護師になるためには、文部科学省または厚生労働省が認可した養成機関を卒業し、看護師国家試験に合格する必要があります。
養成機関には複数の種類があり、それぞれ修業年限、取得できる学位、進学や就職の選択肢が異なります。
代表的な進路として「4年制大学」「3年制短期大学」「高等学校5年一貫校」「3年制専門学校」があり、自身の学習期間やキャリア設計に応じて選ぶことが可能です。
引用:日本看護学校協議会「看護師等学校養成所の選択」
以下では、それぞれの制度的な特徴を整理します。
4年制大学
看護系の4年制大学では、4年間で看護学の専門知識と一般教養を体系的に学びます。
卒業時には「学士(看護学)」の学位が授与され、看護師国家試験の受験資格を取得できます。
大学では、看護技術だけでなく、統計学・研究方法・公衆衛生・倫理なども学習範囲に含まれるのが特徴です。
文部科学省が定める大学設置基準に基づき、講義・演習・臨地実習が計画的に配置されています。
卒業後は病院就職に加え、大学院進学や保健師・助産師課程への進学ルートなど、選択肢が豊富に開かれています。
3年制短大
看護系の短期大学は修業年限が3年で、卒業時に「短期大学士(看護学)」の学位が授与されます。
3年間で国家試験受験資格を得られるため、大学より1年短い期間で看護師を目指せる点が制度上の特徴です。
教育内容は看護実践に直結する科目が中心で、臨地実習の比重も一定以上確保されています。
卒業後は就職が主流ですが、条件を満たせば4年制大学への編入学が可能なケースもあります。
高等学校5年一貫校
看護師資格が取れる高等学校5年一貫校とは、高等学校の看護科3年間と、専攻科2年間を合わせた計5年間の教育課程を修了することで、看護師国家試験の受験資格を得られる学校制度を指します。
この学校の特徴は、中学校卒業後から一貫した看護教育を受けられる点にあります。
高校段階から看護の基礎知識や技術を学び、専攻科では成人看護学・老年看護学・母性看護学など、看護師養成所と同等の専門教育と臨地実習が行われます。
学費面では、私立大学の看護学部と比べて総額が抑えられるケースが多く、早期から看護師を目指したい人にとって選択肢の一つになるでしょう。
一方で、進路変更がしにくい点や、設置校が限られている点には注意が必要です。
3年制専門学校・専修学校
看護師養成の専門学校・専修学校は、修業年限3年で看護師国家試験の受験資格を取得できる教育機関です。
厚生労働省が定める指定規則に基づき、必要な授業時間数・実習時間数が明確に規定されています。
教育内容は看護実務に直結した科目が中心で、講義・演習・臨地実習の割合が高い点が特徴です。
卒業時に学位は授与されませんが、国家試験合格後は大学卒業者と同じ「看護師免許」が付与されます。
専門学校・専修学校は、看護師として就職を前提とした実践的な教育を重視する人におすすめです。
看護師を目指したい人が専門学校・専修学校を選ぶメリット
看護師を目指せる専門学校・専修学校は、学校教育法および厚生労働省が定める指定規則に基づき、看護師国家試験の受験資格を得られる教育機関です。
大学・短期大学と同様に国家資格取得を目的としつつ、修業年限・教育内容・費用面に明確な特徴があります。
以下では、専門学校・専修学校を選択する際の代表的なメリットを紹介します。
看護師を目指したい人が専門学校・専修学校を選ぶメリット
看護師免許が最短3年で取得できる
看護師養成の専門学校・専修学校は、修業年限が原則3年以上と法律で定められています。
これは厚生労働省の「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」に基づくもので、3年間の課程を修了することで看護師国家試験の受験資格が得られます。
一方、看護系大学の修業年限は4年が基本であり、資格取得までに1年の差があります。
このため、できるだけ早く国家資格を取得し就業したい人にとって、専門学校・専修学校は時間的効率が高い進路といえます。
また、3年間で必要な専門科目・実習時間は制度上十分に確保されており、取得できる看護師免許は大学卒業者と同一です。
資格の法的効力や業務範囲に差はなく、あくまで「修了までの年数」が異なる点が特徴です。
臨床実習が多く医療現場での経験を積める
看護師養成課程では、講義だけでなく臨床実習が必須とされており、その時間数も国の基準で定められています。
専門学校・専修学校では、実習を重視したカリキュラム編成が多く、早い段階から病院や施設での実践的な学習が組み込まれています。
臨床実習では、患者対応、バイタルサイン測定、看護記録の作成、チーム医療の理解など、現場で必要とされる基礎的行動を体系的に学ぶことが可能です。
これらは国家試験対策だけでなく、卒業後すぐに医療現場で働くための実務能力の形成につながります。
また、多くの専門学校・専修学校は実習先として地域の病院と連携しており、就職先と直結するケースも少なくないため、進路を確実に確保したい人にもおすすめです。
大学と比べて学費が安い
看護師を目指す場合、進学先によって必要な学費総額には差があります。
文部科学省が公表している学校種別ごとの学費データでは、私立看護系大学の4年間の学費総額はおおむね600万~700万円程度とされています。
対して、看護師養成の専門学校・専修学校(3年課程)の学費は、総額で300万~400万円程度に収まるケースが多く、修業年限が短い分、学費負担も抑えられる傾向があります。
さらに、専門学校・専修学校は地域医療を支える人材育成を目的としていることが多く、奨学金制度や病院連携による学費支援制度が設けられている場合もあります。
学費という客観的な数値面から見ても、費用対効果を重視する場合の選択肢として合理性がある進路といえます。
おすすめの専門学校・専修学校の学費
| 専門学校・専修学校 | 学費 |
|---|---|
| JCHO 大阪病院附属看護専門学校 | 入学金:30万円 授業料:年額42万円 その他費用:3年間で約50万円(教科書、被服費、実習管理費および教材費などの必要経費の概算) |
| 至誠会 看護専門学校 | 入学金:25万円 授業料:年額48万円 その他費用:年額21万6,000円(実習教材費、施設維持費) |
| 報徳看護専門学校 | 入学金:15万円 授業料:年額60万円 その他費用:3年間で83万3,000円〜86万7,000円(施設維持費、実習費、教科書、実習着など) |
| 津島市立看護専門学校 | 入学金:15万円 授業料:年額18万円 その他費用:3年間で約41万5,000円(実習・健康診断、教科書代、ユニホーム代、その他諸経費) |
| 福岡水巻看護専門学校 | 入学金:20万円 授業料:年額50万円 その他費用:3年間で約111万5,000円(実習費、施設維持費、教科書代、ユニフォーム代、学習諸経費) |
| 熊本労災看護専門学校 | 入学金:18万円 授業料:年額34万円 その他費用:3年間で48万8,000円(教科書代、教材費、被服費、国試関係など) |
| 相生市看護専門学校 | 入学金:16万2,000円〜21万円 授業料:月額4万6,000円 その他費用:3年間で44万5,000円(教科書・参考書代、制服・看護衣など) 別途保険料として年額4,500円が必要 |
| 宗像看護専門学校 | 入学金:30万円 授業料:年額69万6,000円 その他費用:3年間で55万円(施設維持費、テキスト代、インナーTシャツ代、傷害・賠償保険料など) |
| 土浦看護専門学校 | 入学金:20万円 授業料:年間60万円 その他費用:3年間で約75万8,000円(施設維持費、実習関係費、教科書代) |
| 世田谷中央看護高等専修学校 | 入学金:35万円 授業料:月額10万円 その他費用:2年間で約85万4,000円(実習費、施設維持費、保険料、教科書代) |
看護師を専門学校・専修学校で目指すと学費を抑えて医療現場の経験が積める
看護師を目指せる専門学校・専修学校は、費用を抑えながら現場経験を積みたい人におすすめです。
看護師の専門学校・専修学校は一般的に修業年限が3年と定められており、4年制大学と比較して1年短い期間で看護師国家試験の受験資格を得られます。
また、学費も全国平均で総額300万〜400万円前後とされるケースが多く、大学の看護学部(総額600万〜800万円程度)と比べて安く学ぶことが可能です。
在学中から病院や医療施設で実務に近い経験を積めるため、就職率は多くの学校でほぼ100%に近い水準を維持しており、安定した就職を目指したいならおすすめの選択肢と言えるでしょう。