| リベルサスを処方してもらうには? | |
|---|---|
| ステップ1 | リベルサス処方に対応した医療機関へ受診 ・内科・糖尿病内科 ・ダイエット外来 ・美容クリニック ・オンライン診療サービスなど |
| ステップ2 | 医師の診察を受ける |
| ステップ3 | リベルサスの処方・使用開始 |
リベルサスは本来、2型糖尿病の治療を目的とした医療用医薬品(※)であり、医師の診察が必須です(※参照元:ノボ ノルディスク ファーマ株式会社「リベルサス錠を服用される方へ」)。
診察では、健康状態や既往歴などを踏まえてリベルサスが安全に使用できるかどうかが確認されます。
具体的には、「使用禁忌に該当しないか」「BMIが基準を満たしているか」「妊娠・授乳中でないか」など複数の項目を総合的にチェックしたうえで、処方の可否が判断されます。
なお、「2型糖尿病の治療目的」以外での使用(ダイエットなど)は保険適用外(自由診療)となるため、費用は医療機関ごとに大きく違ううえに、どの医療機関でも取り扱っているわけではありません。
そこで本記事では、リベルサスを処方してもらう方法や何科に受診すべきか、処方条件、処方の流れ、処方してもらえなかった場合の対処法まで詳しく解説します。
ON-CLINIC Beautyはリベルサス処方対応(オンライン診療可/5,800円〜
当サイトが運営するオンライン診療サービス「ON-CLINIC」の美容皮膚科部門「ON-CLINIC Beauty」(オンライン診療可)では、リベルサス処方にも対応しています。
リベルサスの料金は、「3mg(14錠/2週間分)」が5,800円(税込)、「3mg(30錠/30日分)」が8,600円(税込)、「7mg30錠(30錠/30日分)」が14,800円(税込)、「14mg30錠(30錠/30日分)」が23,000円(税込)です。
なお、ON-CLINIC Beautyのリベルサスの処方条件は、以下の通りです。
リベルサスの処方条件
- 糖尿病の治療中ではない
- 膵臓に異常がない
- 癌の既住歴がない、治療中ではない
- 妊娠、産後3ヶ月以内ではない
- BMI19未満ではない
診察方法は、オンライン診療と対面診療の両方に対応しており、診察料は無料、診察時間は10:00〜19:00(年中無休)です。
| ON-CLINIC Beauty リベルサス処方 |
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|---|---|
| リベルサス処方 料金 |
・リベルサス3mg14錠(2週間分):5,800円(税込) ・リベルサス3mg30錠(30日分):8,600円(税込) ・リベルサス7mg30錠(30日分):14,800円(税込) ・リベルサス14mg30錠(30日分):23,000円(税込) |
| 診察料 | 無料 |
| 送料 | 550円(税込) |
| 診療方法 | ・オンライン診療 ・対面診療 |
| 診療時間 | 10:00~19:00(年中無休) |
| 住所 | 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5丁目48-2第一ビル 7F |
リベルサスを処方してもらうには?
冒頭でも紹介したように、リベルサスは医療用医薬品のため、市販では購入できず医師の診察にもとづいて処方されます。
処方に対応している医療機関は複数あり、受診先によって費用や診療スタイルが大きく異なります。
ここでは、リベルサスを処方してもらうために利用できる医療機関の種類と、それぞれの特徴を詳しく解説します。
なお、以下で紹介するすべての医療機関がリベルサス処方に対応しているわけではないため、受診前に確認しておくのがおすすめです。
リベルサスを処方してもらうには?
内科・糖尿病内科に受診する
リベルサスを処方してもらう方法1つ目は、「内科・糖尿病内科に受診する」です。
冒頭でも紹介したように、リベルサスは2型糖尿病治療薬として承認されているため、もっとも一般的なのは内科・糖尿病内科への受診です。
診察では体調、既往歴、服薬状況、禁忌に該当しないかなどが確認され、安全に服用できると判断された場合のみにリベルサスが処方されます。
なお、内科・糖尿病内科は保険診療に対応しているものの、保険適用が認められるのは2型糖尿病と診断された場合のみであり、ダイエット目的での使用は自由診療(全額自己負担)です。
| リベルサスを処方してもらう方法① 内科・糖尿病内科 |
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|---|---|
| 内科・糖尿病内科で確認される 主な項目 |
・体調や既往歴の確認 ・服薬中の薬やアレルギーの有無 ・リベルサスの禁忌に該当しないか ・医学的に必要と判断されるか |
| 保険適用の条件 | ・2型糖尿病の診断がある場合のみ適用 ・ダイエット目的では自由診療(全額自己負担) |
| ダイエット目的の場合の注意点 | ・保険は使えない ・処方の可否は医師の判断による ・費用は医療機関ごとに大きく異なる |
ダイエット外来に受診する
リベルサスを処方してもらう方法2つ目は、「ダイエット外来に受診する」です。
ダイエット外来は、肥満や体重管理に特化した自由診療のクリニックであり、食事指導や生活習慣の改善サポートとあわせて、医師の判断でリベルサスを用いた治療が行われる場合があります。
ダイエット目的でのリベルサス処方は保険適用外であるため、費用は全額自己負担となりますが、ダイエッターのニーズに沿った診療が受けられる点が特徴です。
診察では現在のBMI、生活習慣、既往歴、服薬中の薬、リベルサスの禁忌に該当しないかなどを総合的に確認し、安全に使用できると判断された場合に処方されます。
ダイエット外来は、医療的な体重管理を希望する人にとって選択肢の一つであり、特に「専門的なサポートを受けたい」「リベルサスを使った治療を検討している」という人におすすめです。
| リベルサスを処方してもらう方法② ダイエット外来 |
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|---|---|
| ダイエット外来で確認される主な項目 | ・BMIや体重推移 ・生活習慣(食事・運動)の状況 ・既往歴や服薬中の薬の確認 ・リベルサス禁忌に該当しないか |
| ダイエット外来での処方の特徴 | ・ダイエット目的でも相談しやすい ・自由診療のため保険適用外 ・医師の判断で処方の可否が決まる |
| 受診前に確認すべきポイント | ・費用(初診料・薬代)が医療機関で異なる ・通院頻度や治療方針を事前に確認 ・副作用や服用ルールの説明があるか確認 |
美容クリニックに受診する
リベルサスを処方してもらう方法3つ目は、「美容クリニックに受診する」です。
美容クリニックでは、体重管理やボディメイクを目的とした自由診療が中心で、ダイエット外来と同様にリベルサスを用いた治療を取り扱う医療機関も多いです。
診察ではBMI、生活習慣、既往歴、服薬状況、副作用リスクなどを確認し、安全に服用できると判断された場合に処方されます。
なお、ダイエット外来と同様にリベルサスは保険適用されず、すべて自由診療のため医療機関ごとに費用設定が異なる点に注意が必要です。
| リベルサスを処方してもらう方法③ 美容クリニック |
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|---|---|
| 美容クリニックで確認される主な項目 | ・BMIや体重の状態 ・生活習慣(食事・運動)の状況 ・既往歴・服薬中の薬の確認 ・副作用リスクや禁忌に該当しないか |
| 美容クリニックでの処方の特徴 | ・美容目的やボディメイクに合わせた提案がされやすい ・自由診療のため保険適用なし ・料金設定はクリニックごとに大きく異なる |
| 受診前に確認すべきポイント | ・リベルサスの料金体系(初診料・薬代) ・サポート内容や治療方針 ・通院頻度や追加費用の有無 |
オンライン診療サービスに受診する
リベルサスを処方してもらう方法4つ目は、「オンライン診療サービスに受診する」です。
オンライン診療サービスとは、スマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられる診療方法で、自宅で診察から処方、薬の受け取りまで行えます(参照元:厚生労働省「オンライン診療について」)。
リベルサス処方に対応しているオンライン診療では、医師が体調、既往歴、服薬状況、副作用リスク、禁忌事項などを画面越しに確認し、安全に服用できると判断した場合に処方されます。
先述したように、リベルサスはダイエット目的では自由診療となるため費用は自己負担となりますが、通院不要なうえ、クーポンや定期便で安く継続できる場合がある点が特徴です。
| リベルサスを処方してもらう方法④ オンライン診療サービス |
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|---|---|
| オンライン診療で確認される主な項目 | ・体調や既往歴の確認 ・服薬中の薬の有無 ・副作用リスク・禁忌の確認 ・安全に服用できるか医師が判断 |
| オンライン診療の特徴 | ・スマホで診察~薬の受け取りまで完結 ・通院不要で全国どこからでも利用可能 ・対面より料金体系が明確な傾向 ・プライバシーに配慮した配送が多い |
| 受診前に確認すべきポイント | ・対応エリアと診療時間 ・送料や支払い方法の有無 ・クーポンや定期便割引があるか ・薬の配送スピード |
リベルサスを処方してもらうには条件がある
リベルサスは誰にでも簡単に処方されるわけではなく、安全に使用するためのいくつかの条件を満たす必要があります。
条件が満たされないと安全に利用できない可能性が高いため、処方されないのが一般的です。
ここでは、リベルサスを処方してもらう際に確認される主な条件を詳しく解説します。
リベルサスを処方してもらうには条件がある
使用禁忌の条件に該当しないか
リベルサスを処方してもらうには条件1つ目は、「使用禁忌の条件に該当しないか」です。
リベルサスはGLP-1受容体作動薬という種類の2型糖尿病治療薬であり、安全に使うために「このような人には原則使わない」という禁止事項(禁忌)が添付文書で定められています。
たとえば、過去にリベルサスの成分で強いアレルギー反応を起こしたことがある人や、重い消化器疾患・重篤な全身状態にある人などへの処方は禁忌とされています(以下参照)。
リベルサス「禁忌」
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型
糖尿病の患者 - 重症感染症、手術等の緊急の場合など
参照元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構「2 型糖尿病治療剤 経口 GLP-1 受容体作動薬セマグルチド(遺伝子組換え) リベルサス®︎錠3mg リベルサス®︎錠7mg リベルサス®︎錠14mg 」
診察時には、これまでにかかった病気や現在治療中の病気、飲んでいる薬、アレルギー歴などを医師が詳しく確認し、禁忌に当てはまらないかをチェックしたうえで、服用の可否を判断します。
仮に禁忌に該当する、またはリスクが高いと判断された場合は、リベルサスではなく別の治療法を提案されることもある点を認識しておきましょう。
妊娠・授乳中ではないか
リベルサスを処方してもらうには条件2つ目は、「妊娠・授乳中ではないか」です。
リベルサスの有効成分であるセマグルチドは、胎児への影響が明確に安全とは確認されていないため、妊娠中の使用は避けることが定められています。
動物試験では、通常量に相当する投与で胎児発育への影響が報告されており、リスクを考慮して妊娠中、または妊娠の可能性がある場合にはリベルサスの使用は推奨されていません(※)。
また授乳中についても、乳汁への移行が確認された動物データがあることから、基本的には処方されません(※)。
リベルサスを検討している場合は、妊娠の有無や授乳状況を正確に伝えることが非常に重要であり、状況によっては別の治療方法を提案される点も留意しておきましょう。
(※)参照元:独立行政法人医薬品医療機器総合機構「2 型糖尿病治療剤 経口 GLP-1 受容体作動薬セマグルチド(遺伝子組換え) リベルサス®︎錠3mg リベルサス®︎錠7mg リベルサス®︎錠14mg 」
BMIが基準を満たしているか
リベルサスを処方してもらうには条件3つ目は、「BMIが基準を満たしているか」です。
リベルサスは体重減少作用が期待できる一方で、BMIが低すぎる状態で使用すると必要以上に体重が落ちてしまう可能性があり、安全性の観点から医師が処方を控える場合があります。
なお、厚生労働省ではBMI25以上を「肥満」、18.5未満を「低体重」と定義(※)していますが、リベルサスの処方基準は医療機関によって異なります(※参照元:厚生労働省「生活習慣病などの情報」)。
診察ではBMIだけでなく、体重の変化、食事量、生活習慣、体調などを総合的に確認し、安全に使用できるかどうかの判断がされるものの、一般的には、極端にやせている人(BMI18〜19未満)には体調悪化のリスクがあるため処方されないという点を留意しておきましょう。
リベルサスを処方してもらう流れ
リベルサスを処方してもらう場合は、受診から診察、処方までの基本的な流れを理解しておくとスムーズに治療を始められます。
なお、対面診療とオンライン診療では進み方が一部異なるものの、いずれも医師の判断を経て処方される点は共通です。
ここでは、リベルサスを受け取るまでの具体的な流れを詳しく解説します。
リベルサスを処方してもらう流れ
1.リベルサス処方に対応している医療機関に受診する
リベルサスを処方してもらうには、まず「リベルサス処方に対応している医療機関」に受診する必要があります。
先述したように、リベルサスはどのクリニックでも扱っているわけではなく、取り扱いの有無や処方方針は医療機関ごとに異なります。
たとえば、糖尿病治療を中心とする内科、ダイエット外来、美容クリニック、オンライン診療サービスなどでリベルサスを扱うケースがありますが、「糖尿病治療のみ処方」「BMI基準を満たした場合のみ処方」など、医療機関ごとに独自の基準が設けられている場合があります。
そのため、受診前には公式サイトの診療内容や処方条件を確認したり、問い合わせで取り扱い状況のチェックが必須です。
事前に情報を把握しておくことで、スムーズに診察へ進めるだけでなく、自分に合った医療機関を選びやすくなります。
2.医師の診察(既往歴や体調等の確認)を受ける
リベルサスは医師の診察・処方箋が必須な「医療用医薬品」であり、処方してもらうには対面診療・オンライン診療どちらの場合でも、必ず医師の診察を受ける必要があります。
診察では、これまでの病気の有無や現在の体調、服用している薬、アレルギー歴、副作用リスクなどを丁寧に確認され、安全に使用できるかどうかが総合的に判断されます。
「こちら」でも解説したように、リベルサスには使用できない条件(禁忌)があり、該当する場合は処方が行われません。
診察で問題がないと判断された場合は、適切な容量や服用方法、注意点について説明を受け、処方へ進む流れとなります。
3.処方(対面はその場合で処方・オンラインは自宅へ配送)
医師の診察でリベルサスの使用が適切と判断されると、処方へ進みます。
対面診療の場合は、その場で院内処方を受けるか、処方せんを持って調剤薬局で受け取る形式が一般的です。
一方、オンライン診療サービスは、診察から決済までをスマートフォン上で行い、処方されたリベルサスは自宅へ直接配送されます。
配送スピードはサービスごとに異なりますが、通常は診察後1〜3日で届くケースが多く、在庫状況や住んでいる地域によって到着日が前後することがあります。
いずれの場合も、処方後には用量や服用方法、副作用への注意点などの説明を受け、正しく使用できる状態で治療を開始するといった流れです。
リベルサスを処方してもらえない場合の対処法
リベルサスは体質や健康状態、医療機関の在庫状況によっては処方が断られるケースも少なくありません。
そこで下記では、リベルサスを処方してもらえない場合の対処法を紹介します。
リベルサスを処方してもらえない場合の対処法
生活習慣(食事・運動・睡眠)の改善を目指す
リベルサスを処方してもらえない場合の対処法1つ目は、「生活習慣(食事・運動・睡眠)の改善を目指す」です。
暴飲暴食や運動を全くしないといった生活習慣だと体重増加や代謝低下につながり、仮にリベルサスを使用したとしてもダイエット効果が見込めないケースもあります。
そのため、リベルサスの処方の可否に関わらず、まずは食事・運動・睡眠といった生活習慣を整えることが重要といえます。
たとえば、以下のように簡単に始められることから見直してみましょう。
生活習慣
- 糖質や脂質の摂取量を抑える
- たんぱく質や野菜を中心としたバランスの取れた食事を意識する
- ウォーキングや軽い筋力トレーニングなどの運動を行う
- 7〜8時間ほどの睡眠時間を確保するなど
リベルサスを処方してもらえない場合の代替策としてはもちろん、今後リベルサスを使用する際の効果を高める基盤づくりにも役立つため、まずは生活習慣を見直してみましょう。
他の方法(別のGLP-1・SGLT2阻害薬等)を検討する
リベルサスを処方してもらえない場合の対処法2つ目は、「他の方法(別のGLP-1・SGLT2阻害薬等)を検討する」です。
体質・既往歴・BMI・禁忌などの理由でリベルサスの処方が断られた場合でも、同じように食欲抑制や血糖コントロールをサポートできる薬がほかにも存在します。
たとえば、以下のような選択肢があります。
リベルサスの代替案
- GLP-1受容体作動薬(注射タイプ)
- GLP-1受容体作動薬(リベルサス以外の経口タイプ)
- SGLT2阻害薬(尿中に糖を排出して血糖値を下げる薬)など
リベルサスが処方されなくても、いくつか代替手段はあるため、医師との相談のうえで自分の健康状態や生活習慣に合った治療方法を検討してみましょう。
マンジャロを処方してもらうには?条件・流れ・医療機関の種類・買えない時の対処法も解説
他の医療機関への受診を検討する
リベルサスを処方してもらえない場合の対処法3つ目は、「他の医療機関への受診を検討する」です。
医療機関によってはリベルサスの在庫が不足していたり、取り扱いを一時停止しているケースもあるため、在庫状況が理由で処方を受けられなかった場合は別の医療機関を検討するのがおすすめです。
先般該当製薬会社から連絡がなされているように、世界的な GLP-1 受容体作動薬の需要拡大を理由として、日本国内においても各種製剤の在庫が逼迫しているとの報告を受けています。
引用元:日本糖尿病協会「GLP-1 受容体作動薬の在庫逼迫に伴う各製剤の処方についてのメッセージ」
また、自由診療を行うクリニックは処方基準や体格の判断基準、診療体制が大きく異なるため、ある医療機関では処方できなかった場合でも、別のクリニックでは対応してもらえる可能性があります。
ただし、「どの医療機関でも安全性を最優先に判断する点は共通しており、禁忌や健康状態に問題がある場合」は処方されません。
そのため、別の医療機関を受診する際も、現在の症状や生活習慣、既往歴などを正確に伝え、医師の判断を踏まえて適切な治療方法を選択することが大切といえます。
リベルサス処方は安い個人輸入通販でも良い?
リベルサスを安く手に入れたい場合、個人輸入通販を検討する人もいますが、安全性や品質が保証されないため推奨できません。
医療用医薬品であるリベルサスは、医師の診察を前提とした薬であり、自己判断で購入・使用すると重大なリスクにつながるおそれがあります。
ここでは、個人輸入通販が危険と言われる理由や、正規ルートでの処方が重要な理由について解説します。
個人輸入通販サイトはリスクがあるからおすすめしない
個人輸入通販サイトはリスクがあるため、おすすめできません。
具体的には、以下のようなリスクがあります。
個人輸入通販サイトのリスク
- 偽物や成分の異なる製品が販売されている可能性がある
- 適切な温度・湿度で保管されておらず、品質が劣化している場合がある
- 成分量が規定と違うなど、効果が安定しない・副作用リスクが高まる
- 医師の診察を経ずに使用することで、重大な副作用に気づけない
- トラブル発生時(健康被害・未着・返金問題など)に保証が受けられない
- 薬機法違反のサイトも存在し、利用者側も法的リスクを負う可能性がある
リベルサスは医療用医薬品であり、本来は医師の診察のもとで適切に使用量や副作用リスクを確認しながら服用すべき薬です。
安全性を確保するためにも、個人輸入ではなく医療機関での正規処方を推奨します。
リベルサス処方対応の安いオンライン診療サービス3選
ここからは、リベルサス処方に対応しているオンライン診療サービスを紹介します。
イースト駅前クリニック女性外来![]() |
レバクリ![]() |
デジタルクリニックグループ |
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|---|---|---|---|
| リベルサス 料金 |
月6,267円(税込)〜 | 7,700円(税込)〜 | 月7,948円(税込)〜 |
| 診察料 | 無料 | 無料 | ・初診料:1,650円(税込) ・再診料:無料 |
| 配送料 | ・クレジット決済:お薬代+500円 ・商品代引き:お薬代+1,000円 ※15,000円以上で送料無料 ※美容治療・薄毛治療など他メニューと併用で送料無料の場合あり |
550円(税込) | 550円(税込) |
| 診療方法 | オンライン | オンライン | オンライン |
| 診療時間 | 【月〜金】10:00〜14:30 / 15:30〜19:00 【土日】10:00〜18:00 |
8:00〜26:00(平日・土日問わず) | 24時間 |
| 詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
イースト駅前クリニック女性外来|月6,267円(税込)〜
| イースト駅前クリニック女性外来「リベルサス処方」 詳細情報 |
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|---|---|
| リベルサス 料金 |
・3mg:6,267円(税込)〜/月 ・7mg:14,400円(税込)〜/月 ・14mg:26,633円(税込)〜/月 |
| 診察料 | 無料 |
| 送料 | ・クレジット決済:お薬代+500円 ・商品代引き:お薬代+1,000円 ※15,000円以上で送料無料 ※ピルや薄毛治療、美肌治療との併用で15,000円を 超えた場合も送料無料 |
| 診療方法 | オンライン |
| 診療時間 | 月〜金曜日:10:00〜14:30/15:30〜19:00 土・日:10:00〜18:00 |
| 処方できないケース | ・BMI22以下の痩せ型の患者様 ・糖尿病治療中の患者様 ・膵炎の既往歴、重度の胃腸障害のある患者様 ・65歳以上の患者様 参照元:イースト駅前クリニック女性外来 |
イースト駅前クリニック女性外来は、医療法人社団イースト会が運営するオンライン診療サービスで、リベルサスやマンジャロといった自由診療のメディカルダイエットにも対応しています。
イースト駅前クリニック女性外来のリベルサス処方は、以下に該当しないかつ、医師の診察で適切に使用できると判断されれば処方してもらえます。
イースト駅前クリニック女性外来でリベルサスが処方できない方
- BMI22以下の痩せ型の方
- 糖尿病治療中の方
- 膵炎の既往歴のある方
- 重度の胃腸障害のある方
- 65歳以上の方
特徴は、「定期配送サービス」「まとめて処方」のいづれかの選択で単品と比較すると最大5%OFFでリベルサスが買える点です。
たとえば、リベルサス3mgの単品購入価格は税込6,600円ですが、「定期配送サービス(1ヶ月毎)」だと税込6,400円(3%OFF)、「定期配送サービス(1ヶ月毎)」だと税込6,270円(5%OFF)、「まとめて処方(3ヶ月分)」だと税込6,267円(5%OFF)まで割引されます。
「定期配送サービス」または「まとめて処方」での購入で「リベルサス(GLP-1内服薬プラン)」の全プランが3〜5%OFFになります。
| イースト駅前クリニック女性外来 | |
|---|---|
| 運営会社 | 医療法人社団イースト会 |
| 住所 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-12-1 高倉第一ビル4F イースト駅前クリニック |
| クリニック数 | 3院 ※2025年12月時点の情報です |
レバクリ|月7,700円(税込)〜
| レバクリ「リベルサス処方」 詳細情報 |
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|---|---|
| リベルサス 料金 |
・3mg(毎日内服プラン):7,700円(税込)〜/月 ・7mg(毎日内服プラン):15,239円(税込)〜/月 ・14mg(毎日内服プラン):25,908円(税込)〜/月 ※他プランあり |
| 診察料 | 無料 |
| 送料 | 550円(税込) |
| 診療方法 | オンライン |
| 診療時間 | 24時間 |
| 処方できないケース | ・18歳未満または65歳以上の方 ・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方 ・糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群、低血糖症 ・1型糖尿病の患者 ・インスリン、GLP-1製剤使用中の患者 ・重症感染症、手術前後の重篤な外傷がある方 ・妊娠中、授乳中、妊活中の方 ※参照元:レバクリ |
レバクリは、レバレジーズ株式会社が運営するオンライン診療プラットフォームで、リベルサスやマンジャロといった自由診療のメディカルダイエットにも対応しています(診療は提携先医療機関「医療法人社団リフィルパートナーズ」)。
レバクリのリベルサス処方は、以下に該当しないかつ、医師の診察で適切に使用できると判断されれば処方してもらえます。
レバクリでリベルサスが処方できない方
- 1型糖尿病の患者の方
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
- 糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群、低血糖症
- 18歳未満または65歳以上の方
- インスリン、GLP-1製剤使用中の患者
- 重症感染症、手術前後の重篤な外傷がある方
- 妊娠中、授乳中の方
- 妊活中の方
特徴は、定期配送6ヶ月ごとでの契約でお得にリベルサスが買える点です。
たとえば、「リベルサス3mg(毎日服用プラン)」の通常価格は46,201円(税込)ですが、「定期配送6ヶ月ごと」だと43,701円(税込)、「リベルサス3mg + 脂肪燃焼漢方(毎日服用プラン)」の通常価格は71,914円(税込)ですが、「定期配送6ヶ月ごと」だと69,414円(税込)と、通常料金よりも2,500円安く購入できます。
なお、レバクリはリベルサスの処方有無に関わらず診察料は無料で、24時間いつでも受診可能です。
| レバクリ | |
|---|---|
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
| 住所 | 〒150-6190 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 24F・25F |
デジタルクリニックグループ|月7,948円(税込)〜
| デジタルクリニックグループ「リベルサス処方」 詳細情報 |
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|---|---|
| マンジャロ料金 (税込) |
・3mg:7,948円(税込)〜/月 ・7mg:15,895円(税込)〜/月 ・14mg:26,227円(税込)〜/月 |
| 診察料 | ・初診料:1,650円(税込) ・再診料:無料 |
| 送料 | 550円(税込) |
| 診療方法 | オンライン |
| 診療時間 | 24時間 |
| 処方できないケース | ・マンジャロの成分に対し過敏症の既往歴のある方 ・糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏眠、1型糖尿病の患者 ・重症感染症、手術前後の重篤な外傷がある方 ・重症感染症、手術前後の重篤な外傷がある方 ・妊娠 ・授乳婦 ・小児等 ・高齢者 ※参照元:デジタルクリニックグループ |
デジタルクリニックグループは、デジタルクリニックグループ(一般社団法人博愛会)が運営するオンライン診療サービスで、リベルサスやマンジャロ、サクセンダといった自由診療のメディカルダイエットにも対応しています。
デジタルクリニックグループのリベルサス処方では、以下に該当しないかつ、医師の診察で適切に使用できると判断されれば処方してもらえます。
デジタルクリニックグループでリベルサスが処方できない方
- リベルサスの成分に対し過敏症の既往歴のある方
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏眠、1型糖尿病の患者の方
- 重症感染症、手術前後の重篤な外傷がある方
- 妊娠、授乳婦
- 小児、高齢者
特徴は、定期配送の長期プランほどリベルサスが安く買える点です。
具体的には、リベルサス3mgの1ヶ月定期は月9,350円(税込)ですが、3ヶ月定期は8,883円(税込)、6ヶ月定期は8,415円(税込)、12ヶ月定期は7,948円/(税込)、7mgの1ヶ月定期は18,700円(税込)ですが、3ヶ月定期は17,765円(税込)、6ヶ月定期は16,830円(税込)、12ヶ月定期は15,895円(税込)まで割引されます。
| デジタルクリニックグループ | |
|---|---|
| 運営会社 | デジタルクリニックグループ(一般社団法人博愛会) |
| 住所 | 東京都中央区銀座1-22-11-2 |
「リベルサス 処方してもらうには」に関するQ&A
ここからは、「リベルサス 処方してもらうには」に関するQ&Aを紹介します。
「リベルサス 処方してもらうには」に関するQ&A
リベルサスを処方してもらうには何科?内科のみ?
リベルサスを処方してもらうには、主に内科・糖尿病内科・ダイエット外来・美容クリニック・オンライン診療などが対象になります。
リベルサスは本来、2型糖尿病治療薬として承認されているため、内科や糖尿病内科での処方が一般的です。
一方で、自由診療を扱うダイエット外来や美容クリニック、オンライン診療サービスでもダイエット目的でのリベルサス処方に対応しているケースがあります。
ただし、取り扱いの有無は医療機関によって異なるため、受診前に公式サイトや問い合わせで処方可否を確認しておくのがおすすめです。
ダイエット目的でのリベルサス処方の保険適用条件は?
ダイエット目的でリベルサスを使用する場合、保険は適用されません。
リベルサスは「2型糖尿病の血糖コントロール改善」を目的とした医療用医薬品で、美容やダイエット目的では自由診療扱いとなり、費用は全額自己負担です。
一方で、医師が正式に2型糖尿病と診断した場合のみ保険診療として扱われるため、費用負担は大きく異なります。
目的によって保険適用の可否が明確に変わるため、自分がどのケースに該当するのかを事前に把握したうえで受診しましょう。
リベルサスを処方してもらえないケースはある?
リベルサスは誰にでも処方できる薬ではなく、安全性の観点から医師が処方を避けるケースがあります。
代表的な「リベルサスを処方してもらえないケース」は以下の通りです。
リベルサスを処方してもらえないケース
- リベルサスの成分に対するアレルギー歴がある
- 重い消化器疾患がある
- 禁忌に該当すると判断した場合
- 妊娠中・授乳中である、またはその可能性がある
- BMIが低すぎる(やせすぎ)
- 体調が安定していない
- 服用中の薬との相互作用が懸念される場合など
知恵袋の「リベルサスを処方してもらうには」の情報は本当?
「リベルサスを処方してもらうには」の情報に限らず、知恵袋にある質問・回答には誤った情報が掲載されていることもあります。
リベルサスは医療用医薬品であり、処方の可否は医師が健康状態や禁忌、BMIなどを総合的に判断して決定します。
そのため、ネット上の体験談だけを根拠に判断するのは危険です。
実際の取り扱い状況や費用、処方ルールは医療機関によって大きく異なるため、ネット上の情報だけで判断するのではなく、医療機関に直接相談するのがもっとも確実です。
知恵袋の意見はあくまで「個人の体験談」として参考程度にとどめておきましょう。
リベルサスは処方に対応した医療機関への受診&診察が必須!
リベルサスは市販では購入できない医療用医薬品のため、処方に対応した医療機関への受診と医師の診察が必須です。
受診先は内科・糖尿病内科をはじめ、ダイエット外来や美容クリニック、オンライン診療サービスなど複数の選択肢がありますが、取り扱い状況や費用、処方基準は医療機関によって異なります。
また、安全に使用するために「禁忌に該当しないか」「妊娠・授乳中でないか」「BMIが基準を満たしているか」などの条件を満たす必要があり、医師がこれらを総合的に判断して処方の可否が決まります。
なお、万が一リベルサスが処方されない場合でも、生活習慣の改善や別の薬の検討、医療機関を変えるなど、取れる対処法は複数あります。
自分の目的や健康状態に合った方法を選ぶためにも、まずは信頼できる医療機関で相談し、適切な治療を検討しましょう。

