本記事では、取材で伺った診療への考え方や取り組みが伝わるよう、インタビュー内容を紹介しています。
池尻大橋せらクリニックは、東京都目黒区にある医療法人社団VITAが運営するクリニックです。
東急田園都市線・池尻大橋駅北口から徒歩5分の場所にあり、一般内科、糖尿病・内分泌内科、アレルギー科、整形外科、リハビリテーション科など幅広い診療に対応しています。
診療の核に運動療法を据えている点が特徴です。
糖尿病や脂肪肝などの生活習慣病に対しても、膝や腰の痛みに対しても、薬や処置だけで終わらせず、その方が生活の中で続けられる運動を組み立てるところまでを診療の範囲としています。
整形外科専門医と認定内科医の両方の視点を持つため、「運動を勧められたが膝が痛い」といった、内科と整形外科のあいだで行き場を失いやすい相談にも対応しています。
| 詳細情報 | |
|---|---|
| お名前(フルネーム) | 世良泰氏 |
| 所属・肩書き (病院名・役職) |
池尻大橋せらクリニック 院長 |
| 設備 | 院内にはレントゲン、骨密度・エコー、眼底検査の機器やリハビリ設備を備え、診察から検査、治療、運動指導まで一貫して行える体制を整えています。 |
| 専門分野・主な診療内容 | 内科(糖尿病・脂肪肝などの生活習慣病)/整形外科・リハビリテーション科/スポーツ医学・運動療法 |
| 経歴・学歴 | 慶應義塾大学医学部卒。
初期研修後、市中病院にて内科、整形外科の診療や地域の運動療法指導などを行う。 スポーツ医学の臨床、教育、研究を行いながら、プロスポーツや高校大学、社会人チームのチームドクターおよび競技団体の医事委員として活動。 運動やスポーツ医学を通じて、老若男女多くの人々が健康で豊かな生活が送れるように、診療だけでなくスポーツ医学に関するコンサルティングや施設の医療体制整備など幅広く活動している。 「健康を通じて人々の夢や日常を応援すること」をミッションに2024年6月に池尻大橋せらクリニックを開院。 |
| クリニック情報 | |
| クリニック名 | 池尻大橋せらクリニック |
| 住所 | 〒153-0044 東京都目黒区大橋2-22-42No.R池尻大橋4階 |
| 営業時間 | 月・火・木・金・土 9:00〜12:30/13:30〜17:00 水 12:00〜15:30/16:30〜20:00 |
| 定休日 | 日曜日・祝日 |
| アクセス | 東急田園都市線池尻大橋駅北口より徒歩5分。 駐輪場あり。駐車場なし(近隣の駐車場をご利用ください)。 |

運営会社・編集部について
この記事の確認体制
本記事は、一般社団法人賢寿医療が運営するON-CLINICの編集部が、公式サイト・提携医療機関情報・料金表・各種公表情報を確認し、AGA治療・ピル処方・GLP-1処方に関する料金、キャンペーン条件、治療内容、自由診療の注意点を整理したものです。
確認日:2026年09月01日
運営:ON-CLINIC
編集:オンクリコラム編集部
医療情報確認:医師または医療専門家
参照:公式サイト/提携医療機関情報/料金表/各種公表情報
住所:〒1160014東京都荒川区東日暮里5丁目48-2 第一ビル7階
法人番号:3011505002626
この分野を選んだ理由やきっかけを教えてください
医学部時代に「健康でいるために何が必要か」を考え、運動・食事・休養・メンタルの4つに行き着きました。
では、この4つすべてに関われる医学の領域はどこかと考えたとき、それがスポーツ医学でした。
ちょうど在学中に慶應にスポーツ医学総合センターができ、足を運ぶ機会がありました。
教授は整形外科でしたが、二番手は糖尿病内分泌内科の先生で、いわゆるスポーツ整形外科ではない領域を始めた時期でした。そこが出発点です。
日本ではスポーツ医学がスポーツ整形外科とほぼ同義に受け取られていますが、本来は別のものです。
「スポーツに対して医療が何をできるか」だけでなく、「医療に対してスポーツ・運動が何をできるか」という逆方向の視点こそが、私が取り組みたい領域でした。
患者さんに提供している主な施術・治療は何ですか
整形外科・リハビリテーション科・内科を一つのクリニックで提供しています。中心にあるのは運動療法です。
膝や腰の痛み、変形性膝関節症などに対しては、大腿四頭筋をはじめ関節まわりの筋肉を整える運動療法を基本としています。
複数の理学療法士が在籍し、週に何度も通って電気を当てるかたちではなく、ご自宅で続けられる運動を一緒に組み立てるスタイルです。
装具やインソールの処方も行っています。
内科では、糖尿病をはじめとする生活習慣病、脂肪肝(MASLD)、健康診断後のフォローなどに対応しています。
糖尿病の方に運動処方を行う際は合併症の評価が欠かせないため、眼底検査の機器も備えています。
発熱・かぜ・花粉症といった一般内科の症状も診ています。
治療の中で心がけていることや、こだわっている点を教えてください
一つは、原因を言葉で説明することです。
医学部で言われた「医学の基本は解剖学と生理学」という言葉をずっと意識しています。
痛みや不調には何かしらの原因があり、分かるものはできる限り説明するようにしています。
もう一つは、出口のない検査はしないことです。検査をしても治療方針が変わらないなら、その検査に意味はありません。
「まだ検査は必要ありません」とお伝えするときも、その理由をセットで説明します。
そして、生活習慣を変えるのは本当に難しいという前提に立つこと。頭では分かっていても実行できないのが人間です。
ご本人の生活を無理に変えさせるのではなく、その生活の中で続けられる形に設計し、最終的にご自身でコンディショニングできる状態をゴールに置いています。
御院の強みや特徴を教えてください
整形外科専門医と認定内科医の両方を持っていることです。
たとえば「内科で運動するよう言われたが、膝が痛い。
内科では歩けと言われ、整形外科では動くなと言われる」という患者さんは少なくありません。
日本の制度上、こうした方に運動処方を出すには、整形外科と内科の両方の視点が必要になります。
当院ではその両方を持つことで、痛みや不調の原因を立体的に見立て、膝のリハビリも合併症の評価も一か所で完結できます。
2026年4月からは糖尿病・内分泌を専門とする副院長(上妻先生)も加わり、内科領域の体制を強化しています。
これからの医療・施術の展望や、今後取り組みたいことはありますか?
一般診療・健診・スポーツ医学の3つを柱にしていきたいと考えています。
この3つを貫く共通の軸は運動療法です。
また、リハビリを終えた後に運動を継続できる場が地域に乏しいことが課題だと感じており、自費のコンディショニング施設の準備を進めています。
患者さんやこれから受診を考えている方へ、メッセージをお願いします
「スポーツ医学」と聞くと、スポーツ選手しか診ないというイメージを持たれることが多いのですが、むしろ逆です。
学会でも、糖尿病の方の運動療法は、がんの方の運動療法は、という視点で議論されています。
健康に関わる運動・食事・休養・メンタルのどこかで困ったとき、内科でもないし整形外科でもないかもしれない、と迷われたときこそご相談ください。
専門の医療機関にお願いしたほうがよいケースもありますが、少なくとも進むべき方向はお示しできると思います。
まとめ
池尻大橋せらクリニックは、内科と整形外科・リハビリテーション科を一つのクリニックで提供し、運動療法を共通の軸に据えているクリニックです。
生活習慣病の数値が気になる方も、膝や腰の痛みがある方も、認定内科医と整形外科専門医の両方の視点から評価を受けられます。
運動・食事・休養・メンタルのどこかで困っていて、どこに相談すればよいか分からないという方は、ご相談ください。