ベスリクリニックは、東京都千代田区神田にある心療内科・睡眠障害内科のクリニックです。
働く人のメンタルヘルスや睡眠の悩みに寄り添い、薬だけに頼らない治療を重視している点が特徴的です。
ストレスによる不調、不眠、気分の落ち込み、自律神経の乱れなどに対して、医師による診療を中心に、カウンセリングや認知行動療法、TMS治療などを組み合わせた多角的なアプローチを行っています。
今回は、ベスリクリニックの院長である田中 遥氏に治療の中で心がけていることやクリニックの強みなどについてお話を伺いました。
| 詳細情報 | |
|---|---|
| お名前(フルネーム) | 田中 遥(たなか はるか)氏 |
| 所属・肩書き (病院名・役職) |
医療法人社団ベスリ会 理事長 心療内科医・産業医 |
| 専門分野・主な診療内容 | 働く人のメンタルヘルスを専門に、適応障害、抑うつ状態、不眠症、ストレスによる心身の不調、休職・復職支援などを行っています。
私たちが大切にしているのは、現れている症状だけではなく、「なぜその症状が起きているのか」という背景まで丁寧に考えることです。 「眠れない」「疲れが取れない」「頭が働かない」「仕事に行けない」といった症状を、睡眠や自律神経などの「身体」、仕事や人間関係などの「環境」、物事の捉え方や思考の癖などの「認知」に分けて考え、どこにアプローチすれば状態が変わるのかを整理します。 |
| 経歴・学歴 | 東京慈恵会医科大学医学部を卒業後、聖隷浜松病院で研修を行いました。その後、順天堂大学大学院で自律神経の研究をしながら、ベスリクリニックで心療内科診療に従事してきました。
現在は医療法人社団ベスリ会理事長として診療を行うとともに、産業医として企業で働く方々の健康管理にも携わっています。 |
| クリニック情報 | |
| クリニック名 | ベスリクリニック |
| 住所 | 東京都千代田区神田鍛冶町3-2 サンミビル |
| 営業時間 | 11:00 – 14:30/16:00~20:30 土曜は10:00~18:30 |
| 定休日 | 日曜日は10:00~16:00だが、学会などで休診するケースあり |
| アクセス | 神田駅(山手線・銀座線)から 徒歩 1分 |

運営会社・編集部について
この記事の確認体制
本記事は、一般社団法人賢寿医療が運営するON-CLINICの編集部が、公式サイト・提携医療機関情報・料金表・各種公表情報を確認し、AGA治療・ピル処方・GLP-1処方に関する料金、キャンペーン条件、治療内容、自由診療の注意点を整理したものです。
確認日:2026年10月01日
運営:ON-CLINIC
編集:オンクリコラム編集部
医療情報確認:医師または医療専門家
参照:公式サイト/提携医療機関情報/料金表/各種公表情報
住所:〒1160014東京都荒川区東日暮里5丁目48-2 第一ビル7階
法人番号:3011505002626
この分野を選んだ理由やきっかけを教えてください
医学生の頃からインターン活動などを通して企業や組織に関わり、「人がどのように働き、どのように生きるのか」に関心を持ってきました。
働く人の不調は病気だけでなく、仕事、身体、睡眠、人間関係、考え方など、さまざまな要因が重なって起こります。
病気を治すだけではなく、「なぜ今ここで立ち止まったのか」を整理し、「ここからどう生き、どう働いていくのか」まで考える医療をしたいと思ったことが、この分野を選んだきっかけです。
患者さんに提供している主な診療・治療・施術を教えてください
必要に応じて薬物療法を行いますが、薬を処方して症状を抑えるだけで治療を終わらせないことを大切にしています。
カウンセリング、Somatic Experiencing®(ソマティック・エクスペリエンシング®)などのトラウマ治療、ビジネストレーニング、睡眠・生活習慣へのアプローチ、TMS(経頭蓋磁気刺激療法)、ニューロフィードバックなど、さまざまな選択肢があります。
一つの治療法に患者さんを合わせるのではなく、「環境・身体・認知」のどこにアプローチする必要があるのかを整理し、その人に必要な治療を組み合わせることが特徴です。
休職された方についても、ただ休んで回復を待つのではありません。
身体を回復させ、不調に至った背景を理解し、自分で対処する力を身につけ、再び自分らしく働ける状態をつくるところまでを治療と考えています。
診療において心がけていることや、大切にしている点を教えてください
大切にしているのは、患者さん自身が「自分に何が起きているのか」を理解できる診療にすることです。
同じ適応障害でも、その背景は一人ひとり違います。診察では「何がつらいのか」だけではなく、「なぜそうなったのか」「何なら変えられるのか」「ここからどうしていくのか」を一緒に整理します。
そして、出来事そのものに、最初から「良い」「悪い」という意味が決まっているわけではありません。
同じ出来事でも、今が良ければ「あの出来事があって良かった」と思えるし、今がうまくいっていなければ「あの出来事は悪かった」と感じる。
過去の出来事がどんな意味を持つかは、今がどういう状態にあるかによって変わります。
だから、今起きていることの意味を判断できるのは、未来の自分です。
今、それが良いことなのか悪いことなのかは、今の時点では決められません。決めなくて良いのです。
大切なのは、今を評価することではなく、ここから自分が少しでも良いと思う方向へ進み続けることです。
そうして進んでいけば、いつか「あの経験があったから今がある」と思えるようになります。
そのためのきっかけや出会いの一つになることが、私たちの役割だと考えています。
貴院・先生ご自身の強みや特徴を教えてください
ベスリクリニックは、「働く人の人生の転換点をつくる心療内科」を目指しています。
私自身、心療内科医として患者さんを診る一方、産業医として企業にも関わっています。
そのため、症状だけではなく実際の仕事や職場環境まで踏まえて、「働きながら治療できるのか」「休む必要があるのか」「どうすれば復職できるのか」「再発を防ぐために何が必要か」まで考えます。
また、心理士、保健師、カウンセラーなど50名近くの多職種が関わり、心理・身体・仕事に対するさまざまな治療の選択肢を用意しています。
薬を処方して終わり、診断書を書いて終わりではない。症状の改善から、その人が再び自分らしく働けるところまで支援できることが、ベスリクリニックの強みです。
今後取り組みたい診療や活動、将来の展望について教えてください
目指しているのは、「病気を治す医療」から、「その人がより良く生き、より良く働くための医療」へ広げていくことです。
睡眠、自律神経、PMS・PMDD、男性更年期など、働く人の心と身体、パフォーマンスに関わる領域にも取り組んでいます。
不調になってから治療するだけではなく、自分の心と身体を理解し、より良い状態で働き続けるためにも医療を利用できるようにすることが、これから目指していきたい方向です。
患者さんやこれから受診を考えている方へ、メッセージをお願いします
「眠れない」「疲れが取れない」「以前のように頭が働かない」「仕事に行くのがつらい」。
そう感じていても、「まだ仕事には行けている」「心療内科に行くほどではない」と、受診を迷っている方は少なくありません。
心療内科は、限界になってから行く場所ではありません。
また、受診したからといって、すべての方に薬や休職が必要なわけでもありません。
働きながら治療できる方もいれば、一度しっかり休んだ方がよい方もいます。
大切なのは、「なぜ今こうなっているのか」を理解し、今の自分に必要な選択をすることです。
ベスリクリニックでは、薬を処方して終わり、診断書を書いて終わりではなく、不調の背景を一緒に整理し、自分で対処する力を身につけ、再び自分らしく生活し、働けるところまで支援します。
「病いは転機」です。
今はつらい経験でも、ここから少しずつ良いと思う方向へ進んでいけば、いつか「あの経験があったから今がある」と振り返れるものに変わっていきます。
ベスリクリニックが、その方向へ進むための一つのきっかけ、一つの出会いになれればと思っています。
まとめ
ベスリクリニックは「環境・身体・脳・心」の観点から症状の背景を整理し、一人ひとりの状態に合わせた治療方針を提案しているクリニックです。
また、仕事を続けながら通院しやすいよう、平日夜間や土日にも診療時間を設け、忙しいビジネスパーソンでも利用しやすい環境が整えられています。
睡眠障害への対応では、睡眠認知行動療法(CBT-I)などを取り入れ、薬に頼りすぎず「眠る力」を取り戻すことを目指した治療にも力を入れています。
心身の不調を一時的に抑えるだけでなく、再発予防や生活の質(QOL)の向上まで見据えたサポートも受けられるので安心です。
「疲れが取れない」「心療内科に行くほどではない」といった方はぜひ一度受診を検討してみてください。