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男性の抜け毛にはAGA(男性型脱毛症)のほか、円形脱毛症、甲状腺疾患、頭皮の炎症などが関係する場合があります。原因によって必要な治療や相談先が異なるため、症状と経過を確かめて受診につなげましょう。
抜けた本数や薄くなった場所だけで、原因を特定することはできません。いつから増えたか、頭皮に赤みや痛みがあるか、体調や使用中の薬に変化があるかも、診察で役立つ情報です。
この記事では、男性の抜け毛に関係する病気・脱毛症の特徴と、受診時に伝えたい項目をまとめます。急に脱毛が広がる場合や頭皮に異常がある場合は、早めに皮膚科へ相談してください。
この記事で確認できること
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
| AGA治療薬 | 診療時間 | 診察料 |
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運営会社・編集部について
この記事の確認体制
本記事は、一般社団法人賢寿医療が運営するON-CLINICの編集部が、公式サイト・提携医療機関情報・料金表・各種公表情報を確認し、AGA治療・ピル処方・GLP-1処方に関する料金、キャンペーン条件、治療内容、自由診療の注意点を整理したものです。
確認日:2026年10月01日
運営:ON-CLINIC
編集:オンクリコラム編集部
医療情報確認:医師または医療専門家
参照:公式サイト/提携医療機関情報/料金表/各種公表情報
住所:〒1160014東京都荒川区東日暮里5丁目48-2 第一ビル7階
法人番号:3011505002626
- 男性の抜け毛に関係する病気・脱毛症
- 円形脱毛症|頭髪だけでなく眉毛・ひげ・体毛にも起こる
- AGA(男性型脱毛症)|生え際や頭頂部の毛が徐々に細くなる
- 甲状腺疾患|毛髪の変化と体調の変化がみられることがある
- 膠原病|全身や頭皮の炎症に伴って脱毛が起こることがある
- 脂漏性脱毛症|脂漏性皮膚炎に伴う頭皮の症状を確認する
- 粃糠性脱毛症|フケを伴う抜け毛と頭皮の炎症を確認する
- びまん性脱毛症|頭部全体に広がる脱毛には複数の原因がある
- 薬剤性脱毛症|薬剤やがん治療に伴って脱毛が起こることがある
- 鉄欠乏性貧血|鉄の不足に伴って抜け毛がみられることがある
- 梅毒|感染に伴って脱毛が起こることがある
- 抜毛症|自分で毛を抜く行動によって脱毛が起こる
- 頭部白癬|頭皮や毛への真菌感染によって脱毛が起こることがある
- 病後や髪への負担でも男性の抜け毛が増える
- 病気による抜け毛のサイン
- 男性の抜け毛は何科に相談する?
- 女性・新生児にみられる脱毛
- 男性の病気による抜け毛に関するよくある質問
- 男性の病気による抜け毛は原因を確かめて適切な受診につなげよう
男性の抜け毛に関係する病気・脱毛症
男性の抜け毛には、毛の成長に関わる変化、免疫の異常、頭皮の炎症、全身の病気など、さまざまな背景があります。同じように髪が薄く見えても、原因によって診察や治療の進め方は異なります。
また、「びまん性脱毛症」のように、原因ではなく脱毛の広がり方を表す名称もあります。名称が分かっても原因まで分かったとは限らないため、症状の経過と併せて確認しましょう。
各項目の末尾にあるセルフチェック表は、診断のためのものではありません。当てはまる項目があれば、受診時に状況を具体的に伝えるために使ってください。
男性の抜け毛に関係する病気・脱毛症
- 円形脱毛症|頭髪だけでなく眉毛・ひげ・体毛にも起こる
- AGA(男性型脱毛症)|生え際や頭頂部の毛が徐々に細くなる
- 甲状腺疾患|毛髪の変化と体調の変化がみられることがある
- 膠原病|全身や頭皮の炎症に伴って脱毛が起こることがある
- 脂漏性脱毛症|脂漏性皮膚炎に伴う頭皮の症状を確認する
- 粃糠性脱毛症|フケを伴う抜け毛と頭皮の炎症を確認する
- びまん性脱毛症|頭部全体に広がる脱毛には複数の原因がある
- 薬剤性脱毛症|薬剤やがん治療に伴って脱毛が起こることがある
- 鉄欠乏性貧血|鉄の不足に伴って抜け毛がみられることがある
- 梅毒|感染に伴って脱毛が起こることがある
- 抜毛症|自分で毛を抜く行動によって脱毛が起こる
- 頭部白癬|頭皮や毛への真菌感染によって脱毛が起こることがある
円形脱毛症|頭髪だけでなく眉毛・ひげ・体毛にも起こる
円形脱毛症は、毛を作る毛包に対する免疫の反応が関係する病気です。頭髪の一部が円形や楕円形に抜けるほか、脱毛斑が複数できたり、頭髪全体に広がったりする場合もあります。
眉毛やまつ毛、ひげ、体毛に脱毛が及ぶこともあるため、頭だけでなくほかの部位の変化も確認してください。「ストレスが原因」と決めつけて、生活改善だけで対処することは避けましょう。
新しい脱毛斑が増える、既存の脱毛斑が広がる、短期間で多くの毛が抜ける場合は、早めに皮膚科へ相談する目安になります。
参照:日本皮膚科学会「円形脱毛症とはどのような病気なのでしょうか?」
日本皮膚科学会「円形脱毛症になったら医師の診察をうけたほうがいいのでしょうか?」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 円形・楕円形の脱毛斑に気づいた | 見つけた時期、部位、最初の大きさ |
| 脱毛斑が増える・広がる・繰り返す | 増え方と過去の脱毛・治療の経過 |
| 眉毛・ひげ・体毛も抜けている | 頭髪以外のどの部位に変化があるか |
AGA(男性型脱毛症)|生え際や頭頂部の毛が徐々に細くなる
AGAは、男性ホルモンの作用などによって毛の成長期が短くなり、太く長い毛が育ちにくくなる脱毛症です。前頭部の生え際や頭頂部を中心に、毛が徐々に細く短くなり、地肌が目立ってくる傾向があります。
家族に似た薄毛があることも判断材料になりますが、家族歴だけでAGAとは診断できません。急激な脱毛、強い頭皮の炎症、眉毛や体毛の脱毛がある場合は、別の原因がないか確認する必要があります。
以前の写真と比べて生え際や頭頂部が変化している場合は、その写真も診察時の参考になります。治療を考える際は、まず医師に原因を確認してもらいましょう。
参照:日本皮膚科学会「男性型脱毛症ではなぜ薄毛になるのでしょうか?」
米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 生え際や頭頂部の地肌が目立つ | 気づいた時期と変化した場所 |
| 以前より毛が細く短く見える | 過去の写真や毛量の変化 |
| 家族にも似た薄毛がある | 家族の薄毛が目立つ部位や、目立ち始めた年齢 |
DMMオンラインクリニックでは、生え際や頭頂部の薄毛について、ビデオ通話で医師に相談できます。AGA治療の診察料は0円です。
以前の写真と比べて変化が気になる方は、無料診療を予約し、症状の経過や治療の希望を伝えてみましょう。
甲状腺疾患|毛髪の変化と体調の変化がみられることがある
甲状腺の働きに異常があると、毛髪に変化がみられることがあります。例えば甲状腺機能低下症では、髪や皮膚の乾燥に加え、疲れやすさ、寒がり、体重の増加などが現れる場合があります。
ただし、これらの症状は甲状腺疾患以外でも起こります。抜け毛と体調の変化が重なっていても、それだけで甲状腺の病気とは判断できません。
内科やかかりつけ医には、毛髪の変化と全身の症状がそれぞれいつから始まったかを伝えましょう。甲状腺機能の血液検査が必要かどうかは、問診や診察を踏まえて医師が判断します。
参照:米国国立糖尿病・消化器病・腎疾病研究所「Hypothyroidism」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 抜け毛と髪・皮膚の乾燥が気になる | 毛髪と皮膚の変化が始まった時期 |
| 疲れやすさ・寒がりなどもある | 抜け毛以外の症状と続いている期間 |
| 甲状腺疾患の治療歴がある | 病名、治療内容、最近の検査や薬の変更 |
膠原病|全身や頭皮の炎症に伴って脱毛が起こることがある
膠原病には、全身性エリテマトーデス(SLE)など、免疫の異常によって皮膚や関節、臓器に炎症が起こる病気が含まれます。その症状の一つとして、脱毛がみられる場合があります。
SLEでは、脱毛に加えて関節の痛み、発熱、顔や体の発疹などが現れることがあります。女性に多い病気ですが、男性にも起こるため、性別だけで可能性を除外することはできません。
頭皮の病変によっては、毛包が傷ついて毛が戻りにくくなることもあります。抜け毛だけでなく頭皮や全身の症状がある場合、皮膚科と内科・かかりつけ医に伝え、すでに膠原病の治療を受けている方は担当医にも相談してください。
参照:米国国立関節炎・筋骨格・皮膚疾患研究所「Systemic Lupus Erythematosus」
日本皮膚科学会「他の病気と関連する脱毛はありますか?」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 抜け毛と関節の痛み・発熱・発疹がある | 症状の組み合わせと現れた順番 |
| 脱毛部に赤みや皮膚の変化がある | 頭皮の変化が続く期間と写真 |
| 膠原病の診断・治療を受けている | 病名、最近の体調、使用中の薬 |
脂漏性脱毛症|脂漏性皮膚炎に伴う頭皮の症状を確認する
「脂漏性脱毛症」は、脂漏性皮膚炎に伴って抜け毛がみられる状態を指して使われることがあります。脂漏性皮膚炎は、皮脂の多い部位に赤み、かゆみ、フケなどが起こる皮膚の病気です。
頭皮のべたつきと抜け毛があっても、それだけで脂漏性皮膚炎が原因とは判断できません。フケを伴うほかの皮膚疾患や、AGAなどが重なっている可能性も診察で確認します。
強く洗う、爪でフケをはがすといった刺激は避けてください。赤みやかゆみが続く場合は、洗髪方法を変えるだけで済ませず、皮膚科で頭皮の状態を診てもらいましょう。
参照:鳥取県医師会「脂漏性皮膚炎」
DermNet「Tinea capitis」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| フケと赤み・かゆみが続いている | 症状が出る部位、期間、繰り返しの有無 |
| べたつきと抜け毛の変化がある | それぞれに気づいた時期 |
| 洗髪や頭皮用製品の変更後に悪化した | 変更した製品と使用開始日 |
粃糠性脱毛症|フケを伴う抜け毛と頭皮の炎症を確認する
粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)は、フケを伴う頭皮の状態と脱毛を関連づけて説明するときに使われる名称です。脂漏性皮膚炎に伴ってみられることもあり、前の項目と完全に別の病気として切り分けられるとは限りません。
フケの量や乾いた見た目だけで、抜け毛の原因は分かりません。頭皮の炎症や感染症など、フケに似た症状を起こす原因もあるため、「毛穴にフケが詰まったから抜けた」と自己判断しないようにしましょう。
受診時には、フケだけでなく赤み、かゆみ、痛み、毛が切れている部分の有無も伝えてください。繰り返すフケと抜け毛が気になる場合は、皮膚科で原因を確認することが大切です。
参照:鳥取県医師会「脂漏性皮膚炎」
DermNet「Tinea capitis」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| フケが繰り返し出て抜け毛も気になる | フケと抜け毛が始まった時期 |
| フケに加えて赤み・かゆみ・痛みがある | 症状の強さと出ている場所 |
| 一部の毛が短く切れたように見える | 毛が切れている部位と皮膚の変化 |
びまん性脱毛症|頭部全体に広がる脱毛には複数の原因がある
びまん性脱毛症は、特定の一か所ではなく、頭部全体に広く脱毛や薄毛がみられる状態です。女性だけに起こるものではなく、男性にもみられます。
「びまん性」は広がり方を示す言葉であり、一つの原因を指す名称ではありません。病後の休止期脱毛、甲状腺の異常、鉄不足、薬剤の影響など、さまざまな原因が考えられます。
診察では、急に抜け毛が増えたのか、時間をかけて毛が細くなったのかも重要です。食事量や体重の変化、病気・手術の経過、使用中の薬などを伝え、必要に応じて原因を調べます。
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 頭部全体の毛量が減ったように見える | 変化した範囲と気づいた時期 |
| 急に抜け毛が増えた・徐々に薄くなった | 増え方、以前の写真との違い |
| 病気や手術、食事量や使用する薬の変化があった | 出来事の日付と抜け毛開始の前後関係 |
薬剤性脱毛症|薬剤やがん治療に伴って脱毛が起こることがある
薬剤性脱毛症は、薬の影響によって起こる脱毛です。抗がん剤などで毛の成長が妨げられる場合もあれば、薬の使用に伴って毛周期が変化し、しばらくしてから抜け毛が増える場合もあります。
がん治療では、薬剤だけでなく、頭部への放射線治療でも脱毛が起こることがあります。脱毛の範囲や回復の見通しは、治療の種類・内容によって異なります。
薬を始めた後に抜け毛が増えても、時間の前後関係だけで薬が原因とは断定できません。自己判断で中止・減量せず、処方医に薬の名前、開始日や変更日、抜け毛に気づいた日を伝えてください。
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Who gets and causes」
DermNet「Diffuse alopecia」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 薬の開始・変更後に抜け毛が増えた | 薬名、開始・変更日、抜け毛の開始日 |
| 複数の薬やサプリメントを使っている | お薬手帳、市販薬・サプリメントの一覧 |
| がん治療を受けている・受けた | 治療の種類、実施時期、脱毛の範囲 |
鉄欠乏性貧血|鉄の不足に伴って抜け毛がみられることがある
鉄欠乏性貧血は、鉄が不足して十分な赤血球を作れなくなる状態です。疲れやすさ、息切れ、動悸などのほか、抜け毛がみられることもあります。ただし、抜け毛がある人すべてに鉄不足があるわけではありません。
男性で鉄欠乏性貧血が見つかった場合は、食事内容だけでなく、出血や吸収の問題など、鉄が不足した理由を調べることも大切です。抜け毛の対策だけで終わらせないようにしましょう。
鉄剤やサプリメントを自己判断で飲み始める前に、内科などで検査の必要性を相談してください。貧血や鉄不足が確認された場合は、原因と程度に応じて治療を受けます。
参照:英国NHS「Iron deficiency anaemia」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 抜け毛と疲れやすさ・息切れ・動悸がある | 症状が始まった時期と日常生活への影響 |
| 食事量が減った・食事が偏っている | 最近の食事内容と体重の変化 |
| 貧血を指摘された・出血が気になる | 健診結果、出血の部位や時期 |
梅毒|感染に伴って脱毛が起こることがある
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌による感染症です。進行の段階によって症状が異なり、第2期には、まだらな脱毛がみられることがあります。
手のひらや足の裏を含む発疹、発熱、リンパ節の腫れなどを伴う場合もあります。ただし、脱毛の見た目だけでは梅毒かどうか分からず、感染していても目立つ症状がない時期があります。
感染の心当たりがある場合は、抜け毛以外の症状の有無にかかわらず、皮膚科や性感染症を扱う医療機関に相談してください。発疹や脱毛が落ち着いても、感染が治ったとは限りません。検査と治療の必要性を医師に確認しましょう。
参照:米国疾病予防管理センター「About Syphilis」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| まだらな脱毛と発疹などがある | 脱毛・発疹が出た時期と部位 |
| 感染が心配な性的接触があった | 心当たりの時期と過去の検査歴 |
| 過去に症状が出て自然に消えた | 当時の症状と治療を受けたかどうか |
抜毛症|自分で毛を抜く行動によって脱毛が起こる
抜毛症は、自分で毛を抜く行動によって脱毛が起こる状態です。頭髪に限らず、眉毛などの毛を抜く場合もあります。子どもだけでなく、大人にもみられます。
本人が抜いていることを意識している場合と、気づかないうちに手が伸びている場合があります。脱毛部分に長さの異なる毛が残ることもありますが、見た目だけで円形脱毛症などと区別するのは難しい場合があります。
まず皮膚科で頭皮と毛の状態を確認し、抜く行動が続く、やめたいのにやめられない、生活上の苦痛がある場合は、心療内科や精神科などへの相談も検討します。本人を責めるのではなく、抜いてしまう場面や困りごとを伝えてください。
参照:日本皮膚科学会「毛を抜く癖がありますが脱毛症になりますか?」
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| 毛を抜く行動に気づくことがある | 抜く部位、頻度、どのような場面か |
| 無意識に毛を触る・抜いてしまう | 気づきやすい時間帯や状況 |
| やめられず苦痛や生活上の支障がある | 困っていることとこれまでの対処 |
頭部白癬|頭皮や毛への真菌感染によって脱毛が起こることがある
頭部白癬(とうぶはくせん)は、白癬菌という真菌が頭皮や毛に感染する病気です。子どもに多いものの、成人にも起こります。フケのような皮むけ、赤み、かゆみとともに、毛が切れたり部分的に抜けたりする場合があります。
強い炎症が起こると、痛みを伴う腫れや膿がみられ、毛が戻りにくくなることもあります。フケ対策だけで様子を見続けず、皮膚科で確認してください。診断には、頭皮や毛を採取して真菌を調べる検査などが用いられます。
治療は医師が感染の状態に応じて判断します。感染が疑われるときは、家族とのブラシやタオルの共用を避け、ペットとの接触や周囲の同様の症状も診察時に伝えましょう。
セルフチェック:受診時に伝える内容
| セルフチェック項目 | 該当する場合に医師へ伝えること |
|---|---|
| フケのような皮むけと毛切れ・脱毛がある | 出ている部位と始まった時期 |
| 脱毛部分が痛い・腫れる・膿が出る | 悪化の速さ、痛みや腫れの程度 |
| 周囲に似た症状がある・動物と接触した | 家族の症状、共用物、ペットとの接触 |
病後や髪への負担でも男性の抜け毛が増える
抜け毛は、病気の最中だけでなく、回復してしばらくたってから増える場合もあります。また、髪を強く引っ張る習慣による脱毛は、全身の病気が原因の脱毛とは分けて考えます。
最近の体調だけで原因を探すと、数か月前の発熱や手術を見落とすことがあります。抜け毛に気づいた日と、その前にあった出来事を時系列で整理してください。
病後や髪への負担でも男性の抜け毛が増える
参照:米国皮膚科学会「Do you have hair loss or hair shedding?」
日本皮膚科学会「ヘアスタイルと脱毛症の関係はありますか?」
休止期脱毛|重い病気や大きな手術の後に抜け毛が増えることがある
休止期脱毛は、毛の成長が休止期へ移ることで抜け毛が増える状態です。重い病気や高熱、大きな手術、急な体重減少などがきっかけになることがあります。
きっかけの直後ではなく、数か月ほどたってから頭部全体の抜け毛が増える場合があります。体調が戻った後に抜け始めても、過去の出来事が診察の手がかりになります。
回復に向かう場合もありますが、長引く脱毛や別の原因が重なることもあります。「病後だから待てばよい」と決めつけず、増加が続く場合や毛量の減少が気になる場合は皮膚科へ相談しましょう。
診察のために時系列で整理すること
- 発熱、入院、手術があった時期
- 食事量や体重が大きく変わった時期
- 抜け毛に気づいた時期と、その後の増減
参照:米国皮膚科学会「Do you have hair loss or hair shedding?」
DermNet「Diffuse alopecia」
新型コロナウイルス感染症|回復後に抜け毛が増えることがある
新型コロナウイルス感染症から回復した後に、抜け毛が増えることがあります。多くは感染や発熱などをきっかけにした休止期脱毛として説明され、感染から2〜3か月ほど後に気づくこともあります。
ただし、感染後の脱毛がすべて休止期脱毛とは限りません。円形脱毛症など、別の脱毛症がみられる場合もあるため、脱毛斑や頭皮の異常があるときは受診して確認してください。
相談時には、感染した時期、発熱などの症状、治療で使った薬、抜け毛が始まった時期を伝えましょう。回復までの経過には個人差があり、一定期間で必ず元に戻るとは言い切れません。
回復後の抜け毛で確認したい変化
- 頭部全体の抜け毛か、一部に脱毛斑があるか
- 頭皮に赤み・痛み・フケがあるか
- 抜け毛が減っているか、増加や毛量の減少が続いているか
参照:米国皮膚科学会「Can COVID-19 cause hair loss?」
牽引性脱毛症|髪を強く引っ張る習慣が脱毛につながる
牽引性脱毛症は、毛が持続的に強く引っ張られることで起こる脱毛です。髪をきつく結ぶ、引っ張る力がかかる髪型を続けるなど、毛に負担をかける習慣が関係します。
引っ張られている生え際などに毛量の減少があれば、まず負担を減らすことが大切です。結び方や髪型を見直し、痛みやつっぱりを我慢して同じ状態を続けないようにしてください。
早い段階で負担を減らすと改善する場合がありますが、長期間の牽引によって毛包が傷つくと、毛が戻りにくくなることもあります。薄くなった部分が気になる場合は、普段の髪型を医師に伝えましょう。
髪への負担を減らす見直し
- きつい結び方を緩める・強く引っ張る髪型を休む
- つっぱりや痛みが出る固定方法を見直す
- 薄くなった場所と、引っ張られる場所を診察時に伝える
参照:日本皮膚科学会「ヘアスタイルと脱毛症の関係はありますか?」
病気による抜け毛のサイン
抜け毛に病気が関係するかどうかを、自分で確実に判断することはできません。ただし、脱毛が広がる、頭髪以外にも抜ける、頭皮の炎症があるといった変化は、早めに医師へ相談する理由になります。
抜けた本数を数え続けるより、どの部分が、どのくらいの速さで変わったかを確認しましょう。気づいた時点の写真があると、診察時に経過を伝えやすくなります。
参照:日本皮膚科学会「円形脱毛症になったら医師の診察をうけたほうがいいのでしょうか?」
DermNet「Tinea capitis」
脱毛斑が繰り返しできる・増える・広がる
一部の毛がまとまって抜ける脱毛斑が繰り返しできたり、数や範囲が増えたりする場合は、皮膚科で原因を確認してください。円形脱毛症だけでなく、感染症や毛を抜く行動などでも部分的な脱毛が起こることがあります。
以前に自然に毛が戻った経験があっても、今回の脱毛が同じ経過になるとは限りません。広がりを感じたら、過去の診断・治療歴と今回の変化を伝えましょう。
受診時に伝えたい脱毛斑の経過
- 最初に気づいた日と部位
- 新しい脱毛斑ができたか、範囲が広がったか
- 以前にも起こったか、その際の診断と治療
参照:日本皮膚科学会「円形脱毛症になったら医師の診察をうけたほうがいいのでしょうか?」
日本皮膚科学会「毛を抜く癖がありますが脱毛症になりますか?」
DermNet「Tinea capitis」
頭部全体の毛が急激に抜ける・眉毛や体毛にも脱毛が及ぶ
短期間で頭部全体の抜け毛が増える場合や、眉毛・ひげ・体毛にも脱毛が及ぶ場合は、AGAと決めつけず早めに皮膚科へ相談してください。休止期脱毛や円形脱毛症、全身の病気など、確認すべき原因が複数あります。
「大量に抜けた」という感覚に加え、洗髪時の変化、地肌の見え方、頭髪以外の毛の変化を伝えると、状況を説明しやすくなります。疲れや発熱などの全身症状があれば、それも併せて伝えてください。
頭髪以外も含めて確認する項目
- 頭部全体の変化に気づいた時期と増え方
- 眉毛・ひげ・体毛で抜けている部位
- 発熱、疲れやすさなど、同時期の体調の変化
参照:日本皮膚科学会「円形脱毛症とはどのような病気なのでしょうか?」
DermNet「Diffuse alopecia」
脱毛した頭皮に赤み・痛み・腫れなどがある
脱毛部分に赤み、痛み、腫れ、膿などがある場合は、頭皮の炎症や感染症が関係している可能性があります。強い炎症によって毛包が傷つき、脱毛が残ることもあるため、早めに皮膚科へ相談しましょう。
かゆい部分を強く掻く、かさぶたをはがす、刺激の強い頭皮ケアを続けることは避けてください。市販薬を次々に試す前に、医師に頭皮の状態を確認してもらいましょう。
腫れや痛みが急に強くなる、膿が出る、発熱もある場合は、予約日まで待ってよいかも含め、医療機関へ早めに連絡してください。
診察を待つ間の頭皮への配慮
- 掻く、はがす、強くこする刺激を避ける
- 症状が強まった時期と使用した製品・薬を記録する
- 痛み・腫れの悪化や発熱があれば医療機関へ連絡する
男性の抜け毛は何科に相談する?
抜け毛の原因が分からない場合や、頭皮に異常がある場合は、まず皮膚科へ相談できます。体調の変化を伴う場合は内科・かかりつけ医、薬の開始や変更後に増えた場合は処方医にも伝えてください。
複数の原因が重なっていることもあるため、受診先を一つに決めきれなくても構いません。最初に相談する医師に、毛髪・頭皮の症状と全身の変化、使用中の薬をまとめて伝えると、必要な診察や連携につながります。
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
米国国立糖尿病・消化器病・腎疾病研究所「Hypothyroidism」
原因不明の脱毛や頭皮の異常は皮膚科へ相談する
原因が分からない脱毛、部分的な脱毛斑、頭皮の赤み・かゆみ・痛みなどは、皮膚科で相談してください。皮膚科では、脱毛の範囲や毛の状態、頭皮の炎症などを診て原因を調べます。
診察は問診と頭皮の観察から始まり、必要に応じて毛や頭皮の検査、血液検査などが検討されます。すべての抜け毛に同じ検査が必要なわけではありません。
受診前には、いつからどこが変わったか、過去にも同じ症状があったかを整理しましょう。写真は同じ角度や明るさで撮ったものがあると、変化を伝えやすくなります。
皮膚科の受診前に準備するもの
- 症状の開始時期と変化した部位のメモ
- 経過が分かる過去と現在の写真
- 治療歴、使用中の頭皮用製品・薬の情報
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
体調の変化もある場合は内科やかかりつけ医にも伝える
抜け毛とともに疲れやすさ、体重の変化、寒がり、息切れ、動悸、発熱や発疹などがある場合は、内科やかかりつけ医にも相談してください。甲状腺疾患や貧血、膠原病など、全身の病気が関係していないかを確認するためです。
これらの症状があれば特定の病気だという意味ではありません。症状が始まった順番、続いている期間、健診で指摘された内容などを伝えることが、必要な検査を判断する材料になります。
すでに通院している方は、担当医に抜け毛が増えたことを知らせてください。頭皮の診察が必要な場合は、皮膚科への相談も組み合わせます。
全身の変化について伝えること
- 疲れ、体重、息切れなど、抜け毛以外の症状
- 症状が始まった時期と生活への影響
- 健診結果、持病、現在受けている治療
参照:米国国立糖尿病・消化器病・腎疾病研究所「Hypothyroidism」
英国NHS「Iron deficiency anaemia」
米国国立関節炎・筋骨格・皮膚疾患研究所「Systemic Lupus Erythematosus」
薬の開始・変更後に増えた場合は自己中止せず処方医へ相談する
薬を始めたり変更したりした後に抜け毛が増えた場合は、自己判断で中止せず、処方した医師へ相談してください。薬の影響かどうかだけでなく、治療している病気の経過やほかの原因も確認する必要があります。
処方医には、お薬手帳に加えて、市販薬やサプリメントも含めた使用状況を伝えましょう。薬を変えてよいか、続けながら経過をみるかなどは、もとの病気の治療も踏まえて判断されます。
薬の名前が分からない場合は、薬袋や説明書も参考になります。相談時には「薬を変えた日」と「抜け毛が増えた日」を分けて伝えると、前後関係を確認しやすくなります。
処方医への相談に持参する情報
- 薬名、開始日、増量・変更日が分かる記録
- 抜け毛に気づいた日とその後の変化
- 市販薬・サプリメントを含む使用中の製品一覧
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Who gets and causes」
女性・新生児にみられる脱毛
分娩後脱毛症、女性型脱毛症、新生児の脱毛は、対象となる人や背景が成人男性の脱毛とは異なります。脱毛症の一覧に並んでいても、成人男性の抜け毛の原因としてそのまま当てはめることはできません。
家族の脱毛について調べている場合に備え、それぞれの特徴を整理します。頭部全体が薄く見えるという共通点があっても、年齢や出産歴などによって確認することは変わります。
参照:米国皮膚科学会「Hair loss in new moms」
日本皮膚科学会「女性型脱毛症は男性型脱毛症とちがうのでしょうか?」
米国小児科学会「Hair Loss (Alopecia)」
分娩後脱毛症|出産後に一時的に抜け毛が増える
分娩後脱毛症は、出産後のホルモンの変化に伴って抜け毛が増える状態です。出産から数か月後に目立つことがあり、一般に一時的な経過をとります。成人男性に起こる脱毛の原因ではありません。
多くは時間とともに毛量が回復していきますが、すべての脱毛を産後の変化として片づけることはできません。脱毛斑や頭皮の炎症がある場合、出産から1年ほどたっても毛量が戻らない場合は、皮膚科へ相談する目安になります。
受診時には、出産時期、抜け毛が始まった時期、体調の変化も伝えてください。
産後の抜け毛で相談したい状態
- 一部に脱毛斑がある・頭皮に炎症がある
- 出産から1年ほど経過しても毛量が戻らない
- 抜け毛以外の体調の変化も気になる
参照:米国皮膚科学会「Hair loss in new moms」
女性型脱毛症(FAGA・FPHL)|男性型脱毛症とは区別して扱う
女性型脱毛症は、頭頂部を中心に毛が細くなり、分け目が広がるように見える脱毛症です。FAGAという表記も使われますが、男性型脱毛症と同じ仕組みで説明できるとは限らず、FPHL(女性型脱毛症)として扱われます。
女性の頭部全体の抜け毛には、女性型脱毛症以外にも、休止期脱毛や甲状腺疾患、鉄不足などが関係することがあります。分け目の見た目だけで原因を決めないようにしてください。
男性用の治療薬を家族間で共有したり、自己判断で流用したりせず、本人が皮膚科などで診断と治療方針を確認しましょう。
女性の薄毛で医師に伝える項目
- 分け目や頭頂部の変化と始まった時期
- 急な抜け毛、出産、病気などの経過
- 使用中の薬と、妊娠・授乳など治療判断に関わる情報
参照:日本皮膚科学会「女性型脱毛症は男性型脱毛症とちがうのでしょうか?」
DermNet「Diffuse alopecia」
新生児の脱毛|正常な生え替わりによる脱毛もある
新生児や乳児では、生まれたときの毛が抜けて生え替わることがあります。後頭部に摩擦による脱毛がみられる場合もあり、成人のAGAなどとは異なる背景で考えます。
ただし、頭皮の赤みや皮むけがある、脱毛が続いて心配な場合などは、小児科で相談してください。正常な生え替わりなのか、皮膚の病気などを確認する必要があるのか、診察を受けて判断します。
毛を生やす目的で成人用の育毛剤を使ったり、抜け毛を減らすために寝かせ方を自己判断で変えたりしないようにしましょう。
小児科で相談するときの確認事項
- 生まれたときの毛と現在の毛量の変化
- 毛が抜けている場所と頭皮の症状
- 脱毛が始まった時期と続いている期間
参照:米国小児科学会「Hair Loss (Alopecia)」
男性の病気による抜け毛に関するよくある質問
抜け毛が多いと、「原因は病気なのか」「治療すれば元に戻るのか」「血液検査は必要なのか」が気になるものです。いずれも、抜け毛の量だけでは判断できません。
ここでは、原因の考え方、回復の見通し、検査の必要性について、診察で確認するポイントとともに回答します。
男性の病気による抜け毛に関するよくある質問
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
男性のひどい抜け毛の原因は何ですか?
男性のひどい抜け毛には、AGA、円形脱毛症、休止期脱毛、頭皮の炎症、薬剤や全身の病気など、複数の原因が考えられます。抜けた量だけで一つに絞ることはできません。
診察では、徐々に毛が細くなったのか、短期間で抜け毛が増えたのか、頭皮や体調に変化があるのかを確認します。急な増加や脱毛斑、頭皮の痛みなどがある場合は、まず皮膚科へ相談してください。
原因の確認に役立つ3つの観察
- 経過:急に抜け毛が増えたか、徐々に毛が細くなったか
- 範囲:一部か、頭部全体か、頭髪以外にもあるか
- 伴う変化:頭皮・体調・薬・病後の経過
参照:DermNet「Diffuse alopecia」
米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
DMMオンラインクリニックでは、男性のAGA治療について診察料0円で医師に相談できます。
生え際や頭頂部の毛が徐々に細くなっていることが気になる方は、治療が必要か、どのような選択肢があるかを無料診療で相談してみましょう。急な脱毛や頭皮の赤み・痛みがある場合は、本文で案内した皮膚科への相談を優先してください。
抜け毛がひどい病気にはどんなものがありますか?
円形脱毛症、甲状腺疾患、膠原病、鉄欠乏性貧血、梅毒、頭部白癬などで脱毛がみられることがあります。AGAや薬剤性脱毛症、病後の休止期脱毛も、抜け毛や薄毛の原因として考えられます。
ただし、これらの病気があれば必ず激しく脱毛するわけではありません。また、同じ病気でも症状や脱毛の程度は異なります。病名の一覧を自分に当てはめるより、気になる症状と経過を医師に伝えてください。
病名一覧を見るときの注意
- 脱毛だけで特定の病気を判断しない
- 全身症状や感染の心当たりも受診時に伝える
- 複数の原因が重なる可能性もある
参照:日本皮膚科学会「他の病気と関連する脱毛はありますか?」
DermNet「Diffuse alopecia」
病気による抜け毛は、原因を治療すれば元に戻りますか?
原因となる病気の治療や適切な対処によって、毛量が回復する場合はありますが、必ず元の毛量に戻るとは限りません。病気の種類、毛包がどの程度傷ついているか、脱毛が続いた期間などによって見通しが変わります。
病後の休止期脱毛などでは時間とともに回復することがあります。一方、強い炎症などによって毛包が破壊され、瘢痕(傷あと)となった部分では、毛が戻りにくくなる場合があります。
治療で病気が落ち着いた時期と、毛量の変化が見える時期も同じとは限りません。診断後に、回復の見通しと再診の目安を担当医へ確認しましょう。
診断後に担当医へ確認したいこと
- 今回の脱毛では毛の回復が期待できるか
- 原因となる病気の治療方針と、毛量の変化を確認する方法
- どのような変化があれば予定より早く再診するか
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
DermNet「Tinea capitis」
日本皮膚科学会「ヘアスタイルと脱毛症の関係はありますか?」
抜け毛の原因を調べるために血液検査は必要ですか?
血液検査が必要かどうかは、問診や頭皮の診察から疑われる原因によって異なります。すべての抜け毛に必須の検査ではなく、検査項目も一律ではありません。
例えば、貧血や鉄不足が疑われれば血算や鉄の貯蔵量をみる検査、甲状腺疾患が疑われれば甲状腺機能の検査が検討されます。頭皮の感染症では、血液検査以外に毛や皮膚を調べる検査が役立つ場合もあります。
血液検査だけですべての脱毛原因が分かるわけではありません。体調の変化や健診結果、薬の使用状況を伝え、何を確認するための検査なのかを医師に聞いてください。
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
DermNet「Diffuse alopecia」
DermNet「Tinea capitis」
検査は疑われる原因に応じて選ばれます。以下は例であり、全項目を一律に行うものではありません。
| 確認したい状態 | 検討される検査の例 |
|---|---|
| 貧血・鉄不足が疑われる | 血算、フェリチンなどを必要に応じて検討 |
| 甲状腺疾患が疑われる | 甲状腺機能の血液検査を必要に応じて検討 |
| 頭皮の真菌感染が疑われる | 毛や頭皮を採取する検査などを検討 |
男性の病気による抜け毛は原因を確かめて適切な受診につなげよう
男性の抜け毛はAGAだけでなく、円形脱毛症、頭皮の炎症、全身の病気、薬剤などでも起こります。脱毛の範囲や抜けた本数だけで原因を決めず、変化の速さ、頭皮の症状、体調、薬の使用状況を整理しましょう。
原因が分からない脱毛や頭皮の異常は皮膚科、体調の変化は内科・かかりつけ医、薬の開始・変更後の抜け毛は処方医にも相談してください。急に脱毛が広がる場合や、赤み・痛み・腫れがある場合は、早めに相談する理由になります。
受診前に記録を完璧にそろえる必要はありません。分かる範囲で時期や症状を伝え、医師と原因、必要な検査、治療の進め方を確認してください。
受診前にメモしたい5つの情報
- いつから:抜け毛に気づいた時期と増え方
- どこに:頭髪の範囲、眉毛・ひげ・体毛の変化
- 頭皮は:赤み、フケ、かゆみ、痛み、腫れ
- 体調は:病気・手術の経過と全身症状
- 薬は:名前、開始・変更日、市販薬やサプリメント
参照:米国皮膚科学会「Hair loss: Diagnosis and treatment」
DMMオンラインクリニックでは、自宅からビデオ通話で男性のAGA治療について医師に相談できます。
通院の時間を取りにくい方も、診察料0円のオンライン診療で、治療内容や薬の副作用について確認できる点が特徴です。
生え際や頭頂部の薄毛の治療を検討している方は、無料診療を予約し、気になる変化を医師に伝えてください。
